最後の個人懇談って・・・

コデブの学校の個人懇談に行ってきました。
教室の廊下で順番を待っていたのですが、何気なく廊下の窓から外の景色を見ていて、フト気づいた！

”そういえば私、この学校の校舎内に入るのは、これで最後なんだ・・・”

そう、現在コデブは高３で、今日の懇談は二学期の物。三学期には卒業なので、懇談はコレが最後ー
次に私がこの学校に来るのは卒業式。でもその時に入れるのは体育館と教室だけだから、
実際に私が校舎内を自由に歩けるのは、コレが最後なんだ・・・。

考えてみれば、この高校に私は６年間お世話になった。
いや、私って言うのもなんだかヘンですよね。
正確には子供二人が続けて同じ高校に入ったから、
６年間この高校に関わる事になったんだけど・・・
この６年、私はこの高校の文化祭に皆勤賞！でした。
ヒョロナガの高３の時はインフルエンザの流行で急遽、外部からの参加はナシになってしまったんだけど、バリバリ行く気でいたし。
それ以外は、ヒョロナガの高１高２コデブの高１～高３まで、毎年見に行ってました。
あ、ブログにはコデブの高１の文化祭に行った時の事までしか書いてないなあ～。
いままでの記事→（高校の文化祭）
ちなみに、去年の文化祭は私の両親(コデブの祖父母)と一緒に行ったし、
今年は「最後だから！」と、オシメと主人をムリヤリ連れて行きました。

もっとも、高校ともなれば親が学校に行くことなんて、そうそうあるワケもなく、
実際に私がこの高校に来たのは、入学式と毎学期の懇談と文化祭と、あと、学校からの親呼び出しーくらい？
それでも私は この複雑な構造の高校の校舎を全て覚えた！と思っていたのだけど、
廊下から見えた校舎の一部を見て、コデブに尋ねました。

私「あの校舎は何があるの？」
コ「うん？他の科の教室だけかな。なんで？」
私「いやさあ～、私、まだあの校舎には入ったことなかったなあ～って思ってさあ。」
コ「あそこは、その科に用がない限り行くことは殆どないと思うよ。」
私「ふう～ん。」

私は廊下の窓からその校舎を見ながら、
”６年も関わったのに、まだ全部の校舎を制覇出来てなかったんだ～”なーんてコトを考えていました。

そしてボンヤリと校舎内を見ていて、もう1つ重要な事に気がつきました。

”私、懇談も最後だし、学校って言う物自体に直接関わるのも、コレが最後なんだ・・・”

そう、３人の子供の末っ子のコデブ。
彼が学校を卒業して社会人になると、ウチにはもう地元の学校に通う子供はいなくなるー
今度こそ本当に、私が親として、学校に直接関わることは無くなるんだな～。
ヒョロナガが保育園に入園して以降、幼稚園・小学校・中学校・高校と、
え～っと、かれこれ１８年？
まあ、まだヒョロナガの大学があと１年あるけど、大学は私が直接関わるコトはないからなあ～。
大学はお金を振り込むだけだし・・・

だから、私が学校という物に直接関わるのはコレで最後ー
チョッピリ感慨深い気分に浸っていると、教室の戸が開いて担任から呼ばれた。

教室に入りながら、教室の中をグルリと見回して、”教室っていう物に入ることも、もう殆どないんだなあ～”
な～んて思っていたんだけど・・・

担任と話しをしながら、だんだんそれどころでは無くなっていく。
コデブの二学期の成績、かなり悪いんですけどお～～～～～！
とりあえず就職が決まっているとは言え、おいおい、このままでは卒業の方が危ないのでは？

まだまだ感傷に浸っている場合ではありませんでした！

私　「コデブ！私はこの高校に６年間関わってきた。もう最後だと思ってるのよ！頼むから、あと１年お世話になる。何て事にしないでよ！！」
コ　「わあ～ってるって。」

コイツ、ホントーに分かってるんだろうか・・・