おしらさまって・・・

先日の”夜叉が池の記事”のコメントに、
えいちあーる亭さんが長野に”おしらさま伝説”なるものがあると言う事を教えていただいたので、
調べてみましたー。

残念ながら、長野県の民話では”おしらさま伝説”というお話しは見つけることは出来ませんでした。
長野って、ものすごーく民話が沢山あるので、私が見つけられないんだと思います。
（えいちあーる亭さん、このお話しが載ってるサイトがあったら教えてくださいね～。）
でも、それに関連する事をいくつか今日は記事にしてみたいと思います。

”おしらさま”と言う名の民話で一番有名だったのは、岩手県の遠野市でした。
「遠野物語」という本が出ていて、その中のひとつ。
これは、おしらという女性と馬の恋愛物語でした。蚕の神様と祭られる素になっています。
長野県の方で夜叉が池伝説に似たような民話は、
”おしら”ならぬ”黒姫伝説”という物しか見つけられませんでした。

ひととおり調べて解った事は、
”おしらさま”と言う名は、東北・関東・中部地方で信仰されている農業や蚕の神様として有名だって事。

夜叉が池の竜神の妻は神様だった？
うーん、それなら”おしら”さんが、夜叉姫を嫌ったのがわかるような・・・
仮にも神様が人間の小娘に夫を取られるなんて我慢できなかっただろうな～
まるでギリシャ神話みたいー
なーんて、考えていました。

でも、一番ウケたのは、
”おしらさま”と言う名は、『千と千尋の神隠し』に出てきた、大根の神様の名前でもあったって事！

　　この神様⇒　『おしらさま』

実際、この『千と千尋～』に出てくる”おしらさま”と、
私が探している”おしらさま”とは関係ないんだろうケド、
もし、夜叉が池の竜神の妻の”おしら”がこんな姿をしていたら・・・
そりゃあ、竜神も他の可愛い女の子に目移りするよな～などと、
勝手に想像して、１人で大ウケしていた私でーす。


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