koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

7/10 おもちゃ修理(1件)

2016-07-18 | おもちゃ
よくある、鍵盤付の「うたの絵本」みたいなやつです。

電源入れると、「ソ」の音が鳴りっぱなしになる、以前も同じ症状で1回修理してもらった、との事。
絵本からはがして分解してみると、ノートパソコンのキーボードの様に、導電ゴムSWがマトリックスシートにしっかり接着してあるタイプで、ばっさり外して清掃がしにくい物でした。
ほこりがついたりしにくい構造なのですが、精密ドライバのマイナスでつついて、ちょこっとめくった状態で、エアダスターで吹いてみたら、「鳴りっぱなし」解消しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/9 宇部定期開院

2016-07-18 | おもちゃ
7月度の宇部おもちゃ病院定期開院です。

1件目、英語教材のおもちゃです。「JOU JOU college」と書いてあります。

開けると中に本が入ってて、ボタンを押してページを選択して対応した問題が出る、結構凝ったおもちゃでしたが、電池端子のサビのみだったので、リューターで磨いて終了です。

2件目、プラレールのSLです。

これは、当日来院ではなく、多分1ヶ月前の来院で、別のドクターが預かってたけど、「直せそうにないんだけど、どうだろう」という物。電池無しでSWを入れても、ギアが噛んだ感触が全然ない、電池入れればモーターは回る、という状態。たかがプラレールが直らない訳がない。この日取りに来るそうなので、ちゃっちゃと見てみます。

開けてみると、あんまり見た事ないタイプのギアボックス。分解してみると、SWを入れると軸を押し上げてギアが噛むところが、軸がずれてSW入れてもギアが全然押し上げられない状態。ギアは特に割れたようでもなく、それなりにきつく、ずれた原因が分かりませんが、プーラーで押してちょうどいい位置にしたら、ちゃんと動くようになりました。

3件目、スヌーピーのメロディキーボードです。

液体がドバっと掛かって動かなくなった、との事。
分解して中身確認。上蓋(鍵盤側)は、外して水洗いしました。基板は、それほどめちゃめちゃでもない。導電ゴムSWを全清掃。鍵盤側のマトリックス基板面も、ざっと清掃。動作確認してみると…、鍵盤の音が変です。鍵盤1個押しても、2音以上音が出てる感じです。マトリックスが混線してる様です。
残りは入院で対応する事にしました。

持って帰って、平日の間は修理はせず、週末に「さて」と電源を入れてみると、全部の鍵盤ちゃんときれいに鳴ります…。当日、清掃直後にはまだちょっとしっけてて、絶縁がしっかりとれてなかったのでしょうか?
とりあえずちゃんと鳴るので返却しようと、依頼者さんに連絡とって近所まで持って行って、さて手渡そうとしたら…、なんと!裏蓋のネジを全く止めてなかった!!
平謝りして、再度持ち帰り。

翌日、ネジを全部締めて、念のため試運転してみると、ソ、ソ#、ラの辺りで、音が混じっちゃいます。また裏蓋開けて確認。途中のパターンはきれいにレジスト掛けてあるので多分大丈夫(一応アルコールで清掃)。メイン基板からの配線が繋がってるランド間があやしいのですが、ハンダ付けが邪魔でなかなかきれいにならず、復旧しない…。やむなく、一旦ハンダ溶かして線を外して、吸取り線でハンダ除去して平らにしてからアルコールつけてゴシゴシして、再度線を繋いでみたら、ちゃんと復旧しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/25 町なかエコ出張開院

2016-07-07 | おもちゃ
この日は、恒例になってます、町なかエコ:子ども用品リユースでの出張開院です。
どんどん来ます。手あたり次第やっていきます。

簡単そうな物から、まず1件目。マイクです。

見た事あります。多分、アンパンマンのキーボードのマイクあたりではないでしょうか?
マイク側付け根でみるからに断線してるので、切り縮め。動作確認できませんが、多分OKでしょう。

