京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

白州正子が愛した十一面観音像を訪ねて①神戸町 日吉神社

2019年09月02日 20時01分48秒 | 日記
8月29日によみうり文化センター主催の表題の講座に参加しました。
第一回目は「西美濃に神仏習合の極みを訪ねて(岐阜県)」です。

白州正子さんは随筆家で骨董にも造形が深く、多くの随筆集、紀行集を残されています。
特に十一面観音像に関心が深く滋賀県や岐阜県の観音像を求めて、くまなく歩かれました。
夫は吉田茂首相のもと、GHQとの折衝で通訳を務めた白州次郎です。

最初の訪問地は安八郡神戸(こうど)町に鎮座する日吉神社です。







滋賀県坂本にある日吉神社の神霊を伝教大師最澄が勧請し創建された神社です。境内には立派な三重塔があります。538年に日本に仏教が伝来し、その後、約1300年間にわたり仏教と神道は同じ感覚で信仰されて来ました。



神仏習合の極みがこの神像ではないでしょうか?(写真撮影禁止なのでHPからの転載です。)