先月かな?高校時代の友人がウチに遊びに来ていました。
彼は男2人兄弟の長男。結婚もして現在自分の親と自分の妻・子供と同居の3世代家族。
彼の弟は、結婚して奥さんの家へ養子に入っています。
彼の弟が結婚する時、彼等のお母さんは弟の養子話しに大反対していました。
その時私は、
私 「男の子が2人いて、長男は同居してくれるって言ってるんだし、
跡継ぎもいるし、名前も残るし、どうして養子にそんなに反対するのかなあ?」
と思っていました。
でも先日、フト、ヒョロナガに聞いてみた。
私 「ねえヒョロナガ、もし東京の大学に行って彼女が出来て、
その彼女が一人娘で、養子に来てくれないと結婚出来ない。って言われたらどうする?」
するとヒョロナガはあっさり答えた。
ヒョ 「養子に行く。」
即答だった・・・
私、ガーン!!!と、すごいショックを感じた。
家の跡継ぎとか、自分達の老後の面倒を見てもらおうとか思っていたワケじゃない。
そんなショックじゃない!
いま自分は、ヒョロナガの為に一生懸命働いている。
それは自分の子の為なんだから、どれだけ嫌な事があっても我慢できるし頑張れる。
でも、そんなに苦労して一生懸命育てた子供を、他所にやる事が嫌だ!
こんなに苦労して育てた子供を、タダで他所の親にあげてしまうなんて!
私の努力はなんだったの?!
自分達の老後の資金は後回しで、自分の人生犠牲にして、ひたすら子供の為に働いているのに、
そうして育てた我が子を、そんな簡単に他所の家にやりたくない!
1億や2億払ってもらってもワリが合わない!
それなら子供にお金を掛けるより、自分の老後の為に貯めておきたい!
瞬時にそんな事が私の頭をよぎった・・・
そして初めて、友人のお母さんの気持ちが分かった気がした・・・
まあ、お金のことは別にしても、
それまで自分が人生を注いで育ててきた子供ー
それを、そんな簡単に他人にやれない・・・ やりたくない・・・
私の父は、祖父母と同居こそしていなかったが長男の跡取りだった。そして私は3人娘の長女だった。
だから私は小さい頃から
「オマエは大きくなったら養子をもらってこの家を継ぐのだ。」と言われて育った。
でも、私はそれが嫌で仕方が無かった。
そして結局、今の主人(長男)と知り合って、結婚して家を出て行ったー
だから私は自分の子供に、決して家の跡継ぎとかの話しはしなかったし、
そんな事で束縛したくないー と思っていた。
自分の人生、後悔のないよう自分の思うように生きて欲しい!と思っていた。
でも・・・
自分でも矛盾してるなあ~ と思う。
子供の人生、本人の思うまま生きて欲しいなら、それが例え養子でも構わないではないか。
なのに、私は、子供の人生より、
自分の今までの、そしてこれからの努力が無駄になってしまうコトにこだわっている・・・
損か得かを考えている自分がいる・・・
子育てってなんだろう?
人間を1人育て上げるのは並大抵の苦労ではない。
そしてやっと子供が一人前になった時、親はどう感じるのだろう?
若い時には分からなかった。理解出来なかった。
そんな親たちの気持ちが、我が子が一人前の大人になる間近になって、
少しずつ分かりかけてきた私がいるー
☆ この年になって思う。
どうして私、養子を貰って家の跡を継ぐのがそんなにイヤだったんだろう?
主人の親より、自分の親を大事にしたい気持ちが強い。
主人の実家より、自分の実家を守りたい気持ちが強い。
娘3人、誰も跡を継がない。私の実家の、名前が、家が、消えてしまう!
それは嫌だし、自分の親の老後が心配だ。
だったら最初から、私が跡を継げば良かったんだ。
なんであの頃には、こうなる事が分からなかったんだろう・・・
若かったから?
自分の人生、後悔しない様に生きてきたつもりだったのに、もう後悔してる?
でも、違った道を歩んだからこそ、自分の家の大切さが分かったんじゃないかな?
もしあのまま、親の言うとおりイヤイヤ養子を貰って跡を継いでいたら、
こんな風に、実家を失くしたくない!とは思わなかったんじゃないか?とも思うー
彼は男2人兄弟の長男。結婚もして現在自分の親と自分の妻・子供と同居の3世代家族。
彼の弟は、結婚して奥さんの家へ養子に入っています。
彼の弟が結婚する時、彼等のお母さんは弟の養子話しに大反対していました。
その時私は、
私 「男の子が2人いて、長男は同居してくれるって言ってるんだし、
跡継ぎもいるし、名前も残るし、どうして養子にそんなに反対するのかなあ?」
と思っていました。
でも先日、フト、ヒョロナガに聞いてみた。
私 「ねえヒョロナガ、もし東京の大学に行って彼女が出来て、
その彼女が一人娘で、養子に来てくれないと結婚出来ない。って言われたらどうする?」
するとヒョロナガはあっさり答えた。
ヒョ 「養子に行く。」
即答だった・・・
私、ガーン!!!と、すごいショックを感じた。
家の跡継ぎとか、自分達の老後の面倒を見てもらおうとか思っていたワケじゃない。
そんなショックじゃない!
