ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 “慾との戦い!!!” に思う・・・ 』

2017-03-30 16:52:01 | 日記

             


ワールドカップ予選、日本タイ戦は痛快だった。元々力の差があり過ぎ負けるような事は無いと確信はしていたが油断舐めが入ると何が起こるか判らないのがサッカー!!!
入りからかなり硬い守備を引きココゾ!!!という時に香川、久保、岡崎、そして吉田麻耶がドンピシャのゴールを叩き込んだ!!!当に侍ジャパン!!!
これ等の選手達はボールを実によく見てシュートしていた!!! ここがポイントだった!!! 

極々一般的に言ってシュートはするもののゴール枠に行かないシュートが大半なのが日本のサッカースタイル!!!
これには根本的な原因がある!!!
素人が言うのもおこがましいがこの事実はyが長い間種種のスポーツを通した学びとってきたノウハウでかなり的確だからお披露目して見たい!!!

y、幼い頃より鉄棒以外はスポーツ万能でかなりイイ線を持って遊び、ある時は学校、チームに貢献していた!!!
其処には拘りの根性が見え隠れしそういうものが自ずと備わっていたように思える・・・
その秘訣は打つ道具にボールが当たるまで引き付け見続ける!!!!という極単純なものだった! 
このノウハウは幼くしてyの血となり肉となる極めて本質的な原理原則で余りお他人様には疲労してこなかった!!! 謂わば隠し秘伝とも言えるもので敢えてそうして来た!!!
最近、松本山雅のシュート決定率が低過ぎ、多少、イライラ感があるので残り少なくなってきた老い耄れの秘伝をここに紹介したい!と・・・こんな秘伝役立つ事は無いだろうが!!!

①、卓球の一打攻撃!!!
yの幼い餓鬼時代の真冬の遊びと言えば下駄スケートかピンポン(卓球)だった!
下駄スケートは得意中の得意で学年、上級生を含めても引けを取らない程の滑りが出来て居て、勿論、上位クラス!だった、が、ここでは省いておこう…
ピンポンは、冬場、餓鬼共の室内遊びの最たるものでたった数台しかない卓球台に数10人の餓鬼共が集中した。
休み時間や放課後限られた時間に多くの餓鬼共が遊ぶ為にはたった一つのルールが存在していて、それは、ワンタッチ攻撃と言う秘訣のスマッシュ編み出しだった!!!
これを持てない餓鬼共は次に番が廻って来るまで何10人と言う番を待たねばならなかった。
餓鬼共とて長時間待つのは辛い!!! 出来るものなら相手を遣っ付け続け幾らでもラケットを握り続けたいのが人情!!!
中には上手い奴等も居てこの恩恵を受けて居た・・・
yもそうしたかった!!!
どうしたら強烈スマッシュに耐えられるか? また、強烈スマッシュで叩き潰せるか?
幼悪餓鬼ながらにこんなことを考え履行する餓鬼共だった!
それは変則クニャクニニャサーブの開発であり、叩きつけられる強烈スマッシュ:パンチだった・・・
サーブはまたの機会に!として、スマッシュは、ピンポン玉がラケットに当たるまで見続けるという秘伝で極々シンプルなものだった!!!!! これは効き目があった!
このノウハウを身につけると相手をワンタッチで叩き潰し長時間ラケットを握り続けられて居られた!!!
この極々単純な秘術はyのスポーツ観の根幹をなしていると今になっても思う・・・
少年野球時代クリーン・ナップを続けれれたのもこれが基本として君臨していた!!! 
要は総ての球技に共通っする基本概念である!!!  
この手の事例は書き綴れば幾らでもあるがこの位にし 次は壮年時代のゴルフに付いて・・・

