Civ5 BNWマルチプレイ11人戦(8) ~ 2つの敗北の先には ~

2015-01-28 17:44:07 | Civilization

Civ5マルチプレイレポ、前回分からの続き。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ11人戦(7) ~ ブラッド・ダイヤモンド ~
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3つの戦争が並行している図。
大航海時代入りしたケルト・ポーランドの探検船はぐるりと大陸周りを回っており、
まるで
「なんだこの暗黒大陸、どこでも戦争してるぞww」
「後進地域の原人同士の争いワロリッシュwww」
とでも嘲笑っているかのよう。

差をつけたツートップ国に対抗する為には、
俺たちはとても足を引っ張り合っている状況ではないのだけど、
それは冷静な意見ではあるが当事者の心情を説明していない。
このときの俺たちは、共通の大きな敵の前に、まずは目の前の自分の敵だった。


お互いがお互いに「絶対殺す」丸出しの相思相愛で
外交の場も半ば煽り合いだったこの時の空気は
そりゃもうすごかったよ。




アステカと国境開放を結び、前線へと観戦武官を送り込む。
前回記事 でソンガイから「アステカを守ってやって」と頼まれたからこうして見に来たわけだけど、
難しいことを簡単に言ってくれる。
トラテロルコがエチオピア軍に半包囲を食らいつつあるじゃないか。

アステカ軍は付近に大将軍の要塞を3つも建設してるので
数で劣ってる割によく持ちこたえてるようだが、
その防衛部隊も満身創痍な様子。
国境地帯は荒らされ、炎上しまくってるなあ。


しかしアステカ戦線を長引かせエチオピア軍をこちらに引きつけておくことは、
ソンガイの、ひいては我が国のメリットとなる。
ソンガイの言う通り、アステカを生き長らえさせる為に手を尽くさなければならない。

不幸にもオーストリア軍の大半はインドネシア戦線に手を取られているので、
ここは外交筋からエチオピア軍の作戦の抑制を働きかけることにした。

オーストリア 「そちらの動きは、アステカがシャムを併合しようとするのを阻止する為の動きである、ということで正しいか?」
エチオピア 「そちらが危惧していることはしない、が、トラテロルコは破壊する。それ以上は進まない。トラテロルコのオーストリア軍を引かせてください。」
オーストリア 「前線監視と緊急事態への対応の為、我が軍部隊を前線へ送りつつある。視察した結果、トラテロルコの破壊は容認できない、シャムに対する要の地域だ。」
オーストリア 「アステカのシャムへの攻撃をやめさせるので、国境は現状維持で手を打ちたい。」
エチオピア 「それは本心で言ってるのか?」
オーストリア 「アステカは我が国の壁として生存させる。」




2国間チャットだけではなく、他国にも見えるアフリカ大陸チャットの方でも停戦を呼びかける。
だが俺がかばってるのにアステカがまさかの戦争継続意思を見せたので交渉はご破算に。
困ったちゃんだなあ。

まあでもそれは良い、本当に重要なのは停戦ではなく、
アステカが食われない程度に生き残りつつエチオピア軍がこの地域に留まること。
このうちにソンガイがエジプトを下してくれるとありがたいのだが。




インドネシア戦線の状況は、チューリッヒが陥落し、
オーストリア軍も半島から追い落とされてしまう。
以降はグラーツ海峡を挟んでの砲撃合戦を展開。

また同時に我が国は世界に向けて、インドネシアに対しての永久戦争宣言を行った。
小康状態となったが戦時体制は解除しない、和平もしないということで、
目的はチューリッヒ沖を海上封鎖し続け、一隻でも軍艦が出てきた場合は即座に撃沈し、
チューリッヒからの通商路と海軍の整備を阻止することにある。


チューリッヒ防衛という戦略目標を達成できなかった時点で、
インドネシアとの戦争は実質の敗北である。
仕方ないので以降の生産兵力は全てアステカ戦線へと送り、
シャム・エチオピアに対応することとして・・・。

