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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

HAVE A NICE DAY ☆ 拓郎

2009-10-24 16:19:13 | テレビ・ラジオ
18時開演~TAKURO YOSHIDA LIVE at TOKYO INTERNATIONAL FORUM~(DVD付)

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今週ももう終わり。
火曜日の10時からのオールナイトニッポンゴールド、ちゃんと聞きましたよ。
でも、私その日の朝まで知らなかったんです。

お掃除しなくっちゃと、お片づけを始めたら携帯が点滅してメールが来ていたことに気がつきました。姉からの拓ちゃん情報でした。

だけど当日知るって言うのも、「あぶなっ!」っていう感じですよね。

折りしも加藤和彦さんの死で、脳内連想で「あの方はどうしているのかしら。」と思っていた矢先。
そう思った人も多かったのかもしれません。みんなの気持ちがそよそよと空気を伝わって届いたとか・・・・
そんなわきゃないか。

でもその日はもっと早い時間から、加藤氏に捧げる何かをしていて、拓郎さんのメッセージもあったらしいですね。その情報を知っていたとしても、お仕事だったから私には聞けないことだったのですけれど。

この出演、やっぱりかなり緊急だったみたいで、うっかりしてしまった方もたくさんいたかもしれませんね。
私は姉がちゃんと教えてくれたと言うのに、時間的にあまり集中して聞けませんでした。ちょっと残念です。

拓郎さんは元気でした。ホッとしました。でも声は擦れていました。元気指数を数字で出すのが好きな拓郎さんですが、今は100ぐらいの事を言っていませんでしたか(ちょっと忘れちゃった。)?
逆に心配になるような数字だなぁと思ったりもしたのですが、まあ、いいか、元気なんですから。

アッ、なんか突き放したような冷たさを感じちゃいましたか。

そう、途中で聞いたり止めたりしちゃいました。ヘッドフォンで聞くしかない我が家の環境で、もう、CMが多すぎ。頭が痛くなってしまいました。お仕事の後って言うのもいけなかったのかも。

でも、
「はい。『18時開演』ですね。分かりましたから。」とメッセージは受け取りましたよ。


次の計画をヤンチャそうに語る拓郎さん。つま恋ではもう歌わないけれど、土と緑のあるところで・・土と木って言ったのでしたっけ(?)・・・計画構想中なのですって。

「次の計画」って良い言葉じゃないですか。

―ああ、なんか影響されたい、私―
って、突然思ってしまいました。

本当はね、ちょっと満足未満だったのです。それで、彼の音楽を聴きながら、この記事打っていたのです。

やっぱり拓郎の音楽って最高にいいよね~。元気でちゃうし僅かながらの感性の扉も開くってもんよね。

年明けから動くと言っていたような・・・
何処でやるかはお楽しみと言うところですね。

「N」の付く所?
違うかな。「Y」の付く所?どうかな。
と、どう動くのか推理するのも楽しみですね。



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相棒8-2「さよなら、バードランド」

2009-10-22 09:51:45 | ドラマ(相棒)
9時半頃、だんなが
「分かった。交換殺人だ。」と言いました。

えっ、そう。ああ、そうかも。いやいや、そんなわけないと思うな。と、何か言おうとしたら、右京さんが
「交換殺人です。」って。

「あらま。凄いじゃん。」と言いつつ時計を見ると、まだ30分もあるじゃない。
「だけど、まだ早いよ。妻は死んでないな。時間的に後一ひねりあるね。」
って、ドラマのミステリーの謎解きのポイントは、実は残り時間にありですね。



大学時代のジャズ仲間の同窓会で集まることになっていた旅館に、遅れるからと青柳(大浦龍宇一)から電話が入ります。その時、わざと聞かせる虫の声。
何かこれヒントになっていく様な気がしましたね。
その旅館には、青柳を追い込むことになる商社専務・広田も宿泊していました。
青柳が遅れて旅館に着くと既に広田は殺され、警察が入っていました。動機のある青柳のアリバイは、なんとその時間に同じ店で食事をしていた右京たちが証明する事になります。でも青柳のアリバイはあっても、仲間達は如何に・・・。
黒木(神尾佑)、宇野(増沢望)、渡辺(吉見一豊)から話を聞く右京たち。
学生時代の仲間達の微妙な関係が浮き彫りになっていった果てには、思いがけない真実が・・・
と言う物語でしたが、中味が濃くて面白かったですね。

