2014/08/30(土曜日) 朝のうちは雨後曇り午後一時晴れ間
午前中は用事で工作は出来ないと思っていたが天気が悪かったので予定が変わって
昼前に帰宅できた。
急いで工作場を準備して作業に取り掛かった。
今日はコンロッドを工作した。
このコンロッドは後からクランクに取り付けられるようにビッグエンドはクランクピンを挟むように
上下に分割できるようにしてある。
小さな部品なので工作はなかなか面倒だ。
それに4気筒分だから4個も作るのだから尚更だ。
そこで今回は作り方を工夫して能率を上げてみた。
↓ 先日の材料仕入れのときにメガネに取り付ける拡大鏡(ルーペ)と自動ポンチを買ってきた。
これで少しは正確にセンターポンチを打つことができるかも・・・・・
↓ 自動ポンチは、いちいちカナヅチを持ち替えなくていいので便利だ。
↓ ルーペで拡大して罫書き線の真上に正確にポンチを打つことができる。
↓ 材料をボール盤のテーブルに平らに直接置いて、穴をあけた。 このくらいの厚さ(5mm)ぐらいなら
ほとんど真っ直ぐに穴が開く。
↓ 裏側に開いた穴を見てみるとほとんど真っ直ぐに(中心線上に)穴が開いていた。
今までは一つ一つ切り取って、それに穴を開けていた。 それも上から半分、下からも半分開けて
貫通させて真っ直ぐを確保していたが、今回は上側から一気に穴を開けても大丈夫だとわかったので
部品をまとめて(切断せずに)穴を開けてしまう工作方法を試してみた。
センターポンチは上側だけに打てば良いので工作の能率は上がった。
↓ 4個分のビッグエンド。 2mmネジを立てる方とビスを通す方(2ミリネジ用バカ穴)の2本ある。
↓ ネジを立てる方に2mmタップで雌ネジを切る。 (4個分)
↓ 上下を組合わせてネジで締め付けておく。
↓ クランクピンを通す穴を開ける。 ボール盤のテーブルに直に平らに置いて穴を開ければ真っ直ぐに穴が開く。
↓ 穴をだんだんと大きくしていく。
↓ プラスチック軸受(平軸受)を嵌めるため、5mmの穴を開ける。
↓ いよいよ、1個ずつ切り離していく。
↓ 1個ずつ切り離したビッグエンド。
↓ ヤスリで削って整形する。
↓ 整形し終わったビッグエンド。
↓ コンロッドを取り付ける。 スコヤーを当てて直角に立つように調整する。
↓ ロウ付けを待つコンロッド。
↓ ロウ付け完了。 このくらいの大きさのものならほとんど失敗しなくなった。
↓ シリンダーのフランジのロウ付け。 シリンダーが垂直に立っているか確認する。
↓ ロウ付けすると、きれいだった真鍮も真っ黒になってしまう。
↓ 今日の工作の成果。
↓ 今日までに出来上がった部品。 シリンダー、プランジャー、コンロッド。
ボール盤のテーブルは案外正確に取り付けられているものだ。
今までは材料の下に板の切れ端などを置いて穴あけしたり、ボール盤用のバイスを取り付けて
材料を固定したりしていたが、これが穴が真っ直ぐに開かない原因だったようだ。
材料をボール盤のテーブル面に平らに置くか、垂直に置けば穴は真っ直ぐに開くことがわかった。
これからの工作が楽しくなるような気がする。
何とか主要な部品は出来上がった。
シリンダーの頭部はフランジ式で密閉するか、それとも半田付けで固定密閉してしまうか迷うが、
今回は簡単な半田付け固定密閉にしようと思う。
この場合、プランジャーの取り付けや取り外しの度にシリンダーを取り外さなくてはならないが、
まだエンジンがうまく動くかわからないから簡単な方法で行くことにした。
明後日には試運転が出来るかな? ガンバローっと。
午前中は用事で工作は出来ないと思っていたが天気が悪かったので予定が変わって
昼前に帰宅できた。
急いで工作場を準備して作業に取り掛かった。
今日はコンロッドを工作した。
このコンロッドは後からクランクに取り付けられるようにビッグエンドはクランクピンを挟むように
上下に分割できるようにしてある。
小さな部品なので工作はなかなか面倒だ。
それに4気筒分だから4個も作るのだから尚更だ。
そこで今回は作り方を工夫して能率を上げてみた。
↓ 先日の材料仕入れのときにメガネに取り付ける拡大鏡(ルーペ)と自動ポンチを買ってきた。
これで少しは正確にセンターポンチを打つことができるかも・・・・・
↓ 自動ポンチは、いちいちカナヅチを持ち替えなくていいので便利だ。
↓ ルーペで拡大して罫書き線の真上に正確にポンチを打つことができる。
↓ 材料をボール盤のテーブルに平らに直接置いて、穴をあけた。 このくらいの厚さ(5mm)ぐらいなら
ほとんど真っ直ぐに穴が開く。
↓ 裏側に開いた穴を見てみるとほとんど真っ直ぐに(中心線上に)穴が開いていた。
今までは一つ一つ切り取って、それに穴を開けていた。 それも上から半分、下からも半分開けて
