和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

”青年の気概“を持って進もう!!

2009年12月24日 06時29分12秒 | 名字の言
 ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/24日(木)ー
   聖教新聞より転載          


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 野球は冬のスポーツですからーーー18歳の高校生が、テレビカメラを前に、さらっと語るのを聞き、驚いた。

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 もちろん、野球はウインタースポーツではない。10年に一人の逸材と言われる西武ライオンズの菊池雄星投手。冬にどれだけ鍛えたかが、夏に結果として表れる、と言うのだ。彼は読書家でもあり、月平均10冊は読むという。

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 今年、飛躍を遂げた、もう一人の18歳と言えば、ゴルフの石川遼選手。並み居る先輩を押しのけて、年間獲得賞金でトップに。賞金王が決まった直後、「今したいことは」と聞かれた彼は、「トレーニング」と答えた。鍛錬の冬が勝利の夏を呼ぶのだ。

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 緊張しながら、自身の”成長の一年“をとつとつと語る男子部員。その横に立った19歳の新入会の青年は、はっきりした口調で、「皆さんについて、しっかり信心を学んでいきます」と、ある区の総会での一コマ。次代を担う青年に大きな拍手が沸いた。青年の成長ほど、まぶしいものはない。若さそのものが無上の宝と言えよう。

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 それは若者だけに限らない。仏法では、すべての人に無限の可能性があると説く。”青年の気概“とは、自身の可能性を信じ、鍛錬を重ねることだ。いかに厳しい”冬“であろうと、胸を張って進もう。                        (扶)



                

「創価学会の世界」

2009年12月21日 08時45分01秒 | 名字の言
 ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/21日(月)ー
   聖教新聞より転載          


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 大阪・豊中総県・池田圏の、あるブロック座談会。この1年間の同志の皆さんへの感謝を、どう伝えようか。知恵をしぼった。

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 当日、じつに16種類もの賞を考え、手作りの表彰状を手渡した。
 「無冠の友賞」「挑戦賞」「教学大勝利賞」「題目賞」「親孝行賞」「天真爛漫賞」「おしどり賞」「愛情賞」等々、一人一人の特長に合った表彰。贈る方も贈られる方も笑顔の、とびきり明るい感動的な座談会に

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 初参加の方には「ようこそ賞」。出色だったのは地区部長がもらった「聞いてくれたで賞」。「あなたは婦人部の声をいつも笑顔で聞いてくれて、何でも話せる元気な地区にしてくれています」。じつは表彰状づくりを担当した婦人部員はパソコンが苦手。学会に理解のある未入会の夫に頼むと快く引き受けてくれ、一緒に前日深夜まで準備を

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 「陰徳あれば陽報あり」(御書1178㌻)。平和・文化・教育の万般にわたる広宣流布の運動を、無数の”陰の人“が支えている。忘れてはならない。感謝の「心」を「かたち」にし、陰徳を陽報たらしめる努力あってこそ、仏法が輝くことを

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 皆で励ます。皆で苦しみを分かち合い、師と共に難を乗り越える。これが「創価学会の世界」である。                (寅)      

自体顕照の姿で…

2009年12月19日 05時51分37秒 | 名字の言
   ※ 北斗七星 ※

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ー2009/12/1(土)ー
   聖教新聞より転載 


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 「年ぐれに としがゆくとは思ふなや としは毎日毎時ゆくなり」。若き日の西田幾多郎が120年前に詠んだ。苦難の連続の中、努力を重ね、日本を代表する哲学者として大成。和歌には、いかなる時でも、日々、精進を欠かさない不屈の決意がみなぎる。

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 この年末も、学会の前進は「月月・日日につより給へ」(御書1190㌻)の御金言通り、明年へ勢いを増している。地域の発展に伴い、地区が分割された組織がある。二人の好対照の地区部長が誕生した。

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 一人は、これまで引っ越しなどで何度も地区部長を歴任。国内で4回、アメリカで1回、今度で6回という。青年部時代に受けた師の激励を胸に、原点に返って奮闘を誓う。もう一人は「口下手で不器用。役職を受けていいのか悩んだ」と語る新任。とはいえ、誰もが認める情熱家。自営で地元に根を張り、亡き妻の分まで地域広布に走る。

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 地涌の人材は実に多彩だ。人にはそれぞれ得て不得手があり、使命の道も千差万別。「西田哲学」と呼ばれる独自の哲学体系を築いた哲人は、「己を尽しきった所生きたものが生れる」と断言した。

