久しぶり感、6月度の宇部おもちゃ病院定期開院日です。
1件目、オルゴールです。
先月の新川市まつりの際に「オルゴール直せますでしょうか?」と聞かれた方と思われます。
「直せますよ~!」と答えたのですが…、しまった、高級オルゴールです。スイスのおみやげとの事です。
ぜんまいが限界まで巻かれた状態で、動かない、という状態の様ですが…。
よく見ると、調速風車がストッパーで止められてます。箱前面の飾りボタンの様な物が「操作スイッチ」の様な役割で、右に動かすとストッパーが外れて回る作り。操作方法が分からなかっただけでした。
右に動かすとストッパーが外れて回り始める。左に戻すと、ドラム回転の歯車に穴が開いていて、ツメがその穴に落ち込む=曲が終わるまで回り続けてから、ストップする、という作りでした。
機能をしっかり説明して返却しました。
2件目、アンパンマンのお風呂シャワーです。
来ました、お風呂シャワー。以前にアガツマから4個まとめて購入した水中ポンプがまだあります。
ポンプ確認すると、ガリガリでほとんど手回しできない状態。
以前にノコで切断して分解したヤツで、何故直せないか説明して、予備品¥625(送料込み)を使わせて貰いました。
SWが、かなり強く押さないと切れない(入りの方はそうでもない)状態でしたが、分解して確認するも特に異常無いので、その旨説明して返却しました。
3件目、知育おもちゃです。終わり際の来院だったので、入院で対応。
①ハンドルが回らない、②ドアのベルが鳴らない、③上面の鍵盤が鳴りにくい所がある との事。
ネジが多くて分解大変でした。SW多い、配線がめっちゃ多いです。
底面あけるとこんな感じ。まずハンドルを直しますが、6分割のブロックを外した方が作業性がよさそう。ブロックを外すには、写真奥に見えている黒い板のネジを全部外すと、鍵盤の付いた上面が外れて、ブロックが外せるようになります。
ハンドル部、外してギアの押さえを外した状態。
簡単な作りなのですが、難航しました。
黄色のラックギアの摺動面が、傷ついて凸凹になってたので、軽くペーパー掛けてからグリスアップ(写真はグリスアップ後)。組みなおして動作確認するも、どうも、ハンドル側の青いギアの軸部に遊びがあり、噛み合いが外れてしまう事がある…。黄色のラックギアは、表で小さな車が左右に動くので、左右に動ける限界があるのですが、青いギアもストッパーが付いてて左右の動かし幅が制限されてるので、噛み合いがずれると、ちゃんと動かなくなってしまう。
ハンドル抜いて遊びを減らす、又は、青ギア側のストッパー撤去してしまう!といった加工をしたかったのですが、ハンドルが抜けない…。結局あちこちグリスアップしてなんとかボチボチ操作できるようになったので、一応ハンドル部終了としました。
(再発するようだったら…、青いギアが浮かないように、押さえを追加で改善しないかしら…)
②のドアベルは、分解の結果、導電ゴムSWはちゃんと作動しました。押しボタンのでっぱりがちょっと足りなくて、押しが弱いだけのようです。押しボタンの穴に低頭のタッピングねじ込んで、高さアップしました。(ちょっと上げ過ぎですが、まあまあちゃんと動作しました。)
ドア部分、写真撮り忘れましたが、複雑な作りで、分解・仕戻しがちょっと面倒でした。
動作がいまいちなので、摺動部にちょこっとグリス塗ったら、ほぼ良くなりました。(グリス効くなぁ~)
③の鍵盤は、導電ゴムSW、基板側・ゴム側共に清掃で、ちゃんと全部動作するようになりました。
今日の定期開院は、ドクター9名で14件受付。ほどよく忙しい日でした。
1件目、オルゴールです。
先月の新川市まつりの際に「オルゴール直せますでしょうか?」と聞かれた方と思われます。
「直せますよ~!」と答えたのですが…、しまった、高級オルゴールです。スイスのおみやげとの事です。
ぜんまいが限界まで巻かれた状態で、動かない、という状態の様ですが…。
よく見ると、調速風車がストッパーで止められてます。箱前面の飾りボタンの様な物が「操作スイッチ」の様な役割で、右に動かすとストッパーが外れて回る作り。操作方法が分からなかっただけでした。
右に動かすとストッパーが外れて回り始める。左に戻すと、ドラム回転の歯車に穴が開いていて、ツメがその穴に落ち込む=曲が終わるまで回り続けてから、ストップする、という作りでした。
機能をしっかり説明して返却しました。
2件目、アンパンマンのお風呂シャワーです。
来ました、お風呂シャワー。以前にアガツマから4個まとめて購入した水中ポンプがまだあります。
ポンプ確認すると、ガリガリでほとんど手回しできない状態。
以前にノコで切断して分解したヤツで、何故直せないか説明して、予備品¥625(送料込み)を使わせて貰いました。
SWが、かなり強く押さないと切れない(入りの方はそうでもない)状態でしたが、分解して確認するも特に異常無いので、その旨説明して返却しました。
3件目、知育おもちゃです。終わり際の来院だったので、入院で対応。
①ハンドルが回らない、②ドアのベルが鳴らない、③上面の鍵盤が鳴りにくい所がある との事。
ネジが多くて分解大変でした。SW多い、配線がめっちゃ多いです。
底面あけるとこんな感じ。まずハンドルを直しますが、6分割のブロックを外した方が作業性がよさそう。ブロックを外すには、写真奥に見えている黒い板のネジを全部外すと、鍵盤の付いた上面が外れて、ブロックが外せるようになります。
ハンドル部、外してギアの押さえを外した状態。
簡単な作りなのですが、難航しました。
黄色のラックギアの摺動面が、傷ついて凸凹になってたので、軽くペーパー掛けてからグリスアップ(写真はグリスアップ後)。組みなおして動作確認するも、どうも、ハンドル側の青いギアの軸部に遊びがあり、噛み合いが外れてしまう事がある…。黄色のラックギアは、表で小さな車が左右に動くので、左右に動ける限界があるのですが、青いギアもストッパーが付いてて左右の動かし幅が制限されてるので、噛み合いがずれると、ちゃんと動かなくなってしまう。
ハンドル抜いて遊びを減らす、又は、青ギア側のストッパー撤去してしまう!といった加工をしたかったのですが、ハンドルが抜けない…。結局あちこちグリスアップしてなんとかボチボチ操作できるようになったので、一応ハンドル部終了としました。
(再発するようだったら…、青いギアが浮かないように、押さえを追加で改善しないかしら…)
②のドアベルは、分解の結果、導電ゴムSWはちゃんと作動しました。押しボタンのでっぱりがちょっと足りなくて、押しが弱いだけのようです。押しボタンの穴に低頭のタッピングねじ込んで、高さアップしました。(ちょっと上げ過ぎですが、まあまあちゃんと動作しました。)
ドア部分、写真撮り忘れましたが、複雑な作りで、分解・仕戻しがちょっと面倒でした。
動作がいまいちなので、摺動部にちょこっとグリス塗ったら、ほぼ良くなりました。(グリス効くなぁ~)
③の鍵盤は、導電ゴムSW、基板側・ゴム側共に清掃で、ちゃんと全部動作するようになりました。
今日の定期開院は、ドクター9名で14件受付。ほどよく忙しい日でした。