2件目、プラレール。

モーター渋りと思います。分解して電圧掛けたら回りました。

3件目、Engine Soulと書いてあります。

音がするはず、との事。見た事・聞いた事あります。戦隊ヒーローもののどれかです。
後日ネットで確認、炎神戦隊ゴーオンジャーのおもちゃの一部です。
開けたら、電池マイナス線が断線。状態悪かったので取り替えてハンダ付けでOK。

4件目、プラレールの絵本。

入ってた電池は不良でしたが、電池端子がサビてたので、リューターで磨いて終了。

5件目、トーマス。

動力は無しで、音が出るだけの様です。
分解して基板確認。COBのIC1つと、外付け部品はごくわずか。触るとこほとんどなくて、しかたなく電源平滑と思われる電解コンデンサを外してみたら、音が鳴り始めました。
コンデンサ不良かと思いきや、特に悪くない。ちょっと悩みましたが、結局コンデンサはつけなおしたけど、ちゃんと動きます。
どこが悪かったのかよく分からないのですが、一応鳴るようになったので終了。

6件目、スーパーオート トミカビルです。

左側のエレベーターが昇らなくなった。お父さんが分解したら、部品が余った、といった話。

分解すると、中身はこんな感じ。

ギアボックス分解、10Tピニオン亀裂で取替。
組み戻して回してみると、噛み合いが悪いところがあって、ガリガリと空回りする。
ここで「部品が余った」を思い出す。長い軸の先にピニオンがついてて、SW入れると動いて、エレベーター下部のギアと噛み合うのですが、長軸なので押さえてやらないとしっかり噛みません。「余った」という部品がちょうどギアの下にはまる形状だったので、はめて組み戻したら、ちゃんと回る様になりました。

7件目、よく来るSEGA TOYSの「くるくるアンパンマン」です。

かなり何回もやってるので手慣れたもの。下の結束バンドを切って中身を分解。電池からのマイナス線が断線してたので復旧。短くなった結束バンドを丈夫な釣り用の糸でつないで延長して、仕戻して終了。

ここから、持ち帰って入院対応。8件目、アンパンマンの知育おもちゃです。

電池BOXフタを止めてるネジがさび付いて開かない、との事。ドライバで気合を入れてみましたが、中のナットが供廻りしてる様です。
分解して中身確認。ネジは、CRC吹いて、押さえのプラスチックごとペンチでくわえてドライバで回したら、すぐ解けました。CRC吹いてあればそこそこの様なので、取り替えはしないことにしました。

電池入れて確認→全く鳴らない。φ27mmスピーカ不良で取替。ちょっと当たったら、電池プラス線が取れちゃって、例によって傷んでハンダも乗らないので取替→ちゃんと鳴る様になりました。

9件目、カラオケマシーン。

曲は鳴るけど、マイクが使えなくなってる、との事。

別のイベントの時に、手すきのドクターに診断をお願い。マイクを分解してみたり、予備のコンデンサマイクに取り替えてみたりしたけど、復活せず。
曲かけて、マイクのSWを切ったままだと採点しないが、マイクSWを入れて曲が終わると、採点できる。という事は、マイクを認識はしてる様子。マイクの信号がICまではちゃんと入ってるのでは?

中の基板はこんな感じ。

後は家に帰って、再チャレンジ。結構な部品数です。回路を起こそうかと思ったのですが、ちょっと手に余りそう…。とりあえず、メクラで再ハンダ付けをやってみる事に。

まず低周波部分と思われる、右側を再ハンダ付け→復活せず。ど真ん中は7セグLEDの表示関係の様なのであまり手を付けず、中央部分を再ハンダ付け→復活せず。
しかたないので、左側のCOB周辺を再ハンダ付け→マイク復活した!

