koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

4/13 おもちゃ修理(2件)

2014-04-13 | おもちゃ

1件目はピノチオ社「アンパンマンマジカルシロホン」です。
20140413_
アンパンマンのキーボードは、かなり頻繁に来るのですが、「木琴型」は初めて見ました。
「電池を入れたら動くのかも?」との事でしたが、電池を入れてもドとソだけ音が鳴りません。
開けてみると、てっきり導電ゴムSWに違いないと思っていましたが、鍵盤1個ずつ圧電センサでの衝撃感知で、ドとソの断線でした。
一旦鍵盤外して、ハンダ付けして直りました。

2個目は、バンダイ:仮面ライダーディケイドシリーズの「ディエンドライバー」という銃型のおもちゃです。
20140413__2
音が鳴らなくなって、お父さんが一旦バラバラに分解した、との事ですが、LEDも光らなくなったとの事。とりあえずネジの箇所を教えてもらいながら分解。
スピーカーをチェッカーで確認したところ、不良のようなので、スピーカーを取替えようと思いましたが、ふと思い直して電源電圧確認したところ、電圧来てない様子。確認の結果、電池ボックスのところに直結してある抵抗型ヒューズが切れてました。ヒューズが切れた原因も気にはなりましたが、ヒューズ短絡したところ、LEDは光るようになりました。

スピーカーは外して単体確認したところ、やはり不良。取り替えて、ヒューズ短絡したところ、ちゃんと音も鳴る様になりました。(ヒューズ切れは、分解して触った時にショートでもしたかな?)
ヒューズは「短絡でも」とも思ったのですが、先日、aitendoの通販で5個100円の1A抵抗型ヒューズを2セット買ってたので、20円貰って取り替えました。

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4/12 宇部定期開院

2014-04-12 | おもちゃ

久しぶり感がありますが、今日は宇部おもちゃ病院の定期開院でした。

今日はヒマでした...ドクター9名に対して、来院おもちゃ2個でした。

1個目は、写真撮り忘れました。4輪の乗用おもちゃでした。
「後輪がすぐ外れる」との事。後輪の軸をスベリのプラスチック製軸受けで受けていますが、その軸受けをはさんで止めている本体側のプラスチック部分が緩くなって、軸受けがズレて外れてしまうようです。
正規の位置に取り付けて、軸受けがずれないようにホットボンドで固定して、終了。

2個目は、音が鳴る救急車です。動力は無しで、音が鳴るだけです。
20140412_
音が鳴りっぱなしに鳴るとの事。3個のボタンのうち1個が効きっ放しの様です。
20140412__2
開けてみると、案の定導電ゴムSWでしたが、吸盤のような形のゴムが「ペコリン」と変形してしまって、ボタン押しっぱなしの状態になってしまうようです。一旦元の形に戻しても、強く押すとまた「ペコリン」となってしまいます。
しばし考えた後、根元側にホットボンドを盛って邪魔とし、行き過ぎにならないようにしたところ、ちょっと押すのが固くなりましたが、行き過ぎは防止できましたので、完としました。

この救急車は、他のドクターが、宇部市内の保育園での出張開院で預かってきた物を、ヒマだったのでさせてもらった物で、来院は、前述の乗用おもちゃと、もう1件、ディズニーのレジ、計2件のみでした。

おもちゃ病院は、ボランティア活動なので、患者さん(お客さん)が来なくても赤字で困るようなことはありませんが、誰も来ない(or少ない)と、せっかく活動してる意味がありません...

おもちゃ病院という活動は、
・物を大切にする。直せばまだ使えるものは、直して使う。エコ。
・子ども達に、物を大切にする気持ちと、「どんな作りなんだろう?」といった好奇心、科学の心を育みたい。
といった、大きくはこの2つの趣旨があります。

おもちゃドクターをしてる人の動機はというと、それぞれで色々あると思いますが、上記のような趣旨への賛同だけでなく、
・修理や機械いじり、電子工作等が趣味。でも、自分ちの物の修理なんて、そんなにたくさん出番が無い。電子工作もいろいろお金が掛かる。
・おもちゃ病院だと、壊れたものを提供してもらって、タダで楽しませてもらえる。
といった観点での参加が、結構多数派と思います。
だもんで、忙しすぎも困りますが、適度におもちゃが来てくれないと、おもしろくないですね。

というわけで、何とかもうちょっと知名度を上げて、来院者数を増やして行きたい所です。

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