12月10日は鳴滝にある了徳寺の大根焚きに行って来ました。


















過去2年間、コロナの影響で中止され3年振りの大根焚きです。
HPでは、"お持ち帰りのみの対応"になるかもしれない旨が出ていたので電話で問い合わせをしたところ"規模を縮小してお寺で頂ける"そうで一安心しました。
同じ週の 日には、千本釈迦堂での大根焚きがありましたが、僕には少し醤油辛く了徳寺の方が出汁が効いていて非常に美味しいです。




本堂で阿弥陀如来さまにお参りをし、いつもの書院で頂きました。

これぞ大根焚き!の美味しさです。




書院前にも桟敷席が設けられています。




コロナ前には二日間で3千本もの大根が焚かれていたそうです。
今回も"規模を縮小"されている感じは全くなく、例年通りの開催です(笑)


"大根焚きの由来"が最後になってしまいました。
建長4年(1252)浄土真宗・宗祖親鸞聖人が鳴滝の地を訪れ、お念仏の教えを説かれた時、村人達はそのお礼にと塩味で焚いた大根でもてなしました。
親鸞聖人はたいそう喜ばれ後々の形見にと庭前のすすきの穂を筆代わりに、釜の炭をもって「帰命尽十方牙碍光如来」の名号を残されました。
今でもすすきの名号や、すすき塚は境内の一角に残っています。

この大根焚きの行事が終わると本格的に師走を感じます。