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 自己を磨き、自分らしく輝きわたる自体顕照の姿で、友に勇気と希望と蘇生の光を注ぐ。そこに広布のたゆみない歩みもある。        

           (杏)                      

信心の喜びを語りに語って行きたい。

2009年12月17日 16時47分38秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/17日(木)ー
   聖教新聞より転載          


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 「感動は心の中に起こる地震ですよ。心の底からぐーっとひっくり返していく」。   童話作家の椋鳩十の言葉だ」(『感動は心の扉をひらく』あすなろ書房)

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  仕事もそう。感動がなくなると、惰性が始まり、マンネリ化する。コーヒー会社を興し、現在、名誉会長の鳥羽博通氏。“一杯のコーヒーを通じて、安らぎと活力を提供”が信念。当然、商売は弱肉強食の世界だ。商売、店舗、人の魅力を高め、刻々と変化する現状を打破しなければならない。

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 そうした努力の上で「うまさとは人の感動を呼び起こすものでなければならない。」と同氏( 『想うことが思うようになる努力』プレジデント社)。飽くなき味への探求である。“お客さまに喜んでもらいたい”という商売の原点がある。自分が感動していなければ、人を感動させることはできない。仕事に感動があるからこそ、顧客の心をつかんでいくのだろう。

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 法華経は「五十展転」の法理を説いている。法華経を聞いて随喜し、その感動を人に伝えて、50人目に伝え聞いた人の功徳でさえ絶大である、と

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  御書に「随喜する声を聞いて随喜し」(1199㌻)とある。自分が随喜しているからこそ、人も随喜する。わき上がる信心の喜びと感動を語りに語っていきたい。
                                    <敬>

ある壮年部員の「教学部初級試験」の合格を喜ぶ

2009年12月12日 06時05分02秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/8(火)ー
   聖教新聞より転載          


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 山形県酒田市の「土門拳記念館」で、生誕100年記念展を見た。写真家として名をはせた氏の力作が並ぶ会場の一角に、ぎこちない曲線で描かれた絵画が飾られていた。

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 氏は生前、脳内出血に倒れ、右半身の自由を奪われた。病と闘いながら、左手で描いた絵には、圧倒的な存在感があった。技巧を超越し、見る人の心を揺さぶるものは、氏が絵筆に込めた「生きる気迫」であったにちがいない。

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 先月、実施された教学部初級試験に、ある壮年部員が挑戦した。昨年、脳梗塞を患い、不自由な右半身のリハビリは今も続く。それでも、「いよいよ、自身の信心が試される時!」と、宿命の転換に挑み続ける。

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 教学を研鑽した自作のノートを見せてもらった。筆圧の加減が難しいのだろう、全身で書いたと想われる文字は、ところどころ、ペン先が紙を突き抜け、穴を開けていた。Ⅰ文字、Ⅰ行、Ⅰページ………。Ⅰヵ月も要して、書き記せたのは、わずかに十数ページ。しかし、そこには、仏法を学び、生き抜く力を体得してみせるとの「負けじ魂」がほとばしり出ていた。

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 先日、彼に合格の報が届いた。ことのほか喜ぶ彼の姿に、胸が熱くなった。人生勝利の哲学を実践し抜く笑顔が、同志の心に焼き付いた。
                     (城)     

一人を大切にする心

2009年12月08日 07時00分18秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/8(火)ー
   聖教新聞より転載          


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 農村部の友と懇談し、彼の持論を興味深く聞いた。直販ルートの開拓で購買者を増やした秘訣は、「縁した一人の顧客を満足させること」と。評判のサクランボ栽培で心がけていることを訪ねると、「基本品種の佐藤錦を完璧に育てること」と話してくれた。

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 「一は万が母」の御聖訓の通り、どんな拡大も”一人“から始まる。基本や原点をおろそかにすれば、すべては砂上の楼閣に帰すことだろう。

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 話が師との出会いに及んだ。かって池田名誉会長は激励のため、彼の果樹園を訪れた。「君の家族にも会おう」と自宅まで足を延ばした。玄関先に待つ彼の祖母と握手をし、渾身の激励を。祖母は、家族が存分に学会活動できるよう、わが家を守るのが使命だと語った。

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 後年、彼が青年部の交流団で中国を訪れた際、名誉会長の写真展を鑑賞したことがある。その会場で、ある写真を目にした。師と祖母が握手を交わした、あの瞬間を収めた一枚だった。「ああ、ばあちゃんが先生と世界を回っている」。涙が流れた。

