１１／３ 宇部まつり臨時開院

嗚呼、入院が溜まって、もう年の瀬だというのに、未だに１１月のブログを書いてる始末…ｗ。
難題が一つ解決したので、ちょっとでもブログを進めます。

毎年恒例の、宇部まつりでの臨時開院でした。
１件目、アンパンマンの…、ベルトコンベアの坂道です。

トミカの山道ドライブに似てますが、アンパンマンだそうです。ベルトが遅い、力が無くて乗せると止まってしまう、といった状況らしいです。

まず上側のコンベア分解。

ギアに異常は無し。もう時間が経ちすぎて記憶が…。
たしか、各部のゴミ掃除をしたかと思います。

下側のコンベアも分解。

こちらもギアに異常なし。多分掃除…。

ギアボックスも確認。

やはりギアに異常は無し。汚れてたギアを掃除してグリスアップ実施。
全部組み戻して、ぼちぼちかな…。ベルトゴムが、内側がひび割れ気味で、だいぶ傷んでました。多分長さも伸びていて滑りやすくなってると思われますが、とりあえずしばらくはこれで遊んでもらおうと思います。

２件目、ラジコンの…送信機です。

スイッチが怪しくて、パイロットのLEDが付いたり消えたり、スイッチを押さえたら点いたり、といった状況で、送信機だけ持ってこられました。
分解してスイッチの導通確認…よろしくない。スイッチ分解。
基板直付けなので、ケースと足の５か所がハンダ付けされてる為、外すのはなかなか大変。ツメを起こしてケースだけ外して、接点の整備をします。

やはり接点サビてました。下側接点と、上の小片と両方磨いて組み戻して、ＯＫとなりました。

３件目、ここからは入院。フォークリフトのラジコンです。

お父さんが分解したらしく、この状態で持ち込まれました。
電池はＯＫ、電池BOX端子もＯＫですが、基板まで電圧がちゃんと掛かってない。
これもメインのスライドＳＷの不良ですね。分解して接点整備で直りました。
あと、モータ線が外れてたのとか、アンテナをどこにつけるのか分からないとか、ハンドルが抜けるとか、いろいろ修正しました。

参考までに基板を撮っておきます。（あちゃ、ピンボケだわ…）

受信機のICには「RX5」と書いてあります。これは…今年の前半にプロトコルの調査をした、RealtekのTX5/RX5かもしれません。（ピン数が違いますが。）
戦車と同じ構造で、モータが左右駆動別々に付いるのとフォークの上げ下げで、計6－functionになります。多分、走行モータの駆動に16PINで2-モータ用のドライバIC、フォーク上げ下げに8PINのドライバを使ってると思われます。

さて、今回では最後の4件目、戦隊ヒーロー：キューレンジャーのセイザブラスターです。

久しぶりに来ました。まだキューレンジャーが放送中の頃に立て続けに来たので、「ジャンジャン来るのか～？！」と思ったのですが、久しぶりですｗ。

片側の爪の折損です。「欠片は…？」「ありませんｗ」との事。欠片があると楽なんだけどね～ｗ。

無事な方の爪から型取りして、プラリペアで補修とします。とりあえずバラバラにします。（爪にたどり着くまで、結構大変ｗ。）

プラリペアは、白の粉しか持っておらず、できれば黒で作りたいなぁ…。たしか、プラモデルの端材を削って粉を作ったら使えるってどこかに書いてあった気がして、1時間以上かけて必要量の粉を作ってみたのだけど、固まらなかった…。
プラリペアの溶剤で溶けるは溶けるんだけど、24時間たってもぶにょぶにょでした…。

プラリペアの「液」は、単なる溶剤ではないんですね。「メチルメタクリレート」と書いてあります。これはつまり、「アクリル」の重合前のモノマーで、重合したアクリルと出会う事で重合が進んで硬化するんですね。つまり、「粉」は「アクリルパウダー」じゃないといけないんですね。
プラリペアは結構高いのですが、アクリルパウダーは100均にも売ってるらしいので、こんどちょっと覗いてみよう。

気を取り直して、白の粉で作成。最初は、爪先だけ作って接続しようかと思いましたが、元の土台にクリップの針金を2本差し込んで、途中まで取った型に根元部分をはめこんでプラリペア流し込んで、一気に成形しました。ばっちり！

塗装前に装着して、キュータマの脱着確認。ちょっときつめだけど、いい感じ！
手持ちの缶スプレーで塗装して、全部組み戻すと、こんな感じになりました。

右が作った方の爪ですが、もはやどっちがコピー品か分からないレベル！（まあ、本物の方は半透明なので分かりますがｗ。）
まあ、型取り君とプラリペア様々ですが、なかなかかなりのクオリティで直せました～！