登山メモ

酒飲みの登山メモ

2015年奥秩父縦走(三条の湯から瑞垣山登山口)

2015年06月13日 | 日記

前回の縦走は、大弛峠で断念。今回は逆ルートでの再挑戦。

別に気負いは無い。ただ自分の体力への問いかけの行程。

とはいいながら、いつものようにいい加減で、楽を求める歩き。

06月07日(日)

 08時10分 留浦

 08時50分 後山林道入り口

 11時40分 登山道

 12時30分 三条の湯

 今年から奥多摩駅発小菅行きのバスが、朝の一便留浦経由になった。

 今までは「深山橋」で降りて鴨沢方面まで歩いていたが、大分楽になった。

 乗車した人のほとんどが鴨沢から「雲取山」への登山者。

 お祭りから後山林道経由で「三条の湯」へ向かうのは私のみ。

  

 下山してくる人ポツポツ。

 片倉橋のゲートまでは車が入れるが駐車場は無く、路肩に置く場所も少ない。

 数台駐車していた。その上は林道整備工事中。

    

 兎に角林道は長い。ずっと渓流の脇なので、秋に下山ルートに使うのがお勧め。

 一度秋口に歩いた時「熱中症」になり「血尿」を経験したことがあった。水分補給は重要です。

  

 「三条の湯」のテント場は小屋の下、渓流沿いにあり森に囲まれている。

 展望はないが、いい雰囲気で落ち着く。

 ここの風呂はアルカリ性で肌がツルツルするいい風呂。(土日のみ?)

 ビール頂き明日からの英気を養う。

         

 

06月08日(月)

 04時30分 出発

 08時30分 飛龍山分岐

 13時10分 山ノ神土

 16時10分 笠取小屋

  天気予報によると、今晩から明日朝まで雨模様。出来れば笠取小屋まで行って時間の余裕を作りたい。

  小屋から早速急坂の登り。昨日宿泊していた女性一人軽快に追い抜いていった。

  北天のタルまで2箇所水場がある。冷たい水を補給し先へ進む。

  北天のタルで一休みし、飛龍山登山口の分岐点へ向かう。

  

  ここが意外ときつく長い。いつ着くかいつ着くかといつもあせる。

  分岐点に到着すると、丁度くだんの女性丹波方面へ下山するところ。

  こちらの亀さん状況如実に自覚。(いつものことです)

  

  禿岩は霧で展望がないのでパス。天気のいい日は、禿岩に行かないともったいないですが。

  ガレた急坂を下り、登ったり下ったりの連続。霧で展望も無くひたすら前に進む。これも山の楽しみ。

  

  将ゲン小屋近くから山の神土までは土の道になり足にはやさしい。

  

  時間と相談して、唐松尾山ルートをパスして、黒エンジュ分岐点を目指す。

  こちらは山へ登らない分体力の消耗が少ない。兎に角雨が降らないうちに笠取小屋まで到着したい。

  道はしっかりしていて、歩きやすいのでスピードアップ。

  分岐点の標識もしっかりしているので迷うことなく小屋に到着。

    

  今日は甲武信方面から縦走してきた74歳の男性一人宿泊。

  10日ほど北海道縦走巣予定で、事前に奥秩父を縦走して体力等の確認をしているそう。

  夜中雨がかなり強く降ってくる。

 

06月09日(火)

 08時30分 出発

 09時10分 雁峠

 12時40分 水晶山

 13時30分 雁坂峠

 13時50分 雁坂小屋

 意外と早く雨が上がって、出発。今日は無理せず雁坂小屋までの予定。

 雁峠からの急坂を登り、古牟礼山の巻き道から水晶山へ向かう。今日も霧で展望なし。

      

 水晶山からの下りで霧が晴れてきて富士山が見える。

        

 時間があるので雁坂峠まで行き一休み。霧が残って風情ある風景。

    

 お気に入りのテント場である雁坂小屋にテント設営。

    

 ホースで引いた沢水は潤沢でおいしい。

  

 ここのテント場は展望は無いが静かで落ち着く大好きなところ。

 日程に余裕があれば、時間にかかわらず泊まりたいところ。  

 

06月10日(水)

 05時10分 出発

 05時40分 雁坂峠

 06時50分 雁坂領

 09時00分 破風山(西)

