何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

FZー100+テレコンで超望遠撮影

2020-02-16 10:57:57 | 野鳥撮影実習
2020/02/14 (金曜日) 曇り

オイらは野鳥の撮影にはデジスコ(デジカメとフィールドスコープを組み合わせた超望遠撮影セット)を
使用している。
デジスコでは「デジカメのレンズ焦点距離✕フィールドスコープの倍率」と同等の望遠レンズに相当する匹敵
する超望遠撮影ができる、ということだ。
つまりデジカメのレンズ焦点距離が50mm(35mmフィルムカメラ換算)でスコープの倍率が30倍なら焦点
距離1500mmの望遠レンズで撮影したのと同等の写真が得られる。
実際に使ってみると確かに遠方の小さな野鳥が大きく撮れる。
でも、撮影方法はとっても難しい。
・ピント合わせを手動で行わなくてはならずジャスピンにするのが難しい。
・手振れや振動が大きく影響して鮮明な写真を撮るのが難しい。
しかし遠方の野鳥を手軽に(安い経費で)超望遠撮影できると昔は大いに流行ったものだが、最近はすっかり
廃(すた)れてしまって、フィールドに行ってもデジスコを使っているのはオイら一人ぐらいのものだ。

最近は高倍率ズームカメラで相当な超望遠撮影ができるらしい。
オイらも古いものだけど24倍ズームデジカメを持っている。
今は100倍、200倍、それ以上の倍率というズームデジカメの時代で24倍は貧弱だが、画素数を少なくして
更に倍率をあげる仕組みが付いていて、50倍ぐらいまでになる。(トリミングで拡大するようなものか?)
これに手持ちのテレコン(1.7倍)を付ければ85倍のズームができることになる。
果たしてうまく使えるか実験してみた。

               以上前置き 相変わらず前置きが長いねぇ・・・

メジロの止まっている場所までは約7mだ。
ちょっと曇っていて条件はあまりよくない。
メジロは花から花へと目まぐるしく動き回る。

ズーム設定は
撮影は秒5枚連写(AF)モード。
ピント合わせはオートフォーカスモード(AF)に設定したがピントが合わず、なかなか「合焦状態(マークが
緑色)」にならない。
やっと合焦したと思ったらメジロは次の花に移ってしまった・・・・・
そんなことを繰り返してやっと撮れた1枚。
                     (クリックすると拡大されます。)


曇り空で暗かったのでISO感度を200に上げて撮影した。
それでもシャッタースピードは1/50秒にしかならない。
ISO感度を200にしただけでも画像のきれいさがおかしくなる。
何だかベタっとした感じがしてしまう。


そこでISO-100で撮影してみた。
                     (クリックすると拡大されます。)


画像の様子はISO-200で撮ったよりは少しは綺麗な感じがする。
ただしシャッタースピードは1/20秒になってしまった。

このFZ-100は24倍ズームとなっている。
これは記録画素数を最大の12.5百万画素で撮影したとき、ズームを最小(最ワイド端)でカメラのレンズ焦点距離=4mm、
35mmフィルムカメラ換算では26mm、ズームを最大(最望遠端)にした時のそれは108mm、35mmフィルムカメラ換算は
624mmになるそうで、その比が24倍になるということらしい。

EXズームで更に倍率を上げるため、6百万画素で撮影すると最大ズームでは878mm相当になる。
この時の倍率は33.8倍ということだ。
今回の実験では1.7倍テレコンを装着しているので焦点距離が878x1.7=1492.6mmの超望遠撮影というわけだ。

7m前方の梅の枝に止まったメジロがこの大きさに撮影できる望遠撮影がこんなイメージです。
近いうちにフィールドに出かけて実際に撮影してみたいと思っています。

(参考データ)
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