アリバイ、聞き取りによる心理の組み立て、トリックとミステリーの王道をベースに、惚けた感じの右京と尊の掛け合いで笑わせながらラストに導かれる心地良さを感じました。

―なにげに力が入っているなあ・・
裏をやっぱり意識しているのかなぁ・・―って、コレ途中でふと思ったこと。でも水谷さん的には「浅見」には負けたくないと絶対に思っているんじゃないかなとも、余計な事も考えちゃったりして・・・

黒木の妻は、ピアノを弾いていた同じジャズ仲間の一人でした。

以下にはラストのネタバレ含まれて居ます。見る前に読んでくださっている方はお気をつけて。

交換殺人の相手は、その黒木の妻でした。
でもそんなわけはないと私は思いました。なぜなら青春時代を共に過ごした仲間である女性に、そんなことが出来るわけがないと普通に考えてしまったからです。結婚しているのは黒木ひとり。元は渡辺の恋人だった彼女を黒木が奪って妻にしたのでした。女癖の悪い黒木は、妻の持っている資産を元に、新たなるマンション計画を勝手に立てて居ました。

交換殺人と気がついた右京たちは、黒木の別荘に急ぎます。でもそこで見つけたのは腐食した階段から転落死した黒木の死体でした。

誰がそれを仕組んだのか。本当の黒幕は妻ではないのか。

犯人はやっぱり青柳でしたが、その動機がポイントでしたね。
妻は犯罪のことは何も知らず、そして何も知らず守られていました。夫を失った彼女を、渡辺が支えていくから大丈夫だと、宇野が伝えに来ます。
交換殺人の話を青柳が断っても、きっとまた黒木は誰かの手を借りて彼女に危害を加えると、青柳は思ったのです。

だけど自分を犠牲にして守ったと言えば、聞こえはいいのですが、広田も殺させて自分を守ろうとした事は軽くは見ることは出来ない事だと思いました。それはどうでも良かったみたいなことを言っていましたが、そこはちょっとな部分です。もう一つ思った事は、転落死ってそう計算通りにはいかないだろと言う点かな。

ただ宇野に、青柳が「いつもお前が俺の本を読んでいてくれていた事は知っていたよ。」と言う終わり方は良かったです。
「さよなら、バードランド」は、さらば青春の光と言う感じがして、しみじみとした気持ちになりました。

以下少々付け足し。
☆携帯に虫の声が入らないって、知っていましたか?
勉強になりましたね。
☆尊は温泉嫌い。でも聞き込みの為にはひっくり返るまで入ります。
☆人の間違いには結構しつこいが、自分の間違いにはあっさり右京・・
道を間違えた尊にはネチネチと。でもそのお陰で事件に遭遇ですね。「交換殺人」は読み間違え。慰めようとする尊の言葉など聞いていません。思わず「聞けよ~」って笑えましたね。
その他モロモロ・・・楽しかったです。

脚本:太田愛
監督:和泉聖治 

次週も同じライターさんで、楽しみです。
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2009,秋ドラマ、何見ますか?

2009-10-21 11:14:13 | テレビ・ラジオ

―夏過ぎて実りの秋のドラマかな
なんちゃって。

  「ライアーゲーム」はいつからなのと思ったら11月10日9時からで、「オトメン」の後なんですね。と言うことは、秋のドラマは出揃いましたね。・・・と言ったら、今日の浅見光彦や木曜日からの「交渉人」に悪いかしら。

 「浅見光彦、最終章」、タイトルも気になるところです。
でも、ある日私が
「『相棒』の裏で果敢に挑戦と言うのは分かるけれど、視聴者の気持ちを無視してるよね。」と、夫に文句を言っていたら、
「世の中、みんな『相棒』ファンじゃないからね。」と、ごもっともな正論を。
 でも、私が推理するに「相棒」ファンは結構「浅見」も好きかと思うよ。今、ビデオが壊れていて録画手段のない我が家は、迷う事もなく「相棒」なんですが、両方好きな人はきっと録画するんでしょうね。もちろん私も「浅見シリーズ」は好きなので、再放送に期待です。(今から再放送の話は気が早すぎですね。)

 とにかくこのシーズンはドラマが面白そうなものが多すぎで、ドラマ漬けになりそうな予感です。 いつもなら時間的に辛いので、「日曜劇場」や「月9」は最初からノーチェックが多いのですが、今回はそれらも自分のドラマ枠に入れてしまいました。ちょっと選択をしなければ、まずいかしら?

