ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

あ~、ビックリした!・・・

2011年11月25日 11時55分55秒 | お仕事・・・
先日の夜勤の時の出来事です。

夜中の2時過ぎ。私は一人で施設内の見回りをしていました。
ひと通り入居者さん達を巡回して、皆さん眠っている事を確認してから、ちょっとトイレに入りました。
トイレは建物の一番奥、明かりが消されて、薄暗くなった廊下の突き当たり。

用を足して手を洗って、トイレの引き戸を開けたら、目の前に・・・

 頬のこけた 白髪の老人の顔がヌウ~~~~っと!!!

「ギャア~~~~~~~!」

思わず、大きな叫び声を上げた私!

でも、よく見るとそれは、入居者の一人のAさんでした。
彼は、入れ歯の入ってない口でフガフガと何か言っていましたが、何を言ってるのかよく分かりませんでした。
ホンの1分ほど前には、自分の部屋で大きなイビキをかいて寝ていたはずなのに・・・

彼は、夜中でもほぼ1時間か2時間おきにトイレに起きるので、恐らく尿意をもよおし起きてきたのでしょう。
それも 夜中だから、そっと静かに音を立てないように気配を消して・・・

「な~んだ、Aさんかあ~。 あ~、ビックリしたあ~。」

そんなコトを言いながら、Aさんとトイレを交代した私。
私の心臓は、まだバクバクしてましたよお~。

その後の私が、
私の叫び声で目を覚ましてしまった何人かの入居者さん達のお世話にてんてこ舞いしたのは、
言うまでもありません・・・。


翌朝、やってきた早番のスタッフにその事を話して、大笑いされました。
でも、ホントーにビックリしたわあ~。
だって、戸を開けた瞬間、薄暗い廊下にボーっと老人の顔が浮いているんだもの・・・
たった今、みんな眠っているのを確認して来たばかりだったから、
まさか、誰かが起きてくるなんて思いもしなかったし・・・

早番のスタッフは、
「幽霊かと思ったんでしょお~?」 と言って笑ったけれど、
じつは違うんです・・・

Aさんの顔を見た私が驚いたのは、幽霊に見えたからじゃなくて、
本当は、”妖怪” に見えたから・・・

深い皺の顔の老人は、
一瞬、”ぬらりひょん” かと思った・・・

だって、夜中の2時過ぎといえば、まさに、丑三つ時じゃないですかあ~~~~!

まあね、日本には昔から、生物や道具が年月を経て古くなると変化して妖怪になる!という伝承があります。
傘は100年で、傘お化けになれるんじゃなかった?
猫だって、10年生きてると猫又になるんだもの、人間だって妖怪になってもおかしくないじゃない?
Aさん、御年97歳。
妖怪一歩手前?

早番スタッフは、それを聞いて 更に大笑いしながら答えました。
 「いや、人間は100歳超えたら、仙人になるんじゃない?

Aさん、
仙人でも妖怪でもいいから、いつまでもお元気でいてください。
スタッフ一同、「目指せ、100歳!」と応援していますよお~。
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