馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

啓蟄

2017-03-03 14:18:10 | 協調性・共同作業・共に生きる・農工業等

屋外作業

旧正月前から気温が上がり昼間は零度までなる
深夜でもマイナス16度前後

室内温度もスチーム暖房だけで+26度をキープする

さぞモンゴル人には暑くて敵わない温度だろう
虫には酷な寒さだがモンゴル人には啓蟄である 

  

集合住宅団地内に点在するバスケットーコートが
賑やかしくなった(爺さんには煩いだけ)

何処もかしこもバンバンと不規則な音と
埃を巻き上げるさま餓鬼の奇声が

土らしく成ってきた

  

空気も風景も変化が見て取れる

凍結していた土が土らしく成ってきた
凍結した土は賞味期限が切れた商品のように

ふやけ水分が膨張し土饅頭のように膨らむ
水分が蒸発すると空気が抜けたように萎れ

土になる

それを容赦なく車が走り去り埃を巻き上げる 
化学の実験を見ているようで面白い 

ダウンが暑い

    

ダウンの下に着こんでいたカシミアセーターを脱ぐ

下着とYシャツにダウンジャケットの伊達たちで
散歩に出かける

速足で歩くとダウンから神妙な匂いが漂いだす
疲れて一休みと店内に入ると室温で臭う

爺さんの加齢らしき臭いが
自分でも気が付くほどである

そういや着たきり雀だから
汗が汗をダウンが吸い込んでいたのか

暖かくなると人気のない道を歩くか
これが極寒地の風物詩なり 

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