ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

お年玉と兄弟って・・・

2012年01月03日 20時44分16秒 | 思う事・・・
お正月も3日になりましたが、皆さん、お年玉はあげましたか?
う~ん、ここで ”貰いましたか?”と聞けないトコロがチョッピリ悲しい・・・
な~んてね。
お年玉を貰う立場は、遥かむか~~~~~しに済んでしまったわ♪

さて、それではそのお年玉ですが、皆さんは子供に幾らあげますか?
我が家は、まず自分の家の子供にはあげません!
だから、お年玉をあげる対象者は、主人と私の姪や甥です。
私の姪と甥は3人、主人の姪と甥が7人。合わせて10人分のお年玉・・・
まあ、仕方ないですよね。

ということで、我が家には、お年玉の金額ルールがあります。我が家のルールは~

    小学生以下      1,000円
 小学校低学年(1~3年)  1,000円
 小学校高学年(4~6年)  2,000円
    中学生         3,000円
    高校生         5,000円

これが我が家のお年玉ルール。
大学生や社会人になったら、もう貰う権利すら剥奪されます。
小学生以下は、子供にー と言うより、その親にあげるような物ですね。

このルール、子供達には至って不評です。

 「友達の〇〇ちゃんちでは、みんな1万円づつ貰ってる!」
 「隣の△△くんちでは、年齢関係なく、兄弟同じ金額貰えるって!」

こーんな不満声が子供達から聞こえてきても、

 「はいはい、他所は他所。 ウチにはウチのルールがあるんだから。」

ケチと言えばそれまでですが、でも、ちゃんと考えてのルールなんですよ。
だって、年齢と共にお年玉の金額が上がっていくのって、嬉しくないですか?
今回自分は1,000円しか貰えない。でもお兄ちゃんは2,000円貰ってる。
自分も来年にはお兄ちゃんみたいに2,000円貰えるようになるんだ!
って、ちょっと楽しみじゃないですか?
でも、3つ以上離れた兄弟は、いつまでたっても同じ金額をもらえないんですよね。
常に兄・姉は、自分よりも多い金額を貰えてる・・・
トータルで考えれば、ちゃんと総額では同じ金額を貰ってるんだけど、
それでも僻む下の子が可愛いかったりします。

もう一つ、学年で金額を変える理由。
それは、兄姉弟妹の上下を自覚する事にあります。
上の子は、下の子より多い金額を貰う事で、自分が年上である自覚と責任感をー
下の子は、上の子が自分より年上で、例え数年でも自分より人生経験があることを感じ取るー

まあ、いろんな意見があると思います。
「いまどき、兄弟で上下にこだわるなんて、時代遅れだ!」っという声も聞こえてきそうですね。
そう、確かに、長男や長女とか、次男や次女とか、差を付けるなんて時代遅れかもしれない。
でもやっぱり私は思うのです。
下の子にとって、上の子は、一番身近な人生経験者なんです。
親から人生についての話しを聞かされるよりも、年齢の近い兄姉の、目先の人生の話しの方が役に立つ。
上の子も、そうやって下の子に頼られる事で、自信がつく。
核家族化が進み、家制度は無くなっても、やっぱり、兄は兄、弟は弟です。

私の友達のご主人は、男2人兄弟の長男です。2人とも結婚して子供もおります。
長男は、両親の近くに家を買い住んで居ます。
次男は、名古屋の都心に家を買って住んで居ます。
ここのご両親は、小さい頃から兄弟に差を付けず、「あなた達は同等だから」と育ててみえました。
お小遣いやお年玉はモチロン。オモチャを買い与えるのも同じ物をそれぞれ1つづつ。
決して、お兄ちゃんのお古を弟に使わせるなんて事はしませんでした。
それが悪い事とは言いませんが、その結果、ここの次男さんは、
なんでも長男さんと同じ、あるいはそれ以上でないと納得出来ない人に育ってしまったようです。
長男が両親から何か貰えば、必ず自分もそれと同じかそれ以上の物をよこせ!と言ってきます。
私の友達(長男の嫁)は、うんざりしながらぼやきます。
「それこそ、菓子箱ひとつでも文句言って来るのよ・・・
自分と兄は同じ。同等だと思っている。
まあ、そう小さい頃から両親に言われて育ったのだから当たり前なんですが・・・

さて、年月は流れ両親も年を取ってきました。
長男の方は、家が近い事もあり、何かと両親の用事を押し付けられます。
だんだん長男にも不満が溜まってきます。
”いくら家が近いとはいえ、どうして俺ばかり両親の面倒を見なければならない!
 弟と同等なんだから、アイツも両親の面倒を見るべきだ!”
その事を弟に言うと、弟は
 「ウチは家が遠いんだから仕方ないだろ。
  オマエこそ、親の近くに居るんだから、俺の知らないトコロで美味しい汁吸ってるんだろ!」
そんなこんなで兄弟喧嘩になり、すっかり連絡も取らない状態に・・・
そのうち、お父様の方が認知症になりましたが、結局どちらの子供も親の面倒を見る事を拒否し、
親さんは訪問介護を利用しながら、老老介護・・・

私は何も、親の面倒を長男に見させる為に上下を付ける。と言っているわけではありません。
いまどき、何人子供が居ても誰も面倒をみないお年寄りなんて沢山いますから。
私が言いたいのは、大切なのは親が死んだ後!なんです。
この世にただ2人だけの血を分けた兄弟なのに、一切の付き合いを絶つなんて、あまりにも悲し過ぎませんか?
この2人の兄弟に、少しでも兄としての自覚と、弟として兄を敬愛する気持ちがあったなら、
押し付け合いの挙句ではなく、兄弟で相談して、親御さんを施設に入れる事も出来たでしょう。
親御さんが亡くなってからも、兄弟の付き合いは続けられたでしょう。

こんな風に私が思うのは、私の親を見てきたからだと思います。
私の親は、今でも自分の兄弟達ととっても仲良しです。
毎年、年に数回は、兄弟で旅行に出掛けるし、何かあると兄弟で相談しあって対応していきます。
親(私から見て祖父母)は、とうの昔に亡くなって、
もうみんな還暦もとっくに過ぎて居ますが、兄弟が集まると、いつも笑いが耐えません。
こんな兄弟達を見ていると、羨ましいなあ~っと思います。

子育てって、子供の一生を考えて育てる事なのかなあ~ と思うのです。

な~んてエラそうなコトを言ってますが、自分はどーなんだ?って話しですよねえ~。
少なくとも妹たちから敬愛されている自信は・・・ ないかも。


☆ ちなみに、コデブはヒョロナガのコトを、ちゃんと敬愛しているように私には見えます。
  親バカ?
  そーそー、明日は、ヒョロナガが東京から帰ってきます!

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