太宰府木うそ保存会

木うその技術伝承と原木育成を目的とした会です。木うその歴史や会の活動内容などを紹介します。

中津市深耶馬渓での伐採2

2011年02月22日 | 定例行事

とはいうものの今回はちょっと苦戦です。
頃合いの木は少なく、道からかなり入った場所にあります。
伐り出した木を運ぶルートを見失って迷子になることも・・・
この時期には完全に落葉してしまうコシアブラの木を
冬枯れの木立の中から見つけるものちょっと大変です。
(案の定、そっくりな幹をわからずに伐っていました)


時折響く日出生台演習場の米軍の放つ砲音に驚きつつ、
今回は2チームに分かれて2か所で作業をしました。
我が班は伐り出して並べてみると改めて細身の木が多く、
ちょっと不安に・・・


しかし、とりあえず軽トラックいっぱいの木を確保。



下に降りてもう一つの班の小型トラックも満杯。
こちらは大きな木も何本かあって一安心。
遠くで聞こえるお昼のサイレンを機に
本日の作業は終了!
安堵の顔で記念写真に収まったのでした・・・


(つづく)
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中津市深耶馬渓での伐採1

2011年02月22日 | 定例行事

今年も定例の木の調達行事がやってきました。
深耶馬渓は現在では広域合併で中津市ですが、
もともとは太宰府市と友好都市であった耶馬渓町です。
市議さんの中立ちもあり、太宰府の木うそにも協力しましょう!
ということで、毎年お世話になっております。
この深耶馬渓での木の切り出しは
平成15年から始まって今年で9回目を数えます。

太宰府から乗り合わせで2時間かけての移動。
好天に恵まれましたが朝は零度の冷え込みで
現地には残雪と霜柱が待っていました。

今日は山の神を祭る日ということで、
基本的には山作業はお休みだったそうです。
ですから、参加者はお清めの塩を振っていざ!


現場は耶馬溪寺小野集落の共有林。
太宰府からは14名、耶馬渓から7名が参集。
参加者には「耶馬溪ドリームフォーラム」の方々もおられるそうです。
おのおのが手に手にナタや短いノコを持って指定されたエリアへ。
今回の場所は最初に伐採した個所と同じところ。
その時に伐った切り株から丁度頃合いの幹が伸びていました。

(つづく)

※ 今日のことが中津市耶馬渓町のホームページに掲載されています。
http://www.city-nakatsu.jp/contents/yabakei/topics/201102/230201topics.htm#kiuso
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