いま自分は、ヒョロナガの為に一生懸命働いている。
それは自分の子の為なんだから、どれだけ嫌な事があっても我慢できるし頑張れる。
でも、そんなに苦労して一生懸命育てた子供を、他所にやる事が嫌だ!
こんなに苦労して育てた子供を、タダで他所の親にあげてしまうなんて!
私の努力はなんだったの?!
自分達の老後の資金は後回しで、自分の人生犠牲にして、ひたすら子供の為に働いているのに、
そうして育てた我が子を、そんな簡単に他所の家にやりたくない!
1億や2億払ってもらってもワリが合わない!
それなら子供にお金を掛けるより、自分の老後の為に貯めておきたい!
瞬時にそんな事が私の頭をよぎった・・・
そして初めて、友人のお母さんの気持ちが分かった気がした・・・
まあ、お金のことは別にしても、
それまで自分が人生を注いで育ててきた子供ー
それを、そんな簡単に他人にやれない・・・ やりたくない・・・
私の父は、祖父母と同居こそしていなかったが長男の跡取りだった。そして私は3人娘の長女だった。
だから私は小さい頃から
「オマエは大きくなったら養子をもらってこの家を継ぐのだ。」と言われて育った。
でも、私はそれが嫌で仕方が無かった。
そして結局、今の主人(長男)と知り合って、結婚して家を出て行ったー
だから私は自分の子供に、決して家の跡継ぎとかの話しはしなかったし、
そんな事で束縛したくないー と思っていた。
自分の人生、後悔のないよう自分の思うように生きて欲しい!と思っていた。
でも・・・
自分でも矛盾してるなあ~ と思う。
子供の人生、本人の思うまま生きて欲しいなら、それが例え養子でも構わないではないか。
なのに、私は、子供の人生より、
自分の今までの、そしてこれからの努力が無駄になってしまうコトにこだわっている・・・
損か得かを考えている自分がいる・・・
子育てってなんだろう?
人間を1人育て上げるのは並大抵の苦労ではない。
そしてやっと子供が一人前になった時、親はどう感じるのだろう?
若い時には分からなかった。理解出来なかった。
そんな親たちの気持ちが、我が子が一人前の大人になる間近になって、
少しずつ分かりかけてきた私がいるー
☆ この年になって思う。
どうして私、養子を貰って家の跡を継ぐのがそんなにイヤだったんだろう?
主人の親より、自分の親を大事にしたい気持ちが強い。
主人の実家より、自分の実家を守りたい気持ちが強い。
娘3人、誰も跡を継がない。私の実家の、名前が、家が、消えてしまう!
それは嫌だし、自分の親の老後が心配だ。
だったら最初から、私が跡を継げば良かったんだ。
なんであの頃には、こうなる事が分からなかったんだろう・・・
若かったから?
自分の人生、後悔しない様に生きてきたつもりだったのに、もう後悔してる?
でも、違った道を歩んだからこそ、自分の家の大切さが分かったんじゃないかな?
もしあのまま、親の言うとおりイヤイヤ養子を貰って跡を継いでいたら、
こんな風に、実家を失くしたくない!とは思わなかったんじゃないか?とも思うー
子供は、自分の「作品」みたいな、感覚で自分の思う通りになる、自分の「もの」的な、感覚が心の、奥深い所に潜んでいるよね。
でも、やっぱり「一個人」だもね。
あなた、の子供は、きちんと子育てされた、いい子。だと思うよ。合格点だとおもうよ。
警察にお世話になったり、世間さまに顔向け出来ない状況に、なってないじゃない。
大丈夫子供は、しっかりあなたを、支えてくれるよ。
でもね・・・・
私も、この頃、籍を旧姓に戻すのも、ありかな?と、考えるよ。
特に実家は、少数、珍しいからね
今日は、娘の成人式。
娘は、自分の思う通りに用意、準備。
今さっき、美容院に送っていきました。
親としては、もっとこうしてやりたい。思いは、ぐっと抑えて。
・・・「一個人」を、尊重。
子供は自分が人生かけて作り上げてきた「作品」的感覚が、どこかにあるんだよねえ~・・・
だから子供の事を褒められればうれしく思うし、せっかく苦労して作り上げてきた「作品」を、そんな簡単に人にやりたくない。と・・・
わかっちゃいるんだけどねえ~。子供も ”一個人”だってコトは。
でもヒョロナガの将来、後を継がないかもしれないって事は考えていたけど、”養子”は想定外だったモノだから、余計にショックが大きかったんだよね。
なんだかんだ言いながら、私自身、子供の将来を勝手に決めてたような気がするー
私、子離れしてないなあ~ っと。
そうだよねえ~、ニボシの旧姓って珍しいものねえ。
でも名前を変えるって、結婚する時は簡単にできるのに、
後からとなると、結構悩むんだよねえ~。
そっか!ニボシんちの娘さん、今年、成人式なんだ!
おめでとうございます!
親としての先輩のニボシの言葉は、重みがあるわあ~。