7月17日は久しぶりの山鉾巡行が行われました。
京都市役所前に設置された「京都市文化観光資源保護財団」の観覧席で全山鉾の巡行を見学しました。
古来より巡行の先頭を行く鉾で、唯一生稚児を乗せ2人の禿を従えています。
やはり、貫禄充分です。
続いて今年の「山一番」孟宗山、保昌山、郭巨山、函谷鉾と続きます。
孟宗山の平山郁夫画伯の描く月夜を行くラクダの"胴懸"が印象的です。
白楽天山、四条傘鉾、油天人山、月鉾と巡行します。
月鉾は高さ26m、重さが12tと全山鉾の中で最大規模の鉾です。
四条傘鉾と綾傘鉾は平安時代に流行った疫病の退散を願って神泉苑で行われた"祇園御霊会"の原形に近い鉾と言われています。
蟷螂(とうろうさん山、山伏山、霰天神山、鶏鉾と続きます。
蟷螂山の屋根に乗ったからくり仕掛けの「大かまきり」が人気の山で、時おり羽根を広げます。
ここまでで13基の山鉾が巡行しました。
14番目"山九番"の木賊(とくさ)山から後は後日に書きます。
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