          ▼

 今や、世界に開かれた広布も、原点は、目の前の一人を励まし、善のスクラムを拡大し続けた名誉会長の信念の行動にある。一枚の写真から見える「一人を大切にする心」を、わが地域に広げたい。         

        (城)                                       

2009-12-08 06:58:33

2009年12月08日 06時58分33秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/8(火)ー
   聖教新聞より転載          


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 農村部の友と懇談し、彼の持論を興味深く聞いた。直販ルートの開拓で購買者を増やした秘訣は、「縁した一人の顧客を満足させること」と。評判のサクランボ栽培で心がけていることを訪ねると、「基本品種の佐藤錦を完璧に育てること」と話してくれた。

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 「一は万が母」の御聖訓の通り、どんな拡大も”一人“から始まる。基本や原点をおろそかにすれば、すべては砂上の楼閣に帰すことだろう。

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 話が師との出会いに及んだ。かって池田名誉会長は激励のため、彼の果樹園を訪れた。「君の家族にも会おう」と自宅まで足を延ばした。玄関先に待つ彼の祖母と握手をし、渾身の激励を。祖母は、家族が存分に学会活動できるよう、わが家を守るのが使命だと語った。

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 後年、彼が青年部の交流団で中国を訪れた際、名誉会長の写真展を鑑賞したことがある。その会場で、ある写真を目にした。師と祖母が握手を交わした、あの瞬間を収めた一枚だった。「ああ、ばあちゃんが先生と世界を回っている」。涙が流れた。

          ▼

 今や、世界に開かれた広布も、原点は、目の前の一人を励まし、善のスクラムを拡大し続けた名誉会長の信念の行動にある。一枚の写真から見える「一人を大切にする心」を、わが地域に広げたい。         

        (城)                                       

民主党の「事業仕分け」

2009年12月05日 04時58分05秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/5(土)ー
   聖教新聞より転載 


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 20年ほど前、ある大学の学生部員たちが、大学祭で反戦をテーマに展示を行い、各界の識者に戦争体験を聞き取ったことがある。彼らは日本を代表する評論家である加藤周一さんのもとを訪れた。

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 創価学会員であることを告げると、加藤さんは自宅への来訪を快諾。学生数人を相手に、戦時に平和運動を貫く難しさを話してくれた。そして、まさに戦争中に獄死した、牧口常三郎初代会長の生涯に触れた。「あのような生き方は、できるものではない」と

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 さらに加藤さんは、ニューヨークや東京などで池田名誉会長と語らいを重ねた思い出に言及。「三代の会長の理想を受け継ぎ、学会の活動をがんばってください」と励ました。驚き喜んだ学生たちは勇んで企画に打ち込んだ。

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 「友のために『頭』を使い、『心』を使う。それが真実の指導者である」と、名誉会長は常々語る。その言葉通り、心ある人々との交流を広げてきた師の歴史を、学生たちが実感する好機となった。

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 加藤さんは創価大学の講演会で、日本的な集団主義に流されないためには「自分を越えるものを持たなければならない」と訴えた。人間を愛し、自己を超越する価値を探求し続けた加藤さんが亡くなり、きょうでⅠ年。友誼の歴史は光り続ける                                 

              (寅)  

わたしの創立80周年運動

2009年12月03日 04時46分10秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/3日(木曜日)ー
   聖教新聞より転載 


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 「してあげたこと」「一緒に楽しめたこと」「心を動かされたこと」の三つの観点から、きょう一日の子どもとの関係を、振り返って書きつづってみるーー。好評をいただいている教育欄の連載「お母さんにエール!」。この欄で、創価大学の鈎(まがり)治雄教授が「振り返り法」を提案されていた(11月30日付)

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 一日の終わりのわずかな時間、毎日の子どもとのかかわり、子育ての楽しみ、感動や学びを、前向きに点検することが、親子関係に潤いを与え、共に成長していくきっかけになるという。

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 草創期を戦い抜いた先輩の実践を想起した。会員の激励、友人との仏法対話に奔走する日々。帰宅後、その日、接した方の様子をノートに。何を聞いたか、どう激励をしたか、どう対処したか。書き終えたノートを御宝前に置き、一人一人の幸福と成長を祈る。この繰り返しが、友との強いきずなを築いた、と

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 私たちも、「人と会う」日々。「誰と会い、何を訴えたか、その人の長所は何か」等を、書きつづってみる。そして、その人を思い、幸福を祈り次の対話へ。その集積が信頼を深めていく。これも「わたしの創立80周年」の一つと言えよう。