ってしてる間にソンガイ・エジプト戦争も突如和平に。
国境線に動きはない。

オーストリア 「エジプトとの戦争は痛み分け?」
ソンガイ 「そうだね、こっちのほうが痛かった気がしないでもないけど。」
オーストリア 「なんの利益も得られない戦争が多いな今回はw」


とかだべってると、西暦1400年、ゲーム開始より200turn目。
ポーランドがビッグベンを建設したとの報が入る。
・・・まじか!?これはやばいぞ。




我が国はようやく中世の終盤技術を開発完了できそうという段階なのに、
ポーランドは既にビッグベン建設に必要な工業化技術を保有しているということになる。
これはどれだけの差かというと、上の画像の通りで、
中世の次のルネッサンス時代を飛ばして産業時代に入ってるということである。

我が国は技術で遅れてる方だろうが、他のアフリカ諸国も似たようなもんだろう。
これは、予想以上に差がつきすぎてるんじゃないか・・・。

オーストリア 「相手ビッグベンってやばくね?」
ソンガイ 「やばい(確信)」
オーストリア 「差つきすぎじゃね?」
ソンガイ 「ちょうど時代一個分ぐらいか・・・」
オーストリア 「いつの間にか小国っぽい日本ですら俺らをスコアで追い抜かす始末」
ソンガイ 「完全に大航海時代(あっちが植民者)ですな。」


この時の国力比は、
ポーランド10
ケルト8
エチオピア6
オーストリア日本5
ソンガイ4
インドネシアエジプトアステカアラビア3
シャム2


インドネシアに負け、ソンガイもタイマンでエジプトを征服できず、
諸戦争によっていたずらに新大陸諸国との差が開いてしまっただけで、
あれ、もしかして全てがとても悪い方向に転がってないか・・・?
でもいまさらやめられないんだよ!

そしてオーストリアのインドネシアへの敗北、
ソンガイのエジプトへの敗北は、
まだこの戦争の序章でしかなかった。

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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-01-28 20:23:38
弩兵出してる時に国立大って…
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Unknown (Unknown)
2015-01-28 21:10:49
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
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Unknown (Unknown)
2015-01-28 23:35:11
更新お疲れ様
アッティラも真っ青の蛮族大陸だね
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Unknown (Unknown)
2015-01-29 01:38:49
これ結構前の段階からアステカ狙うって選択肢はなかったの?
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Unknown (ゆっきぃ)
2015-01-29 15:38:58
>>弩兵出してる時に国立大
研究力がなかったんだよ!
"教育"を研究中なように、
インドネシアとの消耗戦のさなかでも挽回を図ってた。
どっちみち本土に危機は及ばないことはわかってたから
危機感なかったね、このときは。

>>どうしてこんなになるまで放って
本当にそのAAの気分だったよ!
まじで!
っていうか俺らも俺らだけど、ポーランドを放置しすぎたケルトが(ry

>>アッティラも真っ青の蛮族大陸
まさに、みんな戦争大好きすぎた。
戦争狂が集まるとこんなことになるんだというかんじ。
この戦争は形を変えながらまだまだ続きます、正直長いです。
アッティラといえば、次のTotal Warの主人公だね、買う?

>>これ結構前の段階からアステカ狙うって選択肢
あったよ!
そしてちょうどその疑問に対しては、
書き溜めしておいたレポ10にて解消することと思う。
レポ10は明日更新予定ですので、よかったら見てね!
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Unknown (tesu)
2015-01-30 05:41:37
エチオピアの人はいつも思うけど
内政上手いよねぇ
内政が上手いっていうか
力を温存する外交をしつつの内政が上手いねぇ

しかしここでビッグベンは絶望すぎるwww
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Unknown (ゆっきぃ)
2015-01-30 21:10:40
>>tesu
彼はエチオピア慣れしてるからね。
マルチで何度も使ってるから扱いが上手になったのでしょう。
たまにはほかの文明でやれば良いのにね!

まあランダムで選択してはいるはずなんだけど…
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