
8月11日は車で近つ飛鳥博物館へ。






















9月18日まで夏季企画展「ええもん並べまし展」が開催されています。




こちらの博物館も安藤忠雄さん設計の建物です。
コンクリート打放しのアプローチが横穴式石室の羨道のようです。
過去50年以上にわたる大阪府での発掘調査で発掘された調査資料から大阪府が所属する優品が選ばれ、展示されています。
① 第1章(とむらう)
出土した副葬品や棺の様子は、時代とともに変遷します。
とむらい方が死者とどの様に向き合っていたのかがわかる展示です。


② 第2章(都のみやびと寺院の時代)
飛鳥時代にあると都や寺院がさかんに造営されるようになります。
権利者の象徴が古墳から都や寺院へと変遷していく時代です。






難波宮跡からは多くの"漆容器"が出土しています。
二上山に登山する時に「鹿谷寺跡」の前を通りますが、わずかに残っている石塔は凝灰岩の岩盤を削って造られた十三重石塔跡です。
その復元模型が展示されています。
③ 第3章(くらしとものづくり)


その他にも、石棺や埴輪のレプリカの数々が常設展示されていて、古代にタイムスリップしたかの様に感じることが出来ます。





交通の便は非常に悪い立地ですが、関心のある特別展や企画展に行くと思わぬ発見が多い博物館です。



近くには小さな古墳が点在しています。
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