TERAの新作ムービーが公開!

2011-01-07 17:11:21 | 新作情報

「TERA The Exiled Realm of Arborea」,街での暮らしやダンジョンでの探索/戦闘シーンなど,見どころ満載の最新プロモムービーを掲載
http://www.4gamer.net/games/048/G004803/20110107015/




新作の大作MMORPGである、TERAの最新プロモーションムービーが公開されました。
世界観の様子やゲーム内でのPvPの様子もある程度見れ、なかなか参考になる感じ。

TERAはノンターゲット方式の戦闘システムを採用しており、
これにより従来のターゲット式のMMORPGに比べアクション性は高められているとされ、
これこそが次世代MMORPGといわれる話題作である。

近接武器はその殺傷範囲内に敵を収めて振らなければならないし、
複数の敵を巻き込む位置にいるなら複数の敵にヒットする。
弓矢や魔法はFPSのように命中させる必要がある。

以上がこの新作MMOの概要。
しかしグラフィックが綺麗でいいね。


個人的に期待して、懸念するのは、やっぱりPvP部分に集約される。
一応GvG(ギルド対ギルド)やフィールドPKの類はあるようだけど、どこまで許容されているものなのか?
UOやリネージュのように、ほとんどのフィールドでどこでも戦えるような自由度の高いものなのか、
パンドラサーガ、MoE、FEZなどのように専用箱庭エリアのみでのPvPとなるのか。
尚現在までの情報では、RvR(国家対国家)は初動では実装しないらしい。
将来的な実装の可能性はわからないが。

まああくまでも個人的な嗜好の話で言うと、やっぱり俺的に重視するのはPK及びGvGなので、
RvRはあればあるで良いが、RvRの有無がTERAをプレイするか否かの判断には影響しないかな。
パンドラサーガでもPK活動のみを重視し、RvRにはほとんど参加しなかったし。
自分の指揮部隊だけでどこまで戦えるかみたいな。


近年ではR2やAionなどのMMORPGを試してみたが、
いずれも期待していたものとは違い、
本格活動には至らなかった。

しかしUOやパンドラサーガ時代のようにMMORPGで活動したいという欲求は大いにあり、
その点でこのTERAには期待している。

しかしこのTERAが外れた場合、現在のところ他に期待できる大作タイトルは無い為、
また向こう数年はMMORPGで活動する機会がなくなりそうな気もする。
TERAには頑張って欲しいね。

ARMA2戦場日誌その5 ~ アンブッシュ ~

2011-01-06 19:25:08 | ArmA2



時刻は早朝4時10分。
空が白み始めた暁のもと、
作戦は開始される。




適当に走っているハンヴィーを捕まえ、戦友たちと乗り合って作戦地域へ。
早朝とはいえまだまだ暗く、敵は闇にまぎれている。
このドライバーのように、暗視ゴーグルは欠かせないだろう。


武装ゲリラ、もしくはロシア軍とおぼしき敵を撃ち、
手近な拠点からいくつか占領していく。
そのような任務に1時間ほど従事していただろうか。

次第にだんだんと空は明るさを増していき、
兵士たちの頭からは暗視ゴーグルが取り外され、
5時半も回ると完全に大地は陽の光に照らされた。




時間の概念があるのがこのゲームの特徴の一つ。
リアルタイムという気長な進行ではあるが、
時間の歩みとともに戦況も違う顔を見せることになる。

夜間や未明ならば闇に紛れての隠密作戦といった性格があるが、
朝日が顔を出すと、視界が開けると共に正面戦闘の傾向が強くなり、
遠距離からの狙撃、ミサイル、砲撃と、実に騒がしくなってくる。




時刻が6時を回った頃、クラン員のpesくんと合流。
Arma2ではプレイヤーはそれぞれ自分の顔などを設定できる為、彼は初老の出で立ちで、
まるでザ・ロックに出てくるような古参兵といった雰囲気を醸し出している。

pesくんの装備は対物狙撃銃と対戦車地雷。
俺の装備はSCARライフルと対戦車ミサイル。
嵩張るこれらの持ち物は、今回の作戦に深く関係している。




今回の作戦は、敵の勢力下に潜入し、ゲリラ戦を展開するというもの。
地雷、対戦車ミサイル、狙撃銃などで待ち伏せと奇襲でのアウトレンジ攻撃を行い、
後方地域の敵軍の増援部隊、装甲部隊などを未然に撃破することを目的とする。
援軍阻止、漸減作戦である。

Arma2の戦域は果てしなく広大な為、待ち伏せるにしても上手く地点を選ばなければ何十分も待ちぼうけになってしまう。
そこで今回は、ココ、重要拠点BastamFalarを南北で結ぶ幹線道路を目標地点とした。
Falar以南にはさらに戦略上重要な拠点群があり、Falarはそこに至るまでの通り道である。
これまでの戦況から、ロシア軍の本拠地はBastamより北方にあると仮定し、
重要拠点群を取る為にこのFalarへ至る道路は必ず敵の交通があると予想した。
ここを封鎖すれば、敵の増援が遅れ、Falar以南の友軍部隊が優勢となり、戦線を押し上げてくれるはずである。