 10時00分 破不山避難小屋

 12時10分 甲武信小屋

  山頂往復40分

 日差しがあまり無く湿気の多い日。破風山までに数人と出会う。日帰りで軽装のランニングスタイルの人もいた。

 とてもまねできないといつも思う。たまたまラジオで一般登山者とトレイルランの人とのトラブルについて放送していたが

 登山道は、マラソン道ではないので、山を愛し、登山者へ気を使い励んでほしい。

 たまにはゆっくり小屋を巡り登山の常識をふまえたうえで、ランしてほしいもの。(登山者にも常識外れの人がいますが)

 しかし本当に兎と亀さんの極端な事例です。

   

 破風山の山頂(東)から下りまで岩・大石のガレバ。破不山避難小屋まで結構な時間を費やす。

    

 木賊山への登りはいつも閉口する。第一山の名前が読めない。どう考えても「もずくやま」としか読めないが・・・・・・

 長い・急坂、くたびれてところでいつまでたっても甲武信小屋への巻き道にたどり着けない。

        

 巻き道はほとんど高低がないのでルンルン気分。

 まあ想定どおりの時間に小屋に到着。

 頑張っても大弛峠まではいけない(行く気なし)ので今日はここで泊。

 テント設営後、山頂まで往復。

        

 各方面から結構な人数が小屋泊まりで到着。テントは私を含め4張り程度。

 

06月11日(木)

 06時10分 出発

 06時30分 甲武信ヶ岳

 07時00分 水源ルート分岐点

 08時00分 富士見

 14時00分 国師が岳

 15時00分 大弛峠

 今日は寝過ごしてしまった。大弛峠までは問題ないが、金峰山小屋まではきつい。

 まあ到着時点で判断することにする。

 天気予報では夜中に雨。できればテント濡らさず金峰山小屋でのんびり過ごしたいところだが

 無理して頑張るつもりはさらさらない(頑張っても大した変わりは無いけれど)

 甲武信岳山頂には、十文字峠方面へ下りるグループ数人いた。

 ここから国師岳まではほとんど人に巡り会わず。森深い山の中は静寂に包まれ本当に楽しい。

      

 この区間は倒木が多く、大きな荷物は非常に厄介。

 国師ヶ岳への登りは急で、あそこが頂上と思っても先は長い。

 結局スタミナと時間を費やし大弛峠でのテント泊に決定。

  

 6月から林道も開通したので、車で来て国師・金峰日帰りの人が多い。

 国師へ登ってくる人多数会う。

 大弛峠小屋にテント設営しビール一杯。

  

 今日も夜中は雨の予報。上がる時間によっては長野県側へ林道をくだることも考慮。

 雨の中金峰山に登っても修行でしかないので。(トレーニングにはいいかも)

 夜中の雨はそんなに強くない。

 

06月12日(金)

 05時10分 出発

 06時00分 朝日岳

 09時00分 金峰山

 10時10分 砂払いの頭

 11時20分 大日岩

 12時00分 大日避難小屋

 12時50分 富士見平

  雨は早々に上がり、霧が出ている。富士見平まで行くことにして出発。

 車でここまでくるのが一番金峰山登山の優しいルート。(その分楽しみも少ないが)

 二番目は、金峰山小屋ルート。富士見平からのコースはかなり厳しい。他にもルートがあるが歩いていないので・・・・・

 大弛ルートは、朝日岳まで一旦登り、下りた後金峰山への登りになるが急坂も無く山頂まで容易にいける。

 山頂付近の岩場・ガレバも少ない。

 大して苦労もせず山頂到着。霧で展望なし。

    

 ここから砂払いの頭までは、岩場を辿る道で、重い荷をしょっている身ではかなりきつい。

 ここから大日岩までは二箇所きつい下りがある。大日岩から大日小屋までの下りもかなりきつい。

    

 大日岩小屋前で一服していると、大きな荷をしょった20台の女性が登ってきた。

 今日は大弛峠まで行くという。足取りを見て小柄だが全然疲れをみせず若さはうらやましいもの。

 こちらはひいこら富士見平へ向かう。小屋直前の下りは急坂で、のぼりではかなりきつい。

 富士見平小屋は、ご主人および息子夫婦がいた。今日も泊まりの客結構いるみたいだが明日はフルで大変そう。

 小屋前からの富士山見えるポイントは雲で見えず。

       

06月13日(土)

 04時10分 出発

 05時00分 鷹見岩

 05時50分 富士見平

 06時45分 出発

 07時10分 瑞垣山登山口バス停

 テント撤収後、気になっていた鷹身岩へ行ってみる。

 倒木・生い茂る草木等で登りにくいが、頂上は裸岩で展望がいい。

      

 時間の余裕があれば立ち寄ることをお勧めする。

 富士見平に戻り、瑞垣山登山口にあるバス停から帰宅。

 

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