Rustにて、さーてPKに行くぞーと家を出ると、
すぐご近所で裸の3人組が家を建設してるのを発見。
うちの近所に住もうとはいい度胸だ!
相手は3人といえど裸、武装してる様子もない。
ということで、いつも通り銃を手に近づき・・・
まずは建材を手に持ってるやつを狙ってズドンッ!
射殺すると、他の連中もあせあせと慌てて弓を手に持ち始めたが、遅い!
3人とも殲滅。
ふふん、この世界の厳しさを思い知ったか。
家を作ってる時こそ注意しなければな。
3人の死体から建材や遺留品をルートしていると・・・
「オーマイガッ!ホワットザファック◎X※%&#~ペラペ~ラ」
うお、びっくりした!
なんか背後から叫ばれ、振り返ると裸で石を持ったハゲが立ってた。
いきなり大声出すなよ!
前回記事 に引き続き、また外人か!
出で立ちは見るからに今沸いたばっかの初心者。
たぶん銃声を聞きつけてここに来たのかな?
3人の死体からルートする殺人者に衝撃を受けてる様子。
「えーと、この死体は、君のフレンドなの?」
「ノー。」
そうだろうな、今の3人組は名前からして日本人だったし。
でも、じゃあなんなんだよ。
とりあえず明らかに何も持ってなさそうな裸のやつを殺しても仕方ないので、
死体から抜き取った食べ物をあげた。
そしてルートが済んで用件を終えたので、
この場から立ち去ろうとすると、
なんかついてくる。
「なんだよ、ついてくるなよ。」
「一緒に行動してくれ、何も持ってないんだ。」
「やだよ、さっきの連中の作りかけの家に住めよ。」
「それは嫌だ。一緒に家を作ろう。」
なに、なんでいきなりそうなる?
確かにこのゲームでは先に進めてる人と組むと手っ取り早いが・・・。
前回記事のサラちゃんのような可愛い女子ならともかく、なんでこんな外人の野郎から
いきなりラヴコールを受けて一緒に住まなきゃならないんだよ。
「もしこれ以上、まだついてくるようなら撃つ。」
「やるがいい。」
・・・なんかそう言われると撃てないのは、俺が良い人だからか。
うーむ、彼の本気を見た。
「さっきの見たろ、俺はBanditだ。これから人狩りに行く。それでも良いならついてこい。」
「オーケー、ついていくよ。」
ということで何故か突如、裸の外人と一緒にPKに行くことに。
まあ、なんかここまで会話してしまうと今更撃ちにくいし、
戦闘になったら勝手に死んでくれると思った。
拳銃を欲しがったので渡しておく。
歩きながらしばらく会話してると、アメリカの西海岸住みの男であるらしい。
都市名も聞いたはずだけど、男のプロフィールって基本興味ないからド忘れしてしまった。
うーむ、サラちゃんのサンディエゴ在住はずっと覚えてるのに不思議なもんだ。
俺が日本人であることを告げると・・・
「俺の父親も日本語話せるよ。日本で仕事してたから。ちょっと喋ってみてくれよ、今呼んでくるから!」
ちょちょちょ、なんでいきなり親父さんとのトークになるんだよ!
突然ネット上の相手に気軽に自分の親を紹介するなよ!
なんだこのアットホームの押し売り、欧米か?
俺も日本人の中ではフランクな方だと思うが、さすがに出会って十数分の
相手の親とネット上でいきなり話せるほどアメリカンに染まってないので、
「お~ぅ(肩をすくめる)、とても話したいのだけど、実は今日はあまり時間がないから、今はPKをしよう!次回楽しみにしてるよ!」
と歯に衣着せる日本人流のお断りをさせていただいた。
いやーさすがに無理でしょ。
しばらく歩くと、通行人を捕捉。
「おい、見えるか?」
「イエス、見える。」
「よし、行け、援護するよ。レッツドゥーディス!」
「オーケー!イエェアアア!!」
相棒が走っていった先で、銃声がパンパンッと鳴り響く。
援護?するわけない。
さっさと死んでくれ。
俺は早くこのバカバカしい一幕を終わらせたいんだ。
しかしその祈り虚しく、「ユッキー!アイガットヒム!」と嬉しそうな声が聞こえくる。
その写真が上の画像である。
まあいい、先制攻撃をとったんだから勝つのも仕方ないだろう。
次こそ・・・と思ってまた獲物を探すと、2人目、3人目と遭遇するも次々に勝ち続けていってしまう。
しかもそのルート品で防具も充実してしまう始末。
なんの罰なんだこれは。
結局、その後1時間ぐらい行動を共にしてしまい、
山の上に2人で小さな家まで建ててしまった。
そこまでやった末に、とうとう俺はデートに行く時間に。
この出来事は日曜日の午前中で、待ち合わせ時間まで軽くPKでもする予定だったのだ。
結局フルで潰されてしまったのだけど。
途中で起きてきたクラン員たちから
「ログインしたら朝っぱらからyukkyと外人が延々と喋っててふいたww」
「yukkyが外人さんをガイドしてあげてるw 国際交流頑張ってください。」
などと笑われてしまう始末。
ただ前回記事のサラちゃんといい今回の彼といい、もう会うことはないのだろう。
なにせこのことは実は2週間ぐらい前の出来事で、今やこのJapanサーバーは完全に日本人専用サーバーとなり、
外人は入れなくなってしまったようなので。(当時は中韓人だけが入れなく、アメリカ人はログインすることができた。)
今回の彼はどうでもいいけど、サラちゃんとはまた会いたい。
まあ、こういう色々な出会いもめんどくさいと思いつつ、なんだかんだ楽しいよね。