これが目標の道路である。
地雷敷設に走るpesくん。

言うまでもなくここは敵の勢力下で、東西南北どちらを向いても敵の拠点しかない。
つまり隠密性が最重要となる作戦である。
この地雷を敷設している間、2機ほどロシア軍ヘリが上空を通過するも、
俺たちには気づかずに通りすぎていった。
まさかこんなところにゲリラ部隊が入り込んでいるとは思っていないであろう。


敷設した後、丘に登り岩の後ろで待ち伏せる。
ここは忍耐との勝負である。
しりとりでもしながら待っていたところ、
しばらくすると・・・

「車輌の走行音!」




眼下を見ると、北から南に、3輌編成の車列が走っている。
予想的中!
先頭はロシア軍のBMP歩兵戦闘車、後ろにAPC(装甲兵員輸送車)、そして救護車。

俺は持ってきた対戦車ミサイルのスコープを覗きながら、
固唾を飲んで車列の動向を見守っていると・・・




踏んだ!
まず先頭のBMPが地雷を踏み、続くAPCも地雷で撃破。
吹っ飛んだ車内から乗員の死体が四散する。

3輌目の救護車はそれを見て緊急停止するも、俺が持ってきた対戦車ミサイルで撃破する。
コレは1km先からロックオンし誘導する、長距離戦用のスグレモノ。
赤十字を撃つのは気が引けるが、ここは戦場なのだ。




大部分の敵は地雷とミサイルで死亡したと思われるが、
少数、かろうじて脱出した敵の乗員が走ってきたので、
ライフルに持ち替え交戦を開始する。

pesくんは12.7mm狙撃銃、俺は7.62mmライフル。
標準の5.56mm弾の銃ではなく、どちらも大口径ライフルを持ってきている。
大口径弾のほうが弾道直進性に優れ、長距離での命中精度は高い。
要するに徹底的にアウトレンジ戦なのだ。
かろうじて生存した敵兵も満足に反撃できぬまま、
丘の上から狙撃されるだけの運命だった。


「1人ダウン、2人目ダウン、3人目・・・4人目、ダウン。」
「クリア!」
「オーケー、殲滅完了だ。」


たった2人の待ち伏せと奇襲により、1個小隊(20人超)と2輌の装甲車、1輌の車輌を撃破した。
作戦成功!

2人で今回の戦果についてウキウキと語りながら、
ハンヴィーに乗り自軍拠点への帰路へついた。
そして弾薬の補給をし、再び次の作戦へと向かうのだ。

陸自に戦車400輌は少ないのか?(2) ~ 議論の続き ~

2011-01-02 18:33:21 | 軍事ネタ

元旦早々!
2日連続で、今日も文字だけの長文軍事ネタ更新です。
とても読みづらいものになると思うし、
完全に個人に宛てた更新となるので、
興味ない人は読み飛ばしてください!
昨夜の軍事ネタカテゴリの記事、陸自に戦車400輌は少ないのか? についた質問コメントへの回答。


質問者さん、あけおめ、再度コメントありがとう。
踏み込んだ議論を期待していたとのことなので、それに応えようと思います。
前提として、質問者さんと俺とは自衛隊のドクトリンへの認識の相違を感じ、
また実際に戦争になってみない以上、何が正しい戦略かというのは証明されないので、
下記の返答は質問者さんの意見を否定するものではなく、
「ゆっきぃ的にはこう考えている」というつもりで読んで頂けると幸いです。

以下の枠線の中の文章が、質問者さんのコメント。
長いので省略してあります。
全文を読みたい方は陸自に戦車400輌は少ないのか? 記事のコメント欄へ。




中国・ロシアとの戦いでは長期戦を避けるべきという意見は全面的に同意で、
自衛隊の戦力は縦深に欠け、そもそも長期的に戦えるようには作られていない。
量より質を重視した軍隊であり、この部分に関しては議論を必要としないだろう。

しかし一方で、質問者さんは上陸した敵部隊の補給線を洋上で遮断して、
上陸部隊を孤立させ遅滞作戦を以て消耗を待つという風に見え、
数ヶ月以内に補給線を断つという消極的な戦略は短期決戦とは矛盾している。

もちろん日本の領土は敵から見れば離島であり、
海上戦力や航空戦力による連携で補給線を洋上遮断するというのは非常に有力な戦略であり、
また敵軍にとっても恐れる事態であることに疑いはない。
しかし政治的な問題として、日本は領土が侵犯された場合、
数ヶ月と待たずに即座に反撃し奪還しなければならない世論の圧力に晒されると思う。