「エコーあり/なし」のSWがあります。アナログ的にエコーをつけるのは、結構困難です。多分、A/D変換で一旦デジタルで取り込んで、プログラムで加工してる可能性が高いと思います。
ICからの出力系統でハンダ付け不良が起きてたのかもしれません。
回路を起こしたい気持ちもあったのですが、直ったので終了とします。

10件目、またもや登場、IWAYAのぬいぐるみです。

左後ろ足の骨折と、鳴かなくなった、との事。
会場で試運転してみたら、「歩く→立ち止まって1回ゆっくり頭が動く→トコトコ高速で歩く→立ち止まって3回ほどゆっくり頭が動く」というシーケンスで、いつもの犬と全然違います。まるで、鳴くと歩くのシーケンスが入れ替わったみたいな感じ…。

少なくとも骨折修理は必要なので、分解。足は、関節で折れたのではなく、途中で折れてたので、エポキシで繋ぎました。
さて、シーケンスがおかしいのか?ギアボックスをみてみますが…

いつもの犬と全然違う構造です。

まず、しっぽが糸で駆動になってます。いつもの犬は左右にしっぽを振るのですが、これは糸を引っ張って前後にしっぽが動きます。
頭の駆動は、いつもは右側面にリンケージが組んでありますが、これはしっぽと連動で左側に駆動があります。
ギアボックスは同じ物を転用してるようで、穴がたくさん余ってます。前回「ここが壊れると修理困難」と解説した、クランク軸を固定する凸型の軸もありますが、何もついていません。

生地が、とにかく毛の抜ける生地で、あちこち毛だらけなので、そのせいでどっか引っかかってシーケンスがおかしいのかもしれない。ギアボックス分解して毛を取って試運転するも、シーケンスは変わらず。
各ギアも不具合は見当たらない。シーケンス切り替えもよ~く見てみるけど、特におかしいようにも見えない。
鳴き笛は特に異常なし。いつもよりちょっと音程が高い気がする…。

ここで、カルテを見てみると、「猫」と書いてあるのに気づく。確かにトラ猫ちゃんである。
鳴き笛を、いつもの犬と同じ速さで押すと、「キュンキュンキュン」と鳴って、猫みたいにならない。ゆっくり押すと、「キュ~~~ン」となって、猫が鳴いたみたいな音になる。
…という事で、これはあくまでも「猫」で、いつもの犬とは構造・シーケンスが違って当然なんですね~。

定位置に注意深く鳴き笛をセットして組み戻し。ぬいぐるみも着せて試運転。
鳴き声はちょっと小さいですが、そんなものと思う事にします。結局は、左後ろ脚の骨折修理のみでした。


この日の「町なかエコ」では、まだちゃちゃっと片づけたものがいくつかと、とりあえず確認したけど特に悪いとこが無くてそのまま返したものと、「無理」という判断で返したものとかがありますが、もはや「きりが無い状態」なので、このぐらいの記事にしときます。

相変わらず、ちょっと忙しすぎるなぁ…。貰ってるスペースも限られてるのですが、もう一人ぐらいドクターがいた方がいいなぁ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/12 おもちゃ修理1件

2016-07-07 | おもちゃ
仮面ライダーの変身ベルトです。仮面ライダー・ウィザード、との事です。

ベルト側のボタン押して、必殺技待機状態にして、何種類かある「指輪」を近づけると、必殺技が起動する、という作りの様ですが、指輪を認識しない・必殺技が起動しない、との事。直せそうにない予感がします…。

仮面ライダードライブの変身ベルトは赤外通信でしたが、これは何で指輪の種類を検知するんだろう?
まず指輪の方を分解しようと試みましたが、分解困難でした。しかし、隙間から指輪外周に大きく巻いてあるコイルが見えました。
ベルト本体側のコイルで、電磁誘導で電源を送って何か信号を返すか、もしくはベルト本体側のコイルとの相互インダクタンスの変化を拾ったりするのでしょうか…。とりあえず、本体側を開けてみる事にします。

裏蓋取ると、中央に基盤が見えますが、この基板は音を出すためだけの基板の様で、指輪の検知は、まだ右下に線が潜っていってます。なにやら歯車等もあって分解したくない感じがしますが、分解していきます。
ケースとでっかいギアを外すと、指輪検知の基板が出てきました。隙間からでっかいコイルも見えます。(写真は補修後)

とりあえず、コイルの基板側接続部はあやしいので、再ハンダ付け→試運転:×。リードタイプのコンデンサ再ハンダ付け→試運転:×…と、ちょっとずつ再ハンダ付けして確認するけど、必殺技起動せず…。
この指輪検知基板~サウンド基板間の配線もOK。もうこのあたりで諦めの気分…。
一応水晶発振子も再ハンダ付けしておこう、と、水晶をつついていると、表面実装で固定されてるはずなのに、つつくとグラグラする…。これはおかしい。
外してみると、足が片方折損してました!

