8/9 おもちゃ修理（1件）

まだまだ暑い日が続きますが、結構忙しい日でした。
圧電センサの不良とか、ギアの割れとか、他のドクターの修理に口と部品を出しながら、直接対応は1件、トミカ・ハイパーレスキュのＴＶゲームです。

電池入れたけど、何も反応が無い、もらいもなので良く分からない、といった事の様です。

とりあえず開けてみるも、電池・電源ラインに異常はなし。パイロットのLED等も全く無い様で、TVに繋がないとなんとも言えない…。ここで、院長が事務所のTVに繋げてくれるとの事で、繋いで見たところ、問題なくゲームが起動しました。（つまり、どこも壊れてませんでした…。）

電池ボックスの蓋を留めるネジが効かなくなって、中でカラカラ音がする→本体側のナットが外れてるのだけ修理して、返却しました。

8/8 宇部定期開院

8月度の宇部定期開院、暑いさなかでしたが、それなりに来院頂きました。

1件目、プラレールです。

動きはするけど、異音がする、との事でした。
ギアボックスが接着してあるタイプで、分解めんどうだったので、組んだままの状態で、モーターの前後と、届く範囲でグリスアップして、若干良くなったようなので、完としました。

2件目、音楽が鳴って踊るネコのぬいぐるみです。

踊りはするけど、音が鳴らなくなった、との事。
ぬいぐるみを脱がさないと、調査も修理もできませんが、頭の周りがガチガチに接着してあって、分解そうとう苦労しました。

苦労してぬいぐるみぬがせて、内部メカ・ボックス開けて、スピーカー確認すると、OK。配線もOK。「？」と、電池入れて右手のSW押すと、ちゃんと音も鳴って踊るじゃないですか～。
配線のあやしい所も特に無く、音が鳴らなかった原因が全く分かりませんが、ちゃんと動作するようになったので、ぬいぐるみ仕戻しして、完としました。

なかなかリズミカルなおもちゃでした。
単純にモーター回して一定の動きをするだけと思っていましたが、HipHop調の音楽に合わせて、一瞬フリーズ・逆回転で再動作、といった動きで、まるで音楽に合わせてプログラミングされてる様な動きで、ほんとに踊ってるようです。
音量に合わせて、音が切れたところで動作も止める作りではないかと想像します。（が、動作切り替えタイミングが、曲データに合わせて登録されてるかもしれませんね。）

8/2 おもちゃ修理（1件）

この日は、山口市の児童館での出張開院でした。

すごく暑い日で、きっと来院者少ないことが予想される中、ドクター4名で何とか2件。

1件対応、ジム＆メリーです。（メリーではなくて、ジムのみかも？）

「音が鳴らなくなった」との事。とりあえず分解。

紐が３つぶらさがってる内の、真ん中の紐に、おもちゃでよくある、薄鉄板2枚で作ったリミットSWが付いていて、引っ張ると音が鳴るようですが、鉄板が片方もげてしまってます。短絡するとちゃんと音がしました。

ドクター2名で対応しましたが、元のリミットSWは見捨てて、真下にタクトSWをつけて代用することにしました。（写真、分かりにくくてすみません。）
ちょっと固定が不十分で、耐久性に不安がありますが、とりあえず鳴るようになりました。

7/12 おもちゃ修理（1件）

ラジコンカーの修理。ステアリングが効かなくなった、との事です。

ボディ裏側に、ステアリングの直進微調整ができるように、カチカチとセンターを調整する機構が付いてるのですが、取れてなくなってます。そのせいで、センターへの復帰ができなくなってる状態でした。

どうやって復旧させるか、だいぶ悩みましたが、センターにネジで棒を出したプラ板を、ボディに穴開けて通しのボルトナットで固定して、なんとか微調整もできる状態で復旧させました。

写真は、復旧後の状態。
試運転して、ちょっと曲がってくのを微調整して、ちゃんとまっすぐ進むようになりました。

7/11 宇部定期開院

7月度の、宇部おもちゃ病院定期開院です。

1件目、３ＤＳ ＬＬです。アダプタ刺し口が壊れて充電できない、取替え部品は入手したけど、ちょっと自分じゃ無理、との事です。（写真、分解時ですみません。）

コネクタは、中央のカードスロットの左側です。

取り外し、ちょっと苦労しました。
4箇所ほど、おそらくハンダ付けでしっかり固定してあって、どうしても取れず、結局もいでしまいました。
取替え部品の方は、元付いてたものよりも固定のための足が少なくて、端子はハンダ付けしたものの、固定がいまいち…。しかし、接着してしまうのもなんか気が引けるし、ホットボンドで盛ったりするスペースもないので、「元より強度が低いので、抜き差し、気をつけて下さい。」と、返却しました。

2件目、プリキュアのスマホ型のおもちゃ。（写真無しですみません。）
タッチがずれて認識されて、ちゃんと操作できない、というものでした。

分解するも、液晶の取り付けはFFCの直ハンダ付け。さらに、タッチパネルの接続は、液晶FFCの下に隠れてて、触りようもない構造…。
「こういったオモチャは、タッチがずれる想定で、タッチの修正ができるはずです。ネットで調べて、タッチの修正方法を探してみて」と、返却しました。

家に帰ってネットで調べると、製品名はプリキュアの「キュアライン」。単純に画面に、タッチ修正のボタンがあったみたいです。しかし、大幅にずれてると、ＯＫとかが押せなくて、結局修正できない事もあるようです。修正できたでしょうか…。（修理実績上は「×」になってしまいました…。）