ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 恐るべし、学習能力!!!② 』

2018-11-12 22:35:46 | 日記

             


高(たか)が蟲さん?
馬鹿にしてはいけない!!! 蟲さんの中でも膜翅目(まくしもく)の仲間には恐るべき知的能力を持った軍団である!!!
膜翅目とは蜂や蟻の仲間で社会性昆虫等とも呼ばれ大きな集団生活を作り女王蜂を頂点にある一定のルールを以ってコロニーをコントロールしている!!! よく知られているのはミツバチやスズメバチの仲間、蟻の仲間でそこには恐るべき知的能力が秘められている。
蟲さん:昆虫を一口で言うと、頭部には口器と複眼、単眼、そして触角、脳を擁し、胸部には1対の翅と3対の脚、そして腹部には消化器系と生殖期を持っている!!!と言う事になる。



これ等の頭部、胸部、腹部には夫々の器官をコントロールする神経系が梯子状に巡らされていて、夫々の器官を制御している。そして驚く事に、これ等の個々の神経系は中央コントロールする脳に因って集中統括制御されると言う手の込みようだ!!!!! 言うなれば、実に、合理的な神経系によって賄われている!!!
よくよく蟲さんの体を顕微鏡的に見ると、体は数知れない剛毛で覆われていてこれ等は計り知れない諸々のセンサーとして機能する!!! これを統括するのが触角で、触角は脳に直結!、ナノセカンドの反応で機能する!!!
更に、驚く事に、蟲さんの仲間の脳はキノコ体と呼ばれ人間で言うなら小脳や大脳と同じ働きを持っている。
水波先生は、これをこれを「驚異の微小脳」と呼んでいる。
人間の脳の1/2000000程度の大きさしかない微小脳だが驚く事にこの質たるや人間の脳ソノモノと質的には何ら変わらず此処にスズメバチ類の学習能力の高さが秘められているのだ!!!!!
この脳たるや小さな小さな存在だが、学者先生達に依ってその内容が解明されつつあり茲にyがこのシリーズで取り上げて来た学習能力の秘密が隠されている!!!

この地球上の動物達の凡そ3/4は蟲さん:昆虫でその存在ぶりには、唯唯、脅威を抱かざるを得ない!!!
yは幼い頃より蟲さんの中でもジスガリ:地蜂、ヘボちゃんが特異の学習能力を持っている事が不思議で不思議でならなかった!!! 何でこんな蟲さんにスガレ追ひ等と言う芸当が出来るのだろう?
何時しかこの謎を解明して見たいモノだ!!!!!!、と手薬煉を曳いていた・・・・・ この解明が晩年になってジスガリ;ヘボちゃんとの戯れにノメリ込んで行った! そして、もうそこから脱出する事は出来なかった。

さて、蟲さんの中でもミツバチやスズメバチの仲間のキノコ体は大きく、且つ、質的にも高度の神経系を形成している事が判って来た・・・
ある学者先生は猿の仲間:チンパンジーの脳の働きと同等だろう!!!という見方をしている人さえ居る程だ。



ここにスガレ追ひが出来る秘密が隠されていて、我々蜂狂族はスガレ追ひと言う遊びを先祖代々受け継い出来た。
この由来について、過って故ドクちゃんが元気の頃古文書を紐解いてくれた・・・
スガレ追ひの歴史は古く江戸時代には存在していたと言う・・・事を教えて貰った。
この遊びを見出したのは驚く事に信州伊那地方だったらしい事も判って来た・・・ スガレ追ひの遊びは信州諏訪地方で最も盛んで蜂の子の佃煮という食文化が発達していた!!!
今も存在しているかは知らないが、yが子供の頃信州茅野市に蜂の子の缶詰工場が在り、此処から全国へ出荷されていた。。。

今も蜂の子の缶詰や瓶詰を見る事が出来るが、かなりの高値で売買されている・・・

諏訪地方は、こう言う土地柄故、厭が上にもこの手の遊びは進化して行った!!!!!

本論に戻そう!!!
非常に難解だったが水波先生の文献を読みスズメバチ遊びは留まる所を知らない程に突き進んで行く・・・
蟲さん達の神経系~キノコ体の仕組みは実に合理的に構成されていて各器官との総合力がスガレ追ひ遊びと言う一種の麻薬ガマイの泥沼に引きずり込んで行く!!!
スガレ追ひをしていて、総てではないが、或る事に気が付いた!!!
慣れ親しんだスガレ:ヘボちゃんがyの手からでないと餌を受け取らない程の知恵者が居る事が儘有る!!! これを見てyはヘボちゃん等と呼んでいるが高等家畜同様な行動に驚かされた事が数え切れない程ある。 そして、彼等の通い道は略100パーセント同じで完璧なまでに脳:キノコ体に記憶されていた!!! こんな習性と言うか学習能力が在るので、スガひ追い時「尺取り虫」手法が採れているのだ!!!
そればかりではない!!!!!、
移植飼い蜂手法や今回のように山の飼い蜂を我が家の庭先のガラ温室に入れ翌日からこの小さな小さなスペース空間で飼育し、此処で交尾と言うハイテクな行為をさせる事が出来るのだ!!!

今、時間が許せる範囲でガラ温室に入り、交尾の画像をカメラに収めている・・・





毎年の事だが11月に入り10日前後の交尾の山が来る!!!そして、1週間から10日ほど置き、また、交尾期の山が来る!!! 今年の晩秋は暖秋?、寒い日が来ないのでこのような山場が来るかどうか皆目読めない!!! 因みに、未だ霜が来ないので柿の葉が落ちない!!! こんな年に出会った事が無い!!!
この所、友人の銘カメラマン:百ちゃんが撮影に来て決定的シーンを何枚も撮影して行った・・・ Pentax 645 と言う超高級機での撮影だ!!! 近々、また、県展に出展するだろう?
その内にハイテク画像が何処ぞの展示会で発表されるかも?  
yも負けじと頑張っているが果たして?   

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«      『 痺れたァ~~... | トップ |      『 野暮用は続く... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事