日食を見ましたかあ～ （＾＾）

皆さん、昨日は日食見ましたか？
ウチの地域はお天気があまり良くなくて、かなり曇っていました。
それでも、時々雲の切れ間から太陽が見える度に、空を見てましたよ。

私は、ちょうど日食の時間、外出しておりました。
ヘッヘッヘッ、実は、宝くじを買いに行ってたんですう～。
あるトコロから、日食の日は、”非常に重要な開運日！”と聞いて、
コ～レは宝くじ買うしかないでしょ！　と思い、
そして、どうせなら日食が一番欠けている時間に買おう。とー

ウチの地域は残念ながら皆既日食にはなりません。だいたい75％くらいまでの部分日食です。
それでも、時間を調べて、購入する宝くじ売り場も決めて、準備万端！
さあ、出かけるぞ！と立ち上がった時、フト、机の上にある黒い物体が目に入りました。
私　「あ～あ、ヒョロナガったら、バカだなあ～・・・」
それは、ヒョロナガがこの日の為に学校から配られた、日食観察用の特殊な黒いグラスー
朝、コデブに「いいだろお～」と自慢気に見せていて、そのまま家に置き忘れて学校へ行ってしまったらしい・・・
一応、携帯メールで忘れた事を連絡はしたけれど、ヒョロナガからは何の返答もナシー
ま、どうせ友達も持ってるだろうから、ナントカするでしょ～。
という事で、このグラスは私のかばんの中にー
ラッキー！！

近くの駅まで車で行って、そこから目的の宝くじ売り場までは歩きです。
もう日食は始まっている！一番欠ける時間に宝くじ売り場に着いていなくちゃ！
と、大急ぎで家を出て行った私ー

駅から宝くじ売り場までは、商店街の中をおよそ700mほど歩くのですが、
その間、雲の切れ間が出る度に足を止めて、太陽を見上げる私。
段々欠けてきてる。急がなきゃ！足が自然と速くなるー
でもその途中で、空を見上げながら「見えないねえ～」と言っている、オジサン２人の姿を見かけた。
専用のメガネは持っていないー

いくら曇っているとは言え、そのまま太陽を見るのは危険すぎる・・・
そこで、つい、
私　「そのまま見ると危ないですよ。もしよろしかったら、コレお使い下さい。」
と、そのオジサン２人に声をかけてしまった・・・

２人とも急に声をかけられて驚いたみたいだったけど、スグに、
オ　「いいんですか？」
私　「はい。今なら見えると思います。だいぶ欠けてきてますよ。」

オジサンふたり交代で空を見ながら、「おおーー！欠けとる、欠けとる！！」と、とても喜んでくれました。
少しして、私が立ち去ろうとした時、オジサンの１人が、
オ　「待ってください！すみません。母親にも見せてやりたいんですがー」
私　「いいですよ。どうぞ。」
おじさん、近くのお店から年配のお婆さんを連れてきて、日食を見せてやりました。
お婆さんに「え～もん見せてもらいました。ありがとうー」とお礼を言われながら、
遅れた時間を取り戻そうと、早足になった私ー
でも・・・
それから後も、何人もの人達に、日食用グラスを貸していくコトに・・・
（だってぇ～、何もナシで空を見上げてる人を見ると、「この人にも見せてあげたい！」って、思っちゃうんだもん。）
結局、時間にして１０分もあれば充分到着できる距離を、３０分以上かけて歩いたのでした～。

到着した宝くじ売り場の前で、時間と太陽を確認していると、売り場のオバサンが声をかけてきた。
オ　「曇ってるけど、見える？」
私　「コレなら見えますよ。もし良ければ見ますか？」
オバサン、売り場からコッソリ出てきて、日食を見て喜んでいました。
そして、私が時計を見て、
私　「今だ！オバサン、サマージャンボ１０枚！」
オバサン、ニッコリ笑って「当たりますように。」と言いながら売ってくれましたあ～。

さて、その後日食は残り1時間ちょっとありましたので、私は再び商店街を駅に向かって戻りながら、
空を見上げている人にグラスを貸しては、たわいない会話をし、楽しい時間を過ごしたのでしたー

めったにお目にかかれない物なんだもの。皆で見たいよね。
私の日食の日の開運は、
見知らぬ沢山の人と会話し、沢山の”ありがとう”という言葉を言われたことかもしれません。
いい、日食でしたー


☆日本中のアチコチからの日食の様子を投稿されているサイトは、
　コチラ⇒　『特ダネ投稿ＤＯ画』

☆夜、タバコを買いにコンビニまで行って帰って来た主人に、
　私　「ねえ、月は出てた？」
　な～んて、アホな質問をしてしまい、家族に笑われた私です・・・
　主　「おまえ、さっきまで、日食が、日食が、って騒いでたのに、なにボケた事言っとるんや・・・」
　そうだった、日食は太陽と月が重なってなるのでした。
　昼間日食を見たんだから、夜に月が出てるわけないよな・・・