刻印は「D135G21」となっており、刻印からは周波数が分かりません。依頼者さんのスマホで型番検索してもらいましたが、ヒットしません…。(ぼくのケイタイは「ガラケー」なので…)

よ~く見てみると、水晶の側に、普通のリード線よりもちょい細いぐらいのリードが、0.2mmほど残ってます。これにリード線をハンダ付けできれば、復旧できるかもしれない…。
(後で家に帰ってネットで調べてみたら、「表面実装」といって売ってる水晶発振子は、結局足は横ではなく普通に下に出てて、スペーサーをかませて直角に折って、横に出してる作りの様です。)

極小なハンダ付けでしたが、なんとかつけて、基板に付け直して試運転してみると…、必殺技が起動!
奇跡的に直りました!
(まあ、奇跡的といっても、あやしいところをつついていって、結果的にちゃんと不具合ヶ所を特定したわけでもあるのですが…。)

強度にはかなり不安があるので、ホットボンドで基板に固定してから、歯車等を組み戻し。
水晶は、やや適当に付けたのですが、歯車との干渉がギリギリでOKでした。ラッキ~。
全部組み戻して、ばっちり元通りに直りました!

(後日確認)水晶は、13.5MHzらしい。刻印の「D135」からしても、多分13.5MHzで大丈夫でしょう。取替部品があれば、取り替えた方が無難ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/11 宇部定期開院

2016-07-07 | おもちゃ
この日は、いつもの宇部おもちゃ病院定期開院日です。
18件あった様です。(修理品が貯まって、片づけるのにだいぶかかり、ブログ更新も滞ってます…すみません~)

1件目、KOMATSUのパワーショベルです。

いっぺんに何件か来院者が来て、何回か見てるこれを「やります!」と引き受けたのですが、結構面倒な故障でした。

力が足りなくて動かない、と聞きましたが、それは電池の消耗と思われました。手持ちの電源繋げば、ちゃんと動きました。しかし、他はちゃんと動くけど、バケットの下げが動きません。SW部の不良が考えらえるので、分解してみます。

(写真は補修後)
SWにたどり着くまで、かなり分解しないとならず、大変でした。以前の修理を思い出しながら分解。やっとSWに辿り着くと、鉄板の端子が1ヶ所折損してました。
う~ん、どうしよう…。誰かいい材料持ってないかな~とウロウロしてると、ちょうど隣に座ってたドクターの道具箱に、リレーの接点の様なばっちりな鉄片を発見!
別のドクターに電動ドリル借りて穴開けて、元のSW部にM2のビスで取り付けて、ちょうど良く整形して、ちゃんと動くようになりました。

この修理が結構大がかりだったので、残りは入院で対応。
2件目・3件目、同じ人の依頼品で、いつもの「歩いて鳴く犬のぬいぐるみ」です。
まず1個目、「ラブラドール」との事。

前足が骨折?だんだんと鳴かなくなった、との事。いつもの様に、ぬいぐるみぬがせて分解。

…これはやっかいです。左側面ですが、「1」は、いつも必ずと言っていいほど壊れている、「後ろ足の位置決め支点」の折損です。これは、いつもの様にφ4mmのプラ棒を接ぎ木して、すぐ直ります。
問題は「2」の方。ここはかねてから「ここが壊れると、修理困難」と言っている、前足伏せ動作のためのクランクで、φ4mm軸の頭が「凸」型になっていて、タッピング止めでクランクを駆動する構造ですが、軸端の部分がもげてます…。スペースや長さが足りなくて、元の通りに補修するのは、かなり困難です…。

