京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

建仁寺塔頭 霊源院(甘露庭)

2019年06月18日 07時00分35秒 | 日記
6月12日は、建仁寺塔頭の霊源院からです。





霊源院は五山文学、漢文学の中心をなす寺院で、多くの優秀な学僧を輩出しています。
俗に「建仁寺の学問面」と呼ばれる所以です。
かっては、一休宗純が漢文学を学んだり、駿河の戦国大名 今川義元が出家した寺でもあります。

この時期、甘茶の庭「甘露庭」が公開されます。
屋内から眺める枯山水庭園で、お釈迦さまの誕生から入滅までを表しています。







お釈迦さまが誕生された際、人々は大いに喜び、空からは甘露の雨が降ったと伝わります。
毎年4月の誕生日は"花まつり"と呼ばれ、お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけて祝います。





今回、庭に降りれるように履物が用意されていました。
お寺のお話では、近々、庭園を作り変える予定で今の「甘露庭」としての公開は今回が最後だそうです。

お茶室も四畳半の"也足軒"と一畳台目の"妙喜庵"のふたつをお持ちで"也足軒"で呈茶をされています。

また、青蓮院門跡をはじめ多くの寺院や飲食店、ゼスト御池などのパブリックスペースに絵を描かれている木村英輝さんの誕生仏の絵が奉納されていました。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