京都つれづれなるままに

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仁和寺 御殿・庭園「京の冬の旅」⑥

2023年02月05日 08時17分00秒 | 日記
 1月29日、大徳寺から御室仁和寺へと移動します。







「京の冬の旅」で御殿と庭園が公開されています。

仁和寺の御殿と庭園は通常拝観をされていますが、黒書院が修復工事で見れない代わりでしょうか?庭園に降りての拝観コースが用意されていて、いつもとは違う方向から御殿や庭園を拝観出来ます。







過去に何度か記事に書いているので、お寺に由緒については駒札をご覧下さい。

「御殿」と総称される建物群は、それぞれ回廊で結ばれています。












明治23年(1890)に建立された白書院内部には日本画家・福永晴帆(せいはん)の松をメインにした襖絵で飾られています。

一室では、過去3度にわたり将棋の竜王戦が行われています。





門跡寺院に特有の檜皮葺の建物・宸殿です。
南庭には御所に模して「右近の橘」、「左近の桜」が植えられています。



内部の障壁画は全て日本画家・原在泉の筆によるものです。







明治44年(1911)に建立された歴代門跡のご位牌を安置している霊名殿です。



ご本尊は像高が11cm、円派の仏師・円勢とその子・長円により制作された薬師如来坐像です。 
日本の仏像には珍しく本物の白檀が使われています。

彫刻がもの凄く繊細で国宝に指定されています。
(通常は模刻された"お前だち"がお祀りされています。)

正面の扁額は太平洋戦争の末期に内閣総理大臣を務めた近衛文麿の筆によるものです。









日本で最初の門跡寺院、年号を冠したお寺、、、何度訪れても魅力たっぷりのお寺です。





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