 

今日が水曜日なので、
ー「相棒」見ています。ハイ、知ってますとか言われそう・・・
   その後「ギネー産婦人科の女たち」を見ています。藤原のりか演じる女医がなんであそこまで無表情なのか、気になります。上地君は「天地人」の小早川からちょっと好きになりました。この時間帯のドラマは我が家と相性がいいのです。(今日21日、二回目も見ました。凄い緊迫感でしたね。血が止まらない展開にドキドキしました。)

ーあまり重くて硬いテーマをドラマで見るのは、時には微妙な時があります。タイトルで避けてしまった「不毛地帯」。それで最初の方は見ていなかったのですが、垂れ流しになっていた映像にふと目が留まったら、面白さに釘付けになってしまいました。豪華出演者たちに、力が入っているんだと感じました。

ー「アンタッチャブル」。最近、仲間さんのドラマがちょっと苦手です。でも、物語自体は面白そうです。まだ代理のみで教祖は登場していませんし、どんな謎が隠されているんでしょか。でもちょっと眠い・・・。金曜日はハードな日なので、ドラマ時間は転寝時間になることも多いのですよね。
マイガール」。この時間帯のドラマは見ることが習慣になっています。嵐の相場君、好演していますね。でも先週の終わりまで、少女の「平気です。」と言う健気なセリフを聞くたびにイライラしていました。しっかりしろよ~的なイライラです。でも大家さん夫婦が味方になってくれたり、職場に子供がいることをカミングアウトしたりで、ホッとする展開になりました。もちろんそれが新たな火種になる予感ですが、なんと言っても子供の気持ちが大切ですよね。

ー「サムライ・ハイスクール」。私がこれを見るんだと言ったら、だんなが
「ママ。これだよ~!?」と、流れる映像を見ながら言いました。「これだよ」の「これ」は夫婦でなければ分からない微妙な感覚で他の人には説明し難いものがありますが、何が言いたいのか私には分かります。要するに「下らない」と言いたいのです。でも、私には嵌りました。若い人の番組と分かっていても私は見たいな、三浦春馬の百面相。お話の設定にワクワク感がするのです。凄いヘタレで、ぜんぜん役が似合っていない城田君。このキャスティングは、後の展開に必要なキャスティングに違いありません。と、勝手に予想。
先週の最後に、乗り移られたまま元に戻ってこない小太郎に、突然だんなのアンテナが反応しました。次週が楽しみです。

この後でしたっけ。先週は寝てしまいましたが、「ターミネーター」とwowowで借金苦の人々のサギのドラマ・・・だんなが見ています。たぶん私も見ると思います。

ー大河ドラマは見ることが習慣になっています。
JIN-仁」は凄く楽しみです。毎回特番で二時間づつやってもらいたいくらいです。

ー「東京DOGS」。面白かったですね・・・・、コメディ部分が・・・・
思っていたものとは違いました。でも、始まったばかりだし・・・・
ところで三浦さんを見ていたら、私、奇妙なデジャブが・・。父親の親友のお前が実は本当の黒幕だなんて、ありがちな展開が本当にあっては困るのですが、テレビ前の人に同じような感覚を感じた人も居たのではと思います。これ、作家さん、わざと狙ったかも・・・。いろいろ裏の裏の裏を考えちゃったりして。
フムフム・・って、でもこれが一番リタイアしそうです。時間的にもですが、だんながやっぱり「これだよ~!」って言っていたのよね~。

ーそれなのに、夫婦で楽しみにしているのは「リアル・クローズ」。これ、あまり良い視聴率ではなかったみたいなのですが、面白いんですよ~、これが。
夫が、一回目の時に、なにげに「これって『プラザを着た悪魔』みたいだね。」って言ったんです。オオ~ッと思いました。彼の口からそんな映画のタイトルが出たことに驚いてしまいましたが、言われてみればそんなイメージがしました。
今日、このドラマが低視聴率だと言いましたら、仕事場では彼の周りはみんな見ていて、評判が良いというのです。
「みんな知らないんだな。見たら面白いときっと思うのに。」と申しておりました。
「リアル・クローズ」、面白いですよ。

 

と言うわけで、ドラマ好きを公言している私の秋のドラマ祭りです。
また気紛れにドラマのおしゃべりしたいと思います。

皆様は、この秋、何を見ていますか?