貫通させて真っ直ぐを確保していたが、今回は上側から一気に穴を開けても大丈夫だとわかったので
部品をまとめて(切断せずに)穴を開けてしまう工作方法を試してみた。
センターポンチは上側だけに打てば良いので工作の能率は上がった。
↓ 4個分のビッグエンド。 2mmネジを立てる方とビスを通す方(2ミリネジ用バカ穴)の2本ある。
↓ ネジを立てる方に2mmタップで雌ネジを切る。 (4個分)
↓ 上下を組合わせてネジで締め付けておく。
↓ クランクピンを通す穴を開ける。 ボール盤のテーブルに直に平らに置いて穴を開ければ真っ直ぐに穴が開く。
↓ 穴をだんだんと大きくしていく。
↓ プラスチック軸受(平軸受)を嵌めるため、5mmの穴を開ける。
↓ いよいよ、1個ずつ切り離していく。
↓ 1個ずつ切り離したビッグエンド。
↓ ヤスリで削って整形する。
↓ 整形し終わったビッグエンド。
↓ コンロッドを取り付ける。 スコヤーを当てて直角に立つように調整する。
↓ ロウ付けを待つコンロッド。
↓ ロウ付け完了。 このくらいの大きさのものならほとんど失敗しなくなった。
↓ シリンダーのフランジのロウ付け。 シリンダーが垂直に立っているか確認する。
↓ ロウ付けすると、きれいだった真鍮も真っ黒になってしまう。
↓ 今日の工作の成果。
↓ 今日までに出来上がった部品。 シリンダー、プランジャー、コンロッド。
ボール盤のテーブルは案外正確に取り付けられているものだ。
今までは材料の下に板の切れ端などを置いて穴あけしたり、ボール盤用のバイスを取り付けて
材料を固定したりしていたが、これが穴が真っ直ぐに開かない原因だったようだ。
材料をボール盤のテーブル面に平らに置くか、垂直に置けば穴は真っ直ぐに開くことがわかった。
これからの工作が楽しくなるような気がする。
何とか主要な部品は出来上がった。
シリンダーの頭部はフランジ式で密閉するか、それとも半田付けで固定密閉してしまうか迷うが、
今回は簡単な半田付け固定密閉にしようと思う。
この場合、プランジャーの取り付けや取り外しの度にシリンダーを取り外さなくてはならないが、
まだエンジンがうまく動くかわからないから簡単な方法で行くことにした。
明後日には試運転が出来るかな? ガンバローっと。
私はいまだに工作物を溶かすことが有ります。
スーパーヒーターを使った過熱蒸気は200度程度まで上がります。したがって電子工作用の半田150度、板金用の半田で180度ですから当然融けて仕舞いますね。昔作ったエンジンは電子工作用わ使っていましたしたから。。。(パイプの取り付けはいも付けではなく穴を開けて有りましたが)
プロペラの付け方ですが本当は船体と平行にしたいのですが、手持ちの関係でこうなってしまいました。確かに立ち泳ぎみたいですが絶壁状の船体の陰になるよりは効率がよさそうです。..
ボイラーのスーパーヒーターは外したし、エンジン修理も終わったし、明日もお天気は良さそうですから再度テストに出かけます。
JANJANさんが進水目前でスーパーヒータで半田付けが溶けてしまったとのこと、蒸気で溶けるとは考えてもいませんでした。 私のエンジン本体はすべて半田付けなので、スーパーヒータの威力を再認識しました。
それなら高温ハンダで大丈夫ですね。 電子工作用のハンダでスチーム工作したのは冒険でしたね。
パイプも穴を掘って嵌めてあったそうですが、振動で外れてしまったのでしょう。
船底突き出しは絶壁よりはいいですか・・・・
絶壁・水平ならまだしも、私のは絶壁・立ち泳ぎですから論外です。
手作り工作の泣き所はこの直角取付けです。
パイプの切り口をいろいろ確認しながらヤスリで修正してて平行にするのですが、
ほとんどが狂っています。
こうやって直角を出してロウ付けしますが、ロウ付け台まで移動する間に狂ってるかもしれないし、
バーナーで炙ったときに狂ってしまうかもしれません。
まぁ、少しでも狂いを少なくしようと頑張ってします。
私は視力が弱くなってしまって、細かいところはよくみえなくなってしまいました。
罫書き線どおりにポンチを打つにはルーペは必需品です。
900円ばかりの安物ですが、小さな点もよく見えます。
メガネに取り付けて使うのですが、ちゃちですぐ壊れそうです。
時計屋さんが使うようなしっかりしたものが欲しいです。
自動ポンチは便利は便利です。 片手で打てますので例えば丸棒やパイプなど、
置いておくとくるっと回ってしまうようなものを片方の手で押さえてポンチを打つことができます。
それからもう出来上がったものに部品を追加するようなとき、片手で作品をおさえて
金床の上に乗せてポンチを打つことができます。
まぁ、あれば便利というぐらいですかね・・・・・
この自動ポンチは新潟精機製で2900円弱(秋葉価格)でした。