Civ5マルチプレイレポ、前回分からの続き。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ11人戦(8) ~ 2つの敗北の先には ~
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西暦1390年、199turn目。
この世界で初めての世界議会が開始され、
それによってまだ大航海時代入りしていない
日本・アラビアの指導者とも出会うこととなった。
新大陸の4ヶ国に大使館を置き、首都のみ視察する。
アフリカ大陸側の列強国であるエチオピアのアディスアベバが人口13、
オーストリアのウィーンがようやく人口18なことと比べると、
ケルトのエディンバラ19もさることながら、
ポーランドのワルシャワ27というのは・・・。
正直怪物である。
人口は研究力でもあるので、そりゃ差が開くってもんだ。
最初の世界議会はエディンバラで開催された。
このエディンバラ議会を前にアフリカ大陸チャットでは・・・
エチオピア 「世界議会が近づいてきてるわけだけど、ケルトが世界宗教について何かやってるね。」
オーストリア 「てきとーじゃない?あんなの通過するわけないと思う。」
インドネシア 「まあこっちは住み込みの学者通せれば良いと思う。」
オーストリア 「ですな。戦争のことはひとまずとして、科学者はこの大陸共通の利益だと思います。」
エチオピア 「それには賛成だ。」
エジプト 「そうですね。」
インドネシア 「了解です。」
アステカ 「うむ、科学者賛成だ。」
というような感じで、今やってる紛争はともかくとして、
世界議会においては共通の利益を追求する形で投票を行うこととなった。
オーストリアが議題を提案できる権利を持ってたので、
「住み込みの学者」を提案。
既知の技術の研究においてボーナスが入るというもので、
これによってポーランドが開発した技術なら我々にも研究力ボーナスが入るようになる。
追いつく為にはこれの通過が必須。
結果、ポーランドが科学者に反対票を投じ、ケルトが世界宗教に賛成票を入れた以外は、
全世界が科学者に賛成票を入れたので、科学者も世界宗教も両方とも通過・・・。
うわ、誰もが第二のこととして放置してしまったから、
世界中の宗教がケルトのカトリックになってしまった。
まあどうでもいいか・・・。
オーストリアがシャムに宣戦布告しました!
トラテロルコを占領され、「首都まで落とされそう」とのアステカの救援要請に応え、
アステカ領内にいたオーストリア軍がシャム軍と衝突。
これにてアステカ対シャム・エチオピア戦争に参戦したことになるが、エチオピア軍とはまだ交戦に至っていない。
エチオピア 「言っておくけど、我らにテノチティタランを落とす気はないよ。」
オーストリア 「シャムにその気がないとも言えないので、トラテロルコを破壊させてもらう。」
エチオピア 「アステカ軍を無力化したらトラテロルコは破壊するよ。」
この行為に非難的ではあるが水面下にてギリギリ交渉の余地がありそうだ。
アステカが食われると我が半島も安全ではなくなるし、実はアステカ領への野心もある。
これについては次回記事で述べるが、とにかく今テノチティタランをエチオピアだのシャムだのに占領されたら困る。
口ではアステカ首都への野心はないと言ってるが、約束を守る確証が持てない以上、自分で防衛するしかないのだ。
無事にアステカ領内からシャム軍を撃退した。
約束通りトラテロルコは自ら破壊したようで、ここら一帯は中立地帯となった。
敗走するシャム軍を追撃し、シャムの首都スコータイ手前まで進軍すると、
東から大量のエチオピア軍が姿を見せ、それ以上進むなとの示威行動に出てくる。
我がオーストリア軍も強気で構え、大軍同士が隣り合う、まさに一触即発の状態に。
エチオピア 「トラテロルコの破壊は見えてると思うけど?それ以上前に出るならこちらも戦わざるを得なくなる。」
オーストリア 「OK、ならばこれ以上前には出ないようにしておこう。」
よし、エチオピア軍は大量に出張ってきた。
下がるとシャムが我が軍に食われてしまうものな。
予想以上の軍量で脅かしにやってきた。
我々を止めるつもりならそれぐらいの戦力は必要だ。
後ろはがら空きだろう。
エジプトに対して外交を開く。
オーストリア 「将来的に新大陸に対抗していく為には、この大陸を一致団結させないといけない。」
オーストリア 「ただこの大陸ではエチオピアが独走してるのでわがままになってる。彼の危機感を煽らなければ宥和は無い。」
オーストリア 「我が軍がエチオピア軍を引きつけてる。ソンガイが後ろを突く。成功すれば、エチオピアは強気が過ぎて孤立することに対して危機感を抱くようになるだろう。」
エジプト 「ふむ、そちらはインドネシアに攻められることはないので?」
オーストリア 「制海権をとっているのでその心配はない。エジプトさえ静観してくれれば我々はエチオピア軍に勝てる。」
エジプト 「わかりました、エチオピアに対しての不干渉を約束しましょう。」
オーストリア 「ありがとう、感謝する。エチオピアの国力を削減し一致団結した後は、エジプトと強固な同盟関係を築き共にポーランドに対抗していきたい。」
チャット自体はもっと長かったが、要約するとこんな感じ。
エチオピアに危機感を抱かせ宥和を引き出す為に攻撃するから、
これが結果的にみんなの為だから黙って見とけよ、という趣旨である。
もちろんこの説得はどうでもいい綺麗事を並べただけなのだけど。
次にソンガイとの外交を開く。
オーストリア 「エジプトが不干渉を約束した。」
ソンガイ 「Nice.」
オーストリア 「何ターン後が都合良い?」
ソンガイ 「2ターン後には部隊を国境線に並べられる。」
アステカ戦線でオーストリア軍がエチオピア軍の大部分を引きつけてることで、
ソンガイ軍が後背から奇襲し無防備なエチオピアを食う、
ということは事前に同意を取り付けておいた。
さらに・・・。
オーストリア 「アステカ・ソンガイと共にエチオピアに攻撃する。シャム・エチオピアに対し軍隊を送れるか?」
ケルト 「前からシャムには脅しをかけてたし、実際に軍隊を集結させてた。足並み揃えてシャムに攻撃できるよ。」
これによって、オーストリア・アステカ・ソンガイ・ケルト連合軍によって、
エチオピア・シャムに対して攻撃をかけることが決定。
エチオピア領土に直接的にダメージを与えるなら地勢上ソンガイ軍が要であるが、
万が一エジプト軍が横槍を入れるとソンガイ軍は満足に戦えなくなるので、
エジプトの不干渉の約束も取り付けた。
海外の列強国であるケルトを引き込んだのは良くない手であるが、
なんとしてもここでエチオピアを潰すことを優先させたかった。
かの国を引き込めたことで勝率は格段に上がっただろう。
ゲーム開始よりずっとライバルだったエチオピアには、
ここらで退場願おうか。
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