こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

ミニマムアクセス米の輸入中止を

2008年09月14日 06時58分37秒 | Weblog
 汚染米の不正転売は多くのところに深刻な影響を与えています。

 この被害の拡大を進めたのは、農水省に責任があります。三笠フーズには過去96回も調査に入りながら不正転売を発見できなかったのは「事前に調査日程を教えていた」ことにあります。
 「不正が行われていないか調査に来ます」と連絡すれば、業者は、不正が見つからないように「隠蔽工作」をするのが常識です。
 農水省は、そのことを知らずに「事前連絡」したのか、それとも業者に「便宜を図った」のかどちらかです。

 それにしても「人体には影響がないからじたばたしていない」と開き直る太田大臣の言葉にも呆れます。
 国民の食品の安全を守る気概が感じられません。「人体に影響がない」という発言は、原発の放射能漏れが発生した時も必ず関係者からでます。
 どちらもことの本質をわきまえないまやかしの自己弁護にしかなりません。

 汚染米の多くはミニマムアクセスです。国内の農家には減反を強制しながら毎年77万トンもの米を外国から輸入しています。政府は「輸入は義務だ」といいますが、韓国もWTOのミニマムアクセス米に関係していますが、ほとんど輸入していません。
 米の価格が世界的に値上げになり、「米も食べられない」世界的に貧困層が増えているのに日本が77万トンも世界の米を買い占めれば、さらに米の価格が上昇になり、世界の貧困層は飢えと飢餓に拍車がかかります。

 日本は世界の食糧価格を下げるためにもミニマムアクセス米の輸入を中止するべきです。 
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