②、ゴルフに於けるヘッドアップ!!!解消!
40歳を過ぎてからゴルフを始め出した・・・
最初の内はゴルフなんてお大臣様がする贅沢な遊びで下々がするのは少々僭越過ぎる!等と不満とも羨ましさとも採れる皮肉交じりの暴言を吐きながら入り込んで行った…
しかし、始め出すとかなり厄介なスポーツで中々ラウンド100が切れず悪戦苦闘した・・・
況してや90を切るとなるとそうそう生易しいものではなかった!!!
何故か?
其処にはとの闘いが潜んでいたのだ!!!
つくづく、人間の浅ましさを見知らされこの克服までに相当な時間とお金を費やした。
其処での唯一つの秘伝:発見は所謂「ヘッド・アップ」との戦いでこれとの戦いは大げさに言うと人生との戦い:慾でもあった!!!
人間誰しもある行いをすると直ぐに結果を知りたがる!!! それはクラブでゴルフボールを打っている最中でも結果を知りたがるという浅ましい本能が見え隠れする・・・
いやこれが99パーセントの人間がしている現実的な行為なのだろう?
慾との戦いを打ち破るのに今でも苦戦しているが、或る程度克服し出すとハンディーキャップは見る見る内に下がり出し、シングル入り間近という時点で定年を迎え、遣る仲間の衰退と共にシングル入りは実現しなかった!
多分、20年前あの術を続けて居れば実現出来たと確信している・・・
これ程慾に打ち勝てないスポーツは無いと今でも思っている。 
ほんの数10分の1秒と言う時間慾との戦いである!!!
この慾のお陰でショットの正確さ、距離と方向性が乱れるのだ!!!その最たるものがヘッドアップによるスライスでこの為に距離は落ち、方向性は極端に悪くなる!!!
こんな単純な法則を熟知したのは晩年で機を逸していたが惜しまれてならない!!!  
如何にも技術屋思考の発想ではないだろうか?
ゴルフにはヘッドアップは御法度でこの御法度に悩んでいる御仁は5万といる!!!
世界に君臨しているTopプロはボールを打つ瞬間まで眼が付いて行っているのには感心する・・・

此処に、悪餓鬼時代のピンポン遊びワンタッチゲームとゴルフのヘッドアップを例に挙げたがこの概念は総てのスポーツに共通で要は悲しいかな人間の慾との戦い!!!で、肝心な時間帯ボールを器具で打つ瞬間ボールから目が離れ正確なショットが打てない!!!ということなのだ!!!

先に松本山雅名古屋戦の戦いで盛んに選手諸君を扱き降ろしたが、何れもの悪しき嵯峨:慾との戦いに負け、打つ瞬間ボールが眼から離れ予測で打っている!!!現実が垣間見られる。
しかし、ナイスシュートはドンピシャにボールを見続け、クリヤーにヒットしている!!!
日本代表タイ戦の闘いのシュートは見事だった!!!
香川、そして久保、岡崎、最後の吉田の天井点からのヘッドはボールが当たる瞬間までボールを見続けて居た!!!

要は早く結果を知りたがるという人間の慾:嵯峨を捨て、ボールはヘッド、足の甲に当たるまで見続ける!!!という事が出来ればボールは自ずとゴール枠の中に吸い込まれて行く!!!と言う訳だ!!!
最近、テニスの錦織が急躍進している!!!
よくよくTVを備に見て居ると錦織はボールを良く引き付けボールがラケットに当たる瞬間まで見続けている・・・此処に秘訣が潜んでいる!と見た・・・

松本山雅に水戸から途中入団した三島と言う選手:FWが居る・・・
彼のボールの引き付けは抜群でヘッドアップの概念を持たない素晴らしいモノがある!!! 悲しいかな出場時間が短過ぎ中々出場の機会に恵まれない!!!
Jで活躍する点取り屋さん大久保、宇佐美、佐藤等等はこうした才覚を持ち合わせて居る!!!
それにしても日本代表の4連発はお見事だった!
こういう一寸した差だけでヒット率の差が出ているように思えてならない!!! ヒットする瞬間、欲が芽生え眼先はその先を見据える為正確度が落ちるのだ・・・
 この概念は総ての球技に当て嵌まり基本中の基本だと思って居る!!   

「人間様、よくよく慾との戦いだなァ~!!!」、と思う此の頃である・・・


コメント
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