ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

ゆとり教育・・・

2006年05月01日 09時37分57秒 | 思う事・・・
この時期はどこの学校でもあると思うのですが、先日、PTAの総会がありました。
その時に聞いたのですが、私の住む地域では、今年度から、始業式・終業式は通常どうり授業を行う事になったそうです。 
土曜日休日による授業時間の不足に対応する為です。

ゆとり教育が始まって数年になりますが、子供たちを見ていると、とてもゆとりがあるとは思えません。
むしろ学校に居る時間が減った事で、かえってゆとりが無くなったと思います。

私が子供の頃に比べると、学校行事の数も減りました。
勉強以外の事をこなすため、登校時間が早くなることもあります。
特に運動会前は、運動会の練習を休み時間に行うので、子供達には休み時間がなくなります。

家に帰ってきても、共働きの家が多く、親が居ない事もあります。
子供の数自体が減っているうえに、それぞれ習い事等があって、公園は閑散としています。
また、最近の社会情勢から、子供だけで遊ばせる事も難しくなってきています。
当然、異年齢の接触も殆んどなくなり、唯一の遊び方は誰かの家に行ってゲームをする事。(行き帰りは車で親の送り迎え付き)

私は、子供達にゆとりを与えるのなら、むしろ学校へ行く時間を増やすべきだと思います。
たとえば、土曜日の学校授業は全校で遊ぶ日にしたらどうでしょう?
毎週土曜日は学校に行き、運動場、教室、図書館など自由に使える。
もちろん、先生方は全員通常どうり登校してきて、子供達と遊びます。
共に遊び、人間関係を教えるという授業です。
勉強だけなら塾でも教えてくれますが、学校はそれだけではない場所のはずです。

子供達には、数々の行事と、子供同士のふれあいが増え、
親は子供を安心して遊ばせる事ができます。(若干不安もありますが・・)

私には、このゆとり教育と言うものが、最近の子供たちの問題行動の責任を
学校側が避ける為に行われている気がしてなりません。
子供が問題を起こした時、「お家の方に問題があるのでは?」と、言う為に・・・。

まあ、実際家庭そのものに問題がある場合や、育て方に問題がある場合が多いのも事実。
その度に学校が責められるのもどうかと思いますが・・・。

ただ、どんなに親が頑張っても、唯一つ教えられない事!
それは、集団行動です。

先生方にももちろん沢山の言い分があるでしょう。
娘の障害の対応の為、何年も毎日学校へ通っていた私は、先生の大変さも痛感しています。
(本当に、先生という職業は大変なんです。ものすごく忙しい。)
それでも、学校は集団行動と人との付き合い方を教える事が役目なのではないかと思います。

でもそれ以前に、個人行動(一般常識)がちゃんと子供に身に付けられていない事が、
学校に逃げられちゃう原因なんでしょうね。

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