またトンネルや道路を破壊して敵上陸部隊の内陸部への進出を限定するという戦略だが、
本土決戦を旨とする軍隊で、このような焦土作戦じみた防衛戦略が前提とされてるだろうか。
もちろん、敵部隊の進出阻止が不可能と判断されればそれも選択肢に入ってくるだろうが、
道路を破壊すれば友軍部隊の反撃ルートも遮断されることになるので、
あくまでも最終手段の一つ程度に留めておくべきだと思う。


本土の防衛においては"上陸阻止"が基本となるだろうが、
しかし自衛隊の重視する砲火力などの装備体系を見ると、
本土の陸上戦において「上陸させて叩く」という戦略が適応されていると考えてる。

つまり敵が上陸してきた場合、上陸地点に橋頭堡を築き内陸部へ進出してくる前に、
早期にMLRSなどの砲撃と空自の作戦機で上陸地点を叩き、
地上の機動兵力で打撃を加え上陸地点を制圧するというような、
いわば「上陸させて叩く」という戦略が有効に機能し得る体制にあると思う。
無論これは、空自の航空阻止作戦及び、陸自の沿岸での重MATや中距離多目的誘導弾などによる迎撃で、
敵上陸部隊を洋上で漸減させ上陸阻止を試みることは前提である。

そしてこの「上陸させて叩く」という防衛戦略を実行する場合、
もちろん早期段階で反撃し上陸地点を制圧しなければ敵部隊の内陸部進出を招くだろうし、
その早期段階での反撃を実現するには陸自の機動戦力が必要となる。
その機動戦力とはもちろん、戦車である。
歩兵部隊や装甲車では打撃力に欠け、また上陸したばかりの敵兵力はさほど重火器を持ち込んでいないと想定され、
その局面において、戦車の制圧力は陸自の保有する兵器の中で最も確実性があり、敵上陸部隊にとっても大きな脅威であると考えられる。




前回記事で「>また戦車は全て90式及び10式であるものと仮定する。」と記述したのは、
前回記事の返答は日本に必要な戦車数を算出するという趣旨だったので、
算出方法を単純に、かつ現実的な数字を出す為にそう仮定した。
なぜなら74式戦車と90式&10式では部隊の編成法が異なり、
74式戦車の編成法で算出すると車輌数は90式&10式の部隊よりももっと膨れ上がってしまう。

現実的に戦車の配備数は減勢しているので、それを考慮に入れ、
また残った74式戦車の部隊内容も戦車減勢と共に改編されていくだろうという予想もこみこみで、
全ての編成法を90式&10式と仮定したのであり、つまりあの文章は、
「全て90式及び10式の編成法で考えるものとする。」と読み変えてもらって良い。

現状の年間11~15輌ベースの調達数じゃ非効率極まりないのは確かで、
実際に90式戦車は2020年以降から退役が進行する可能性があり、
日本は旧式戦車を主力に本土防衛戦を行わなければならないという危惧は、
現状のままじゃ現実となってしまうだろう。

しかしゲリラ戦的な小規模戦闘において1~2世代前の兵器で戦力になるかという質問に対しては、
俺としては「戦力になる。」という見解も併せてここで述べておく。

何故なら74式戦車が戦うとすればこの日本本土での上陸阻止及び橋頭堡制圧、もしくはゲリラ戦じみた戦闘であり、
そのシチュエーションにおいては、敵にも十分な主力戦車があるとは考えにくい。
その場合の74式戦車の対戦相手は、敵軍の水陸両用戦車、軽戦車、装甲車、歩兵部隊となる。
そのような敵兵器に対しては74式戦車は機動戦力として、装甲・火力ともに十分に通用する戦力だと思われる。




質問者さんと俺との認識で共通しているのは、
「敵上陸地点に砲爆撃を加え橋頭堡構築を阻止する。」
という部分。
意見が相違しているのがその後の対応のこと。
質問者さんの言う、橋頭堡への砲爆撃及び補給線遮断、そして地雷や交通路破壊による遅滞作戦で、
敵部隊の継戦能力を締め上げていくというのは、前述したように完全には俺は賛同しかねる。

俺の意見としては、上陸された場合は、
橋頭堡への砲爆撃、補給線遮断、その後には機動戦力による反撃が有効と考え、
故に十分な戦車兵力は陸自に必要と考えてる。
その為には質問者さんの言うような道路網の破壊は、
友軍の戦車部隊の反撃経路が失われる意味で最終手段だ。

