西塔を後にし比叡山延暦寺三塔の中で最も北エリアにある横川(よかわ)に来ました。
横川中堂と呼ばれ、エリアの中心になるお堂です。
ご本尊は聖観世音菩薩立像です。
横川中堂でご本尊さまにお詣りを済ませ、元三大師堂(四季講堂)へと参道を進みす。
参道の両側には西国三十三所観音霊場のご本尊さまの石仏がお祀りされています。
元三大師良源は第18代天台座主になられた高僧で"比叡山延暦寺中興の祖"として知られ、死後は"慈恵大師"と諡号されています。
また、中世以降は民間において「厄除け大師」として独自の信仰を集めて今日に至っています。
角大師
図には2本の角を持ち、骨と皮とに痩せた"夜叉の像"を表したものです。
「元三大師縁起」などの伝説によると良源が夜叉の姿に化けて疫病を追い払った時の像とされ"魔除けの護符"として比叡山の麓の坂本や京都の民家に貼られています。
根本如法塔
2014年初夏のJR東海「そうだ 京都、行こう。」のポスターにもなった塔です。
駒札にあるように現在の塔は大正14年(1925)個人の方おひとりの寄進により建立された塔です。
周りはかえでが多く、秋には一足早く紅葉が楽しめます。
御朱印を授与して頂き、次に東塔へと向かいます。
途中に比叡山峰道レストランで"平和丼"の昼食を取りました。
湯葉丼と温かい蕎麦、香の物のセットで、比叡山延暦寺境内にあるだけに丼の中身は精進料理で豆腐の代わりに胡麻豆腐が入っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます