こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

目に見える農業委員会とは

2012年07月11日 07時02分41秒 | Weblog
 

 県内の農業委員研修が小城市でありました。
今回の研修は、「目に見える農業委員の活動」として耕作放棄地対策の推進でした。

 農業部門においても、相次ぐ規制緩和によって「農地の番人」である農業委員会の権限が制限されてきました。
 「農業委員会を必ずしも設置しなくてもいい」というところまできています。

 昨年の行政刷新会議でも農業委員会が「やり玉」に挙げられました。
 そこで「目に見える農業委員会」として「耕作放置解消に成果を上げよ」というものでした。

 耕作放棄地の「増えた原因」農業後継者が「減少した理由」を明確にして、そこの改善をしない限り「病気の大本をそのままして、『ばんそう』を貼るようなもの」になってしまいます。

 そこで提案があったのは「人・農地プラン」の実践です。
これは、農業後継者が減少していることを逆手にとって、耕作放棄地を解消して大規模農家をつくる目的で一部の農家(企業)や営農組合に集約しようというものです。
 そのために、「農業委員会は汗をかき実績を示しなさい」というものです。

 自民党政権時代から「規模拡大」が叫ばれましたが実現していません。
実現しなかったのには理由があります。
その理由は横に置いて、農業委員に「成果を出しなさい」とハッパをかけているのです。

 参加者からは、「農産物価格があがれば、色々しなくても後継者は育つ」「イノシシ対策」など不満が出されました。
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大飯原発フル稼働で火力8基停止 

2012年07月11日 06時19分55秒 | Weblog



 国民の多くが、関西電力大飯原発の再稼働に強く反対をしているなかで、関電は再稼働を強行し、9日にはフル稼働にはいりました。

 原発が稼働しはじめたことで、「燃料費が高い火力発電所を8基止める」と一部のマスコミが報道しています。
これでは「電力不足はウソ」だったことになります。

 厚かましくも「夏場の電力不足」で脅しながら「一部運転休止」させたたうえに、利用者には「15%から10%げ節電へ」引き下げたものの相変わらず節電を求めています。

 関西電力の「需給予想」によると、9日の需要を2080万キロワットと予測。
それにたいする総供給量は、大飯3号機の再稼働で118万キロワットを得ることができ、火力や水力などを合わせて、電気使用率は85%にとどまり、「安定」としています。

 このため、現在もっとも供給力の大きい火力発電を一部停止(節約)しても「安定供給が可能」という計算からです。

 これでは、「原発再稼働は関電の利益が目的だった。これで電力不足は全くのうそであることが明らかになった」「詐欺かペテンか。あまりに腹が立って言葉がみつからない」との憤りの声があがるのも当然です。

 利用者には、「節電、節電」と脅しかけながら、やっていることは自社の儲けのための「節約」以外のなにものでもありません。 (一部、しんぶん「赤旗」7/10引用)

コメント (2)
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