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 「会う」は「値う」とも。会うことから価値は生まれることを銘記したい。                       

        (弥)  

未来部勝利月間!(^o^)

2009年12月02日 06時21分53秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/12/2日(水)ー
   聖教新聞より転載 


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 九州の第2回「中学生・高校生主張大会」。入賞者の原稿をまとめた小冊子を読んで、心洗われる思いがした。青春の日々に直面する苦難を、勇気と励ましで克服した未来部員の赤裸々な戦いがつづられている。

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 いじめを乗り越えた女子中等部員。学校との話し合いに奔走する父、一緒に祈ってくれた母。池田名誉会長の『希望対話』に勇気をもらった。「お父さんとお母さんの娘に生まれてきて本当に良かった」と彼女。また、まる女子高等部員は、信心強情な亡き祖母との最後の約束である創価大学進学を決意し、「私の心の中に生き続ける祖母を(入学式に)連れて行きます」

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 耳に障害がある男子中等部員。両親や未来部担当者への感謝を述べ、「困った人を救っていける、大きな人間になっていきます」と

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 青少年にとって、直面する問題は初めてのことばかり。だからこそ、彼らを支え、相談に乗ってあげることのできる”先輩“が大切になってくる。池田名誉会長は、後継の友を「無限の可能性を秘めた大事な存在」「未来を開きゆく宝の人材」と讃える。

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 尊き使命の人を各部一対で励ます「未来部勝利月間」がスタートした。(23日まで)。「未来からの使者」との思いで祈り接し、大いに励ましを送ろう。


        (啓)                     

さあ!創価完勝へ…

2009年11月30日 07時07分54秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/11/30日(月)ー
   聖教新聞より転載 


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 「一人のために、みんなで祈ろう」との呼びかけに地区の有志が集まった。その名も「応援座談会」

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男子部の友がリストラに。次の仕事が決まらない。皆で一緒に励まそう。会場には「祈る!○○君の就職大勝利」との張り紙も。唱題半ば、彼の背が震えた。「みんなが、ぼく一人のために祈ってくれる。それを思うと、涙が止まらなくなりました」。大感激をパワーに変えて、ほどなく彼が再就職を勝ち取ったことは言うまでもない。

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 隣の地区では、受験を控えた未来っ子のため、本人の意向に合わせて激励会を。「△△君ガンバレ!合格祈る!!生い立て、世界平和のリーダーに!」との垂れ幕に、少年のほおは紅潮。父親もはにかみつつ、久方ぶりに姿を現した。終わって皆で記念撮影。勢いあふれる笑顔の写真は、少年にとって一生の思い出になるだろう。

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 池田名誉会長は、「一人の学会員の中に、全創価学会があります。ゆえに、目の前の一人の学会員を励ませば、創価学会全体が元気になります」と。自分のためのみならず、友のためにこそ強く祈る。これこそ仏法の人間主義だ。

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 「わたしの創立80周年運動」は友への励ましからーーと。皆、朗らかに。創価完勝へのたくましい前進力も、ここに生まれる。           


        (雄)                        

生涯青春(^o^)!

2009年11月29日 06時53分46秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/11/29(日)ー
   聖教新聞より転載 


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 77歳の宝寿会(多宝会)の支部責任者と家庭訪問。「お顔を拝見に来ましたよ」。相手の顔がほころんだ。

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 独り暮らしの方もいる。家族と同居でも、昼間は一人というのがご時世。話は、近況、体の具合……果ては戦時中、兵役で中国を転戦したことまで、聞き役に徹しながら「私たちの世代は、共産主義の国へ行って友好を説くなんて考えもしなかった。それを、池田先生がされた。真実を語らないなんて、もったいない」

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 辞去すると、手製のメモ帳を取り出した。一枚に一人の名前と訪問日などが記されている。「前回のことを忘れて不快な思いをさせては申し訳ない」。その心に脱帽

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 65歳以上は全国に約2900万人。女性では4人に1人、男性でも5人に1人の割合。高齢社会のマイナス面を煽るマスコミね論調も目に付く。人生の年輪を生かし、生きる目標を胸中に輝かせていけるよう。応援する社会にしなくてはと痛感する。

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 高齢者に充実の人生をと始まった本紙の「いきいき広場」は今月、8年目に。登場する人に共通するのは、”人のために尽くす“ ”皆の幸せこそ私の生きがい“との使命感。セネカは「老年は喜びに満ちた年齢」(中野孝次訳)と。貢献の人生に生きる創価の友こそ生涯青春の模範である。
        (葉)   

