koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

11/6 宇部まつり臨時開院

2016-12-17 | おもちゃ
すっっっかり更新が遅くなってます…。
最近まで実は、8×8×8のLEDキューブを作ってまして、それに加えて入院患者が多数で、ブログ更新まで手が回りませんで。
8×8×8のLEDキューブは、やっと一旦の完成(まだプログラムを増やしたい)をみたので、気が向いたら記事にアップします。

で、この日は毎年恒例の宇部まつりでの臨時開院。
1件目、何回か診た事あります、DisneyResortのモノレールです。

毎回のように、つなぎ目での断線です。結構面倒なのですが、配線引き換えて終了です。

2件目、ドラえもんの目覚まし時計です。

「音が異常に小さくて、これじゃ目が覚めない…」との事。分解して確認。

基板側の不具合かと思いきや、スピーカーテスターで確認すると、確かに音が小さい。φ36mmのスピーカー、取り替えたらちゃんと鳴る様になりました。

依頼者さんが取りに来られて、「ほら、取り替えた前のスピーカー、音が小さいでしょ」と説明していると、コーンが「ペコッ」となって、ちゃんと音が鳴る様になった。う~ん、取り替える必要なかったか、取り替えたヤツ中古で使えるかも…。でも、例えばコイルとコーンの接着が外れてる、とかがあるかもしれません。

3件目、ラジコンカー。

現地で格闘するも終了せず、入院で対応しました。

分解してびっくり、精巧なおもちゃです。4輪駆動で4輪独立懸架、駆動はちゃんとデフが入ってます。本物の車みたいです。

モーターと次の平歯車がちゃんと噛み合わない状態です。ギアの摩耗と思いきや、プラギア側も特に摩耗していない…。モーターの軸受部に若干(1mm未満ぐらい?)のガタがあります。そのせいで軸間が離れてるのでしょうか。
(ちなみに、完全防水構造で、ここまでモーターを出すのにかなり苦労しました。)

現地にて、モーターを写真左側に1mm程ずらそうと苦心惨憺しましたが、防水の為のモーターケースに穴を開けて噛み合いを確認したら、下にずらした方が簡単そうだったので、あちこち削ったりスペーサー噛ましたりで下にずらして、なんとかちゃんと噛み合うようになりました。

4件目、UFOキャッチャーです。…写真撮り忘れてる…。
例の「3段重箱タイプ」のギアボックスのヤツでした。(入院で対応。)

結局、巻き上げ・横行・走行のモーターピニオン:8T×3個、全部割れで取替。写真にも写ってます、走行のギア左右:12T×2個も亀裂入ってて、取り替えました。

最後5件目、いつものIWAYAの歩いて鳴く犬のぬいぐるみ。だいぶ苦労しました。

後ろ足がプラプラしてます。これはいつもの後ろ足支点の折損で、すぐ直せますが、しっぽが折れてます。

分解してみると、しっぽが付け根でちぎれてるのは確かでしたが、しっぽを駆動するクランクの付け根が折れてなくなってます…。
しかたなく、それなりの形になる様に、太めの針金(ダブルクリップの柄)でわっかを作って、折損のしっぽも一緒に、エポキシで盛り盛り固定しました。
(足の先まで探した、折れてみつからなかった欠片は、しっぽの先でみつかりました。これを先にみつけてれば、修理が楽だったのに…。)
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