そして質問者さんの言うように、敵が物量だけを頼みに闇雲に上陸してくるような事態になれば、戦車は尚更有効だと思われる。
何故なら、主力戦車を揚陸させるには希少な大型の揚陸艦が必要で、
しかし闇雲に物量だけでの上陸作戦でくるならそこまでの重火器は日本には持ち込めない。
強襲揚陸艦などを動員するには、完全に制空権・制海権が確保されている必要があるものと思われ、
現状の中露の空海戦力で日米相手にそこまでの優勢を確保できるとは考えにくく、
つまり前述したように、敵上陸部隊の主力は水陸両用戦車・軽戦車・装甲車・歩兵部隊となる。
その場合にこちらに十分な戦車戦力が存在するアドバンテージは、計り知れないほど大きいものと思われる。


つまり質問者さんと俺との認識の決定的な違いは、遅滞戦術を重視するか、
早期反撃により橋頭堡制圧を重視するか、であると思われる。
この早期反撃の実現の為に十分な打撃力を有する機動兵力として戦車は必要であり、
また各普通科師団に現状通り、大隊規模の戦車部隊の配備が望ましいと考えてる。

大隊以下の規模にするなら、普通科師団に戦車を何輌まで配備するのか?
それが焦点となると思うが、いずれにせよ、400輌まで削減されれば諸兵科連合を組めなくなる部隊も出てくると思われ、
陸戦を行うにあたって望ましくない戦力状況になることは間違いない。

陸自に戦車400輌は少ないのか?

2011-01-01 18:48:43 | 軍事ネタ

以下は前回の軍事ネタカテゴリの記事、
10式戦車と機動戦闘車、戦車400輌までの削減について に寄せられたコメント。
このテーマに自分の考えを回答するには長文になると思うし、
面白いと思うので新記事としてこちらで回答。




まず適切な戦車の配備数ということだが、これは敵対勢力の規模に依るもので、
日本への脅威に対処できる戦力の維持が必要となる。
近年の中国やロシアの軍拡を見ると、その内容が特に海軍の揚陸戦力や空母の増強などに指向されてるのは明白であり、
これは日本にとって軍事的脅威となる。

その直接的な両仮想敵国が軍拡態勢にある以上、日本は軍縮をすべきではなく、
拡大をしなくとも少なくとも現状の定数は維持されるべき状況であると思われる。

その観点から望ましいと思われる戦車の配備数を考えてみる。
また戦車は全て90式及び10式であるものと仮定する。


まず日本で一番戦車が配備されているのが、北海道を防衛する北部方面隊。
北部方面隊には機甲師団である第7師団があり、その他にも第2師団と2個旅団、そして第1戦車群がある。
これらの戦車隊を合計すると、北海道だけで凡そ450輌もの戦車が配備されている。

さらに本土には富士教導団、第1教育団もあり、合計で凡そ130輌。
その他に普通科師団には必ず1個戦車大隊が組み込まれており、全国で合計8個戦車大隊。
これらの普通科師団に組み込まれている戦車総数を合計すると340輌。

以上の編成を全て総括すると、凡そ920輌が必要ということで、実際これが現状の配備数。
ここから南西重視にシフトして北部方面隊の第1戦車群を廃止したりするにしても、800輌は必要だろう。


現代の陸軍編成は"諸兵科連合"が原則である。
これは異なる兵科同士を組み合わせ、相互に弱点を補完し合う編成で、
ゆえに歩兵師団であっても戦車部隊が組み込まれているし、機甲師団であっても歩兵部隊はいる。
戦車が歩兵を守り、歩兵が戦車を守るのである。

自衛隊の戦車定数400輌という数字が実現すれば、
それぞれの普通科師団に戦車大隊を配することができなくなり、
現代軍事学の基礎的な原則である、諸兵科連合を否定することになるだろう。


また日本の地形上、陸戦が行われるのならゲリラ戦的なものになるから戦車は重要ではないという意見。
しかしアフガンやイラク、そしてチェチェンや中東のイスラエルが行っている戦争では、
市街戦やゲリラ戦においても戦車は強力であり、有効で必要なものであるという戦訓が認められている。
これらの現代戦争の実例を見て、実際にカナダ軍は予定されていた戦車部隊の廃止を取りやめた。
ゲリラ戦においても、戦車の圧倒的な制圧力と装甲は必要で、歩兵の強力な盾と矛となるのである。


また個人的に最も重要視しているのが、戦車の持つ"抑止力"である。
日本に戦車が大量にあることによって、侵攻する側はそれらを撃破するだけの重戦力の揚陸の必要性を強要される。
となると船団は大規模にならざるを得ず、秘匿性も望めなくなり、
一度の揚陸作戦にかけるリスクも多大なものとなり準備することも困難となる。
戦車があることによって、結果的に、日本への上陸を企図することを難しくするのである。
この抑止力については、以前の記事で詳しく書いたのでそちらを参照願いたい。
→ 陸自は必要か不要か


以上に記述した理由から、ゆっきぃ的には、「戦車400輌は少ない」と考える。
そしてお正月らしい更新ができて満足している。