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悲しくてやりきれない 

2009-10-21 01:10:01 | 梢は歌う(日記)

悲しくてやりきれない 改良Ver


―胸にしみる空のかがやき
今日も遠くながめ涙をながす
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このやるせないモヤモヤを
だれかに告げようか

白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれわびしくゆれる
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
この限りないむなしさの
救いはないだろうか

深い森のみどりにだかれ
今日も風の唄にしみじみ嘆く
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは
明日も続くのか ―



加藤氏、残念です。

加藤氏の自殺があったから、この曲を探して持ってきたわけではないのです。夜寝る前に、この曲や「イムジン河」などを聴いています。もちろん拓郎の曲やそのたもろもろ・・・
聴きながらブログを書いていたりもします。

この歌の歌詞からは絶望的な悲しみが伝わってきますが、人は苦しみや悲しみを歌に託し封じ込め、そして復活するのです。美しく伸びる旋律からは、やがて人は窓を開け遠い空を眺め、その涙が枯れることがなくても、辛い気持ちを引きずっていても、それでも生きて行くそんな強さを感じるのです。その証拠に、この歌を聴いて本当に絶望にかられる人っていないんじゃないかなと思います。

ふと気が付けば、結構生きてきてしまいました。夜になるとわずか一日の中で生まれた後悔の重さで押しつぶされそうになります。
でもそんな時、この歌を聴いていたいのです。

「音楽でやることがなくなった。」
空の下にはそれだけの世界が広がっていたのに。

心の中の窓は閉ざされて、カーテンも閉められたまま。ほんの少しだけ開けて、その隙間から広がる空を見ることが出来たなら・・・
でも出来なかった。病気だったから。
そう思うと悲しくてなりません。

遣りたい事リストにも書きましたが、8月は「イムジン河コンサート」に行きたいと思っていました。でもそのコンサートの事を知ったのが、あまりにも遅く一般発売日に頑張ってみたものの、撃沈しました。当日発売券にかけても良かったのですが、普通の生活、つまり仕事を休まないと言う選択をしました。
今思うと、ちょっと気持ちは複雑です。

行きたかったという思いと、さらに悲しみが増すので、行けなくて良かったと言う思いが交錯します。

そしてそれは様々な思いも・・・
だけど今は何も語りたくない気持ちです。いつものようにあなたの音楽を聴いて眠りましょう。



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「カイジ~人生逆転ゲーム」、見てきました。

2009-10-20 00:46:23 | 映画

 10月12日に観に行った「カイジ」の感想を、ようやく書きました。
映画ブログ「近未来二番館」のお知らせです。

「カイジ」の映画を観に行った時、事もあろうかワタクシは、上映中にトイレなんて所に行きたくなってしまいました。クライマックスを力を入れて見る為には、どこかのシーンを棄てなくてはなりません。

折りしも、場面はEカードのゲーム説明。

―今だ~!!
ここしかなーい!―

私はさりげなくその部屋を出ました。その部屋はシネコンのちょうど真ん中にありました。そして右にも左にもちょっと離れたところにトイレが・・・

私は半券持たずに行ける奥の方のトイレを選択しました。が、後ろから人の気配。私が動いたのをきっかけに、同じように「今だ」と思った人がいたようで・・・・

と思ったら、
私の横を二人の女性がダッシュで走り抜けていきました 
―そうか。そうよね。映画上映中のトイレはダッシュが原則よね。見逃すシーンは出来るだけ少しが良いものね。じゃあ、あたしもダッシュじゃなくても小走りで行く?

と、その時私はとんでもないことを思い出しました。

―し、しまった~!
左側の奥のトイレは扉が二つ。うっうっうっ・・・ 私はこんな所で負け組!?

だけど映画の「カイジ」の一発逆転の要もトイレにあり、なんじゃないかな。

というわけで、感想はこちら→■

漫画原作の感想はこちら→□ 

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天地人42回「将軍誕生」

2009-10-19 00:00:56 | ドラマ (大河)
≪追記・変更あり≫
今回が終わって、残りが5回。11月で終わりだと、本当にあっと言う間に最終回を迎えそうです。その最終回に向けて、ひとーり、またひとーりと消えていってしまうような感じですね。

今回は菊姫様退場でした。

前回の終わりに、側室を向えるようにと健気な事を言っていた菊姫でしたが、今回は病に倒れてしまいます。その報告を景勝が受けたのは、家康が征夷大将軍の任を受け江戸に幕府を開いたので、求めに応じて謁見しようと待機していた時。

