12月17日午前は、無鄰菴で「庭でサロン-香」の3回シリーズの1回目に参加しました。

今まで大覚寺さんでお香の講座が時折ありましたがタイミングが合わずに参加出来ませんでした。
今回、無鄰菴でお香の講座があるのを知り参加しました。
お香と言えばまず思うのは奈良正倉院展で見た香木の"蘭奢待"です。確か、足利義政、織田信長、明治天皇など時の権力者によって切り取られた跡に付箋が付けられているのが印象的でした。
さらに忘れてならないのが平安時代の名著"源氏物語"です。
当時の高貴な人たちはそれぞれに自身の香りを持っていたので、その香りを聞けば誰であるのかがわかったそうです。
香炉の上に着物を被せ、お香の香りを衣装に移していたようで貴族の嗜みのひとつでした。
源氏物語の主人公 光源氏は、お香の調合の達人として描かれており、ただの美男子だっただけではなく、その香りでも多くの女性を引き付けていた様子が描かれています。
宇治にある源氏物語ミュージアムにその源氏香の詳しい展示があります。



今回の講座は松栄堂さんがご担当で香木の香りを聞く作法を最初に教わり、次に沈香の3種類の香りを聞き比べさせて頂きました。
すっきりとした香りや甘い香り、また、時間が経つと変化する香りで香道の奥深さを感じるひと時でした。



最後に質問の時間も設けて頂き、僕は"茶道と香道の関係性"についてお聞きしました。
あっという間の30分で来月の講座にも申し込んでいるので次回が楽しみです。


今まで大覚寺さんでお香の講座が時折ありましたがタイミングが合わずに参加出来ませんでした。
今回、無鄰菴でお香の講座があるのを知り参加しました。
お香と言えばまず思うのは奈良正倉院展で見た香木の"蘭奢待"です。確か、足利義政、織田信長、明治天皇など時の権力者によって切り取られた跡に付箋が付けられているのが印象的でした。
さらに忘れてならないのが平安時代の名著"源氏物語"です。
当時の高貴な人たちはそれぞれに自身の香りを持っていたので、その香りを聞けば誰であるのかがわかったそうです。
香炉の上に着物を被せ、お香の香りを衣装に移していたようで貴族の嗜みのひとつでした。
源氏物語の主人公 光源氏は、お香の調合の達人として描かれており、ただの美男子だっただけではなく、その香りでも多くの女性を引き付けていた様子が描かれています。
宇治にある源氏物語ミュージアムにその源氏香の詳しい展示があります。



今回の講座は松栄堂さんがご担当で香木の香りを聞く作法を最初に教わり、次に沈香の3種類の香りを聞き比べさせて頂きました。
すっきりとした香りや甘い香り、また、時間が経つと変化する香りで香道の奥深さを感じるひと時でした。



最後に質問の時間も設けて頂き、僕は"茶道と香道の関係性"についてお聞きしました。
あっという間の30分で来月の講座にも申し込んでいるので次回が楽しみです。
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