さあ! きょうも”一歩“前進しよう。

2009年11月27日 04時31分43秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/11/27(金)ー
   聖教新聞より転載 


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 京都市内を流れる高瀬川沿いに、建築家の安藤忠雄氏が手掛けた商業施設がある。当初、川に背を向けて建物が並んでいる風景は、川が邪魔物扱いされているように映った。”京都の街は水とのかかわりが深い。それを象徴する建物に“。氏のアイデアは、川の護岸を切り崩し、水面に手が届く高さに施設の最下層を造ることだった。

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 行政側は「建築のために護岸を切り崩した前例はない」と否定。氏は、過去のデータをもとに水量を予測するなど説明を繰り返し、最終的には安全面でも太鼓判を押された。完成から数年後、隣接する敷地には同じ考え方で増築も許可された。(『建築家・安藤忠雄』)

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 「前例がないから」。それを理由にあきらめるか。あるいは、知恵を振り絞り、解決への糸口を探り出すか。情熱の真価が、そのときにこそ問われる。

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 ”前例がない“壁を打ち破る。それは、きのうの自分を超える”勇気の一歩“から始まる。物事の正否には、そうした一歩が必ずある。またリーダーは、同志の”一歩“を見逃さず、追い風となるよう激励を重ねたい。

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 「祈り、そして一歩を踏み出して、行動を起こしていくところから、すべてが始まる」と池田名誉会長。さあ、きょうも”一歩“を踏み出そう。       

「師弟の教学」試験まで、あと4日!

2009年11月25日 07時03分29秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/11/25(水)ー
   聖教新聞より転載 

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 教学部初級試験と青年部教学試験3級の実施まで、あと4日。全国の津々浦々で、日蓮大聖人の仏法哲学を研鑽する「大教学運動」がたけなわだ。この運動は世界でも進む。

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 来月、教学部初級試験が行われる南米ウルグアイ。日本から見ると、地球の反対側に位置する。スペイン語圏の同国は、昨年のスペイン語版御書の刊行以来、求道の息吹きがみなぎる。それまでは、ポルトガル語版の御書をスペイン語に翻訳するなどして学んでいたという。

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 本年に入り、教学部が発足。以来、御書の勉強会を定期的に開催。「参加者の信心の成長が本当にうれしいんです」。こう笑顔で語るのは、ドゥアルテ副教学部長。「私が心を砕いていることは、御書に込められた大聖人の心ーー『師弟の信心』を伝えていくことです」と力を込める。

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 教学は信心の背骨である。信心即生活ゆえに、人生の背骨でもある。「大聖人直結の正しい『師弟の教学』があったからこそ、私は、勝利を開くことができた。教学において、己義ほど恐ろしいものはない。それゆえ、正しき師弟が何よりも大切である」と池田名誉会長。

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 私たちも「師弟の教学」を「人生の骨格」としていきたい。「師弟相違せばなに事も成(なす)べからず」(御書900㌻)である。                         (側)

創価教育の理念

2009年11月23日 08時47分09秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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ー2009/11/23(月)ー
   聖教新聞より転載 

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1969年(昭和44年)11月、創価大学の設立審議会委員との懇談会で、創立者の池田会長(当時)は、参加者に”あるもの“を贈った。それは、大学の建設現場から出土した500万年前のものと推定される「埋もれ木」だった。

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 長い眠りから覚めた埋もれ木は、漆器などに生まれ変わる。職人の手で新たな命を吹き込まれ、再び深い気品を保ちながら、趣のある輝きを放つ。

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 仙台市の埋もれ木細工職人と懇談したことがある。埋もれ木を使った作品は、刃物で削り、つや出しに漆を塗るが、その直前の「研ぎ」という磨き作業に作り手の腕が問われるらしい。人の目ならごまかせる程の磨き残しも、漆を塗れば、粗は歴然とわかってしまうという。

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 職人いわく、「手抜き糊塗する技術を考慮した製造方法では、本物のもの作りの精神に磨きがかからない」。本物を作るうえで、寸分でもごまかしがあれば、「時」に耐えることはできない。

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 教育とは、いかなる人生の艱難辛苦があろうと、それに耐え抜き、勝ち抜く力を養うことであろう。そこに”手抜き“があれば、人材は育たない。一人として、不幸の闇に埋もれさせはしないーーそうした創価教育の理念と実践に、今、世界の多くの識者が期待を寄せる。


        (城)