軸の健全な部分を一旦ちょっと切ってから、φ4mmのプラ棒で継いで、ヤスリで頭を凸型に削って整形。それなりの形に出来上がったので、クランクをネジ止めして試運転…。あえなく空回り。ネジを外してみると、せっかく整形した頭の部分がポリポリと崩れてしまいました。
もう1回がんばってチャレンジするも、同じ結果…。
もとの軸の材料は、ポリエチレンでしょうか?結構ネバい材料ですが、補修で使うφ4mmプラ棒はポリスチレン。接着剤が付きやすいし、切削性も良くて便利がいいですが、硬くてもろいので、φ4mmを凸状にした上に2mmのタッピングを突っ込んだんじゃ、たとえきっちりセンターが出せても、強度がもちそうにありません…。

3回チャレンジしたでしょうか?、とりあえず軸端に固定はできた、でも空回り、の状態で、これ以上改善できそうにない。このクランクがフラフラだと、前足が「伏せ」の状態になっちゃってちゃんと歩けないので、前足がちゃんと直立になる位置にエポキシで固定してごまかすことにしました。
「歩く→立ち止まってシッポを振る→(威嚇するような感じで)伏せをしながら鳴く」という動作ですが、「伏せ」がちゃんとできない以外は、何とか3動作するようになったので、これで「ほぼ修理完」としました…。

右側は、しっぽを駆動するリンケージが折損してました。

あんまり力が掛かるところじゃないんですが…。下側はギアが近くてスペースが無いのですが、上側は多少でっぱってもよさそうなので、エポキシ盛って繋ぎました。
「だんだん鳴かなくなった」は、鳴き笛の破れでした。まあ、ちょこっとだったので、セロテープで貼って塞ぐだけにしました。

2個目は「ビーグル」との事。

この子も、かなり時間かかりました。

分解してみるとまず、左側の足が変形してます…。右前脚もちょっとおかしいでしょうか?

写真ではちょっと分かりにくいですが、熱で変形した感じです。例えばこたつであぶられたとか、ファンヒーターの前に置いてた、といった可能性が考えられます。
100度のお湯に漬けて、手でぐにぐに押して、それなりの形に戻しました。

いつもの「後ろ足の支点」折損と、この子もしっぽ駆動のリンケージが折損してます。あんまり力が掛かるところじゃないんですが…

ところが、リンケージの破片がみつからない…。よくぬいぐるみの足の部分とかに入り込んで引っかかってるので、しつこく探したけどみつからない…。しかたないし、たとえ見つかっても3分割に割れてて補修困難かもしれないので、銅板で作る事にしました。

そこそこの形に作って、一応動くようになったのですが…。下側には余裕がない、上側は多少出っ張っても大丈夫、と思ったのですが、外骨格をはめてみると、当たってガチガチ音がするし、回り始めに負荷掛かって、ギアが「ガギッ」っと音がする。
このままではマズいので、ペンチで曲げ直したり、ヤスリで2~3mm削ったりして、外骨格に当たらない様に整形しました。かなり時間掛かりました…。

さて、試運転してみると、シーケンスが切り替わらず、歩く動作しかしません…。しかたなく、ギアを分解すると…、普段はそんな事ないのに、ビヨ~ンとギアが飛び出したついでに、どう探してもみつからなかったしっぽのリンケージの破片が飛び出してきました!
ギア部もちょっとのぞいたはのぞいたのですが、見えにくい所に破片が引っかかってたんでしょうね。
不具合は特になく、組み戻したらちゃんと正しいシーケンスで動きました。

さて最後、4件目。小さなハスキー犬のおもちゃです。

とりあえず、電池入れてSW入れても、全く動かない…。
左側面にあるネジを2本外すも、顔の部分がかぶせて固定されてるようで、ボディの部分が開かず、中身が取り出せません…。
どうしたものかと困ってましたが、別のイベントの時に別のベテランドクターとチャレンジ。結局無理やり開いてこじ開けて、中身を取り出しました。
もっと複雑なおもちゃかと思ってたのですが、モーターで足が回転するだけのおもちゃでした。

中身のギアボックス、分解するとこんな感じ。モーターのプラス線が取れてたのでハンダ付けしたら、ちゃんと動くようになりました。
またぐいぐいこじ開けて、ギアボックスを突っ込んで復旧しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする