2014/08/19 (火曜日) 晴れ
このエンジン工作では2つの実験目的があった。
1つ目はピストンの厚さ(長さ)を大きくしてシリンダーとの隙間から蒸気が
漏れるのを少なくする実験。
2つ目はピストンの周囲に溝を彫って溝に溜まるであろうオイルで隙間を
埋めて蒸気の漏れを防ぐ実験。
これには溝のあるピストンと溝の無いピストンを作ってそれぞれで動作させて
その差を比べてみようという按配だ。
そのためにピストンの交換がやりやすいようにシリンダー端とクランク先端の
間を広くしたためにコンロッドも大分長いものになってしまったが、その実験も
終了したので、今度は小型化に向かってコンロッドを出来るだけ短いものに
する工作をしてみた。
↓ 短く切詰める前のコンロッド。 クランクピンとピストンピンの心間は45mmもある。
↓ シリンダーを手前に移動させてコンロッドを合わせて短く切詰める。
↓ 約半分に切断したコンロッド。
↓ 心間を設定してピンを通す穴を開けてピストンを取付けた。 シリンダーは後で嵌めるしかない。
↓ コンロッドの長さ(心間)は21mm。 元の半分以下になっている。
↓ 組みあがった切詰コンロッドエンジン。
25mmばかり短縮されたエンジンを手で回して見た。
滑らかに回って特に問題は無いようだ。
そこでボイラーに繋いで動作させて見た。
その様子を動画でご覧ください。
コンロッドが短くなった分、クランクの回転によるコンロッドの振れ角が大きくなり
側圧が強くなってピストンの動きに問題が発生するかと思っていたが特段の支障もなく
最大回転数は50回転/秒以上、最大パワーも1.5ワット以上が出てくれた。
ピストンを支えるクロスヘッド部分がしっかりしていればコンロッドは短くても
大丈夫だということがわかった。
このエンジン工作では2つの実験目的があった。
1つ目はピストンの厚さ(長さ)を大きくしてシリンダーとの隙間から蒸気が
漏れるのを少なくする実験。
2つ目はピストンの周囲に溝を彫って溝に溜まるであろうオイルで隙間を
埋めて蒸気の漏れを防ぐ実験。
これには溝のあるピストンと溝の無いピストンを作ってそれぞれで動作させて
その差を比べてみようという按配だ。
そのためにピストンの交換がやりやすいようにシリンダー端とクランク先端の
間を広くしたためにコンロッドも大分長いものになってしまったが、その実験も
終了したので、今度は小型化に向かってコンロッドを出来るだけ短いものに
する工作をしてみた。
↓ 短く切詰める前のコンロッド。 クランクピンとピストンピンの心間は45mmもある。
↓ シリンダーを手前に移動させてコンロッドを合わせて短く切詰める。
↓ 約半分に切断したコンロッド。
↓ 心間を設定してピンを通す穴を開けてピストンを取付けた。 シリンダーは後で嵌めるしかない。
↓ コンロッドの長さ(心間)は21mm。 元の半分以下になっている。
↓ 組みあがった切詰コンロッドエンジン。
25mmばかり短縮されたエンジンを手で回して見た。
滑らかに回って特に問題は無いようだ。
そこでボイラーに繋いで動作させて見た。
その様子を動画でご覧ください。
コンロッドが短くなった分、クランクの回転によるコンロッドの振れ角が大きくなり
側圧が強くなってピストンの動きに問題が発生するかと思っていたが特段の支障もなく
最大回転数は50回転/秒以上、最大パワーも1.5ワット以上が出てくれた。
ピストンを支えるクロスヘッド部分がしっかりしていればコンロッドは短くても
大丈夫だということがわかった。