馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

しばれた10日間!

2015-11-27 04:09:09 | 自然科学・現象・地球

辛かった!

15日に振り出した粉雪!翌日の月曜日から昨日まで一番寒い時期に
遭遇する寒さであった!現地人は何故、寒さを予想できるのか?

例年2月に三度くらい今回のような寒さが来て春がやってくる!

昨日などもう春が来るンかいなぁと勘違いするほど気温が緩んで温か!
マイナス13度でね!・・・前日まで昼間でマイナス24度ですから

マイナス13度は本当に温かなのだ!

一番寒い日を選んで徒歩で往復10km以上歩く雪中行軍を試みた!
爺さんが若い時には考えられない事を今、体験している・・・

体育会系クラブ最高学年者の熟練者が禊を一人前の証として行う!

モンゴルの厳寒期に散歩する事がこれに該当する!・・ただの散歩なのに?

そうなんです!・・歩くだけで禊の経験ができる 

         鉄道ザハ横に暖房送水管が渡っている

上記の写真は信号旗を操作する貨物車誘導鉄道員!寒さの中!列車の誘導をしている

でも見ていると寒さで大丈夫と声を掛けてやりたいほど寒かった!
マイナス24度の中・・勤務中

右の写真奥の歩道橋が日本政府援助の太陽の橋である・・
爺さんあそこの高架橋を渡り暖房送水管橋にいる 

でも抜け道発見

         

本来は暖房水を首都に送る大型パイプを線路を通す為に作られた
火力発電所作業員専用通路を一般市民が利用させてもらっている

便利な抜け道を発見・・爺さんのように歩かないと分からない町の詳細図である

上記左写真の奥へ歩くと爺さんの自宅方角へ行く事が出来る 

これから利用するぞ!

         

よりによって一番寒い日に徒歩で歩く馬鹿が居るか?・・居ます爺さんです!
好きなんです・・ぎりぎりの状態が・・どうなるんだろう・・この先は!!!

マイナス12度までは普通の人でもかなり生活できる環境である・・

でもマイナス15度になると身体が寒さから防御本能を示してくる
身体にも変化が起きて来る・・頬がヒリヒリしだす!

鼻呼吸しないと肺が痛くなり出す!背中や身体に変化が出だす

マイナス20度になると厚手の手袋をしていても指先が痺れてくる
呼吸が困難になってきて息をするのが難しくなる

鼻の奥が刺すような痛さを感じる・・これが呼吸を困難にする原因!
爺さんも手袋を外し鼻に当て口呼吸をして息を整える・・手袋外した手が痺れだす

長い距離を続けて歩くのが困難になる!

爺さんも300mから500mを目途にマーケットや知り合いの店に飛び込んで体調を整える
寒い10日間の内、二回徒歩で往復10km以上自宅から市内までを往復したが辛かった!

何処にも立ち寄らないで歩き通しだと散歩など出来ない !

草原などでこのような状況が発生すると危険な状況になる
寒さで体温を奪われる・・汗をかいている足や手・下着が一番に被害を受けだす

酷寒地での一番の敵は人間の汗である・・歩けば足に汗がたまる・・寒さが靴底から来る
汗ばんだ下着が体温を奪いだす・・手袋も同じで指先が痺れだしてくる

動かないと足が凍傷になり出す・・

しかし、モンゴルは百万都市!首都圏内は何処にも暖房のある場所がある
歩いていて身体に異常を覚えればビルに飛び込めば解決する!

温度が5度から10度違えば天国に早代わり・・・体は元通りになる

現在、我が家は室温プラス27度である・・ちなみに屋外はマイナス25度を示している
室内は日本より快適かもしれない!

隣の火力発電所から暖房が直に流れているから最高の環境である 

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