今、西に向えばあらぬ疑いを受けるというもの。

だけど、私は思いました。
景勝は必ず京の菊姫のところに行くのは分かりきった事。そうでなければ、このドラマの上杉ではないからです。

もちろん景勝は菊姫のところに行きました。

そしてやっぱりあらぬ疑いをかけられた兼続は、まだ謁見の約束の日ではないのに家康に呼び出されてしまいます。病気見舞いといっても信用しない家康は「ありえない~」と言っていました。
家康はここまで来るのに、妻を殺し長男を追い詰めた人ですものね。自分には分からない感覚なのかもしれません。
でも兼続、言ってやりましたよ。

「それが上杉でござる。」

ちょっとかっこ良かったでござる。・・・・珍しく・・・・ムニャムニャ

それでもしつこくネチネチ言おうとする家康のところに、独眼竜がやって来ます。
そんなヤツはさっさとお返しなさい、と言う独眼竜。なにげに兼続を助けたのですが、家康はそんな事などお見通しです。それをさらりとかわして、何のことやらと言う彼もまたかっこ良かったです。
ちなみに松田兄弟は兄の方が父親の松田優作の雰囲気に近く、渋くて良いなぁと、このシーンでちょろっと思ってしまいました。


さて、今回は菊姫と景勝の会話が心に残りました。

武田が滅んだのは兄が側室の子だったがゆえと思い込んでいた菊姫。だから自分で子を生みたかったが、でももうそんなことは言っていられないと言う菊姫に、養子を貰う考えだと伝えるる景勝。すると明日取り潰されてしまうかも知れない上杉に誰が今養子に来てくれるのかと、言う菊姫。
夫に自分以外女性をというのは、現代に生きる私達には分からない感覚ですが、この時代にも側室をとらない武士も多かった所を見ると、人の感情というものは今も昔も同じだと思います。ただ昔は「家」を守ると言う、トップに生きるものの使命は、同時にそれは愛するものたちを守る事でもあったわけですね。断腸の思い。そして切なる願い。
菊姫の心が美しく描かれていて、心に残ったシーでした。
私が知っている菊姫の最後とは違っていました。が、それで私はかえってホッとしました。
「本当の菊姫の最後って?」と思われた方は、サイドに張ってあるピンクリボンのキティちゃんのところから「菊姫」で検索してくださいね。そこから検索すると、ピンクリボンに募金が行くそうです。

景勝は菊姫の心を感じ取り、公家の娘を側室に貰いました。

でもなんとなく、その側室の娘がかわいそう・・・
側室っていうのは第二夫人って言うのではなくて、そういうお仕事なのよね・・・って、チラって思ってしまいました。景勝・菊姫のシーンが良かったゆえに、そう感じてしまったのでした。

新年の秀頼に挨拶に向おうとしていた矢先、菊姫の訃報が入ります。
秀頼に挨拶の言葉の途中に、景勝は涙声になって言葉が告ぐ事が出来ませんでした。黙っていられるならば、その悲しみにかろうじて耐えうることも出来ても、声を出す事によって気持ちが溢れてきてしまうのです。そういう経験のある方には、感情移入出来た、凄くいいシーンだったと思うのですが、如何でしたか。

まだお若くて、そういう経験のない方の中には、なんで此処で泣くんだろうと思う人もいるのではと思いました。でも、それこそ「幸いなる経験不足」というものだと思いますよ。



兼続家族の菊姫を思って泣くシーン、兼続が菊姫の手紙を読むシーンも良かったと思います。お船は12年の長きに渡って、家族と離れ菊姫に尽くしてきたのです。その手紙には菊姫からの感謝の気持ちが現れていました。だからこそお船はこの方の臨終の時に、側にいなかったことはさぞ無念な事だったでしょう。

「母上、涙をお拭きくださいませ。」とお船の溢れる涙を拭う竹松。
やっぱり加藤君は可愛いな。


あとわずか。だからなのか、なんか感想もオーソドックスという感じです・・・

だけど朝読み直してみたら、あまりにも投げやりな感じでした。加筆し訂正させていただきました。大して変わってはいないのですが、真夜中にいらしたお客様には申し訳なかったと思います。
追記ついでです。加藤君も可愛いけれど「JIN-仁」の子役の子も可愛いですね。昨日は「枝豆は時期が短いから、先生に治療代を払うのに長生きしなくちゃいけないんだ。」と言うようなセリフに泣けました。さらについでですが「マイガール」の子役の少女も可愛いです。健気で可憐ですね。
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カイジ―賭博黙示録

2009-10-17 02:13:42 | 漫画・マンガ・まんが
カイジ―賭博黙示録 (1) (ヤンマガKC (608))
福本 伸行
講談社

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漫画のお話でございます。
ネタバレはしていないつもりでございます。映画の予告編に映っている程度の言葉はあります。

ある時まで、ワタクシは子供に
「何かお薦めの面白い本があったら、私にも貸してね。」と、まるで理解がある親を演じつつ(?)、その実態は箱根のあらため婆よろしく検閲を入れていたのでございます(あらためば婆は検閲はしないけど)

と言うのは、もちろん冗談でございます。彼らの本を読むのはどちらかといえば子供との共有部分確保、または・・・探りだったのでしょうか、やっぱり。
彼らはいったい何を見たり読んだりして、何を考えているんだろうかと・・・
そして別の言葉で言うと、やっぱり「検閲」?

だからと言って、だめだしを出した事はほとんどありませんが、敢て言えば「サイコ」と言う漫画だけは、中学生だったルート君には見せない方が良いと忠告したことがあったような。いわゆる漫画的R‐15と言うやつですね。

それである日貸してくれたのが、この漫画。タイトルからして、不健全じゃないですか。
大丈夫かいなと、読んでみたわけです。

カイジって働かないし、考えないし、性格悪いし、友人いないし・・・
本当に最悪。最悪なのはカイジだけではなくて、その周りにいる人たちも、ひとりとして普通の人なんか出てきません。みんなろくでなし。
要するにカイジワールドなんですね。セレブにはセレブワールドがあって、普通に生きる庶民にはその庶民ワールドが、あるというもの。

例えば私の友人の中には、億単位の不動産を持っていたりする金持ちがいるかと思えば、かたや破産しかかっている人もいます。でも私と同じ庶民ワールドの仲間です。同じ発想、同じ金銭感覚、同じ常識を持ち合わせているからです。

カイジワールドの中心人物カイジは、親としては最もなって欲しくない人です。

やっぱり、大丈夫かいなと読み進めたのでした。

でもお話はどんどん面白くなっていきます。
ジャングルクルーズが・・、じゃなかった、ギャンブルクルーズがじゃんけんクルーズ。 
「賭博黙示録」なんて書いてあるから、何が出てくるのかと思ったら、最初に出てくるのは「じゃんけん」なんですよね。

 そう言えば、ラッタ君は
「だいの大人達が大真面目に船に乗ってじゃんけんを遣っている漫画。」と言って笑いながら貸してくれたのでした。

 そのじゃんけんが面白いんですよね~。

また横道ですが、「じゃんけん」には単純ながら夢中になれる何かの魔力があるような気もします。一年に二回の子どもたちのためのパーティでは、必ず「じゃんけんゲーム」をしてきましたが、興奮の渦でした。中には毎年泣く子もいて・・・
はぁ~、やれやれ。

起死回生の勝負が「じゃんけん」って、発想が凄くないですか?

でも、私が「この漫画は大丈夫かしら」と言う懸念から脱したのは、鉄骨渡りのパートの時でした。
いや、むしろこの漫画は読んでもらいたいと思いました。

鉄骨の上で泣き叫ぶ男達の、心の底からの後悔の声を聞きたまえと、私は思ってしまいました。

社会の底辺で生きる者と言うと、なんとなく社会の矛盾や不運に流された弱者、または被害者であるかのような響きがないですか。でも彼らは自らの心の弱さ、自堕落さでそこにたどり着いた者達。

彼らの「やっと分かった。今までの俺は~・・・」「今度こそ・・・」と言う叫び。

人はいつからだってやり直せる・・・・。いやいやいや、そういう漫画じゃないんですよ。辛口な展開です。

それゆえ、本当の敵の大きさと許せない思いに、心が揺さぶられるのです。

たぶんですが、鉄骨渡りの辺りでは、私はその敵側の人間よろしく、上から目線で彼らを見ていたのだと思います。ゆえに彼らの後悔の叫びも、そういう人生にならない為の楔として、良いことを言わせているなと感心していたのだと思うのです。

でも非人道的な敵の前に、いつしかカイジを応援し、ふと気が付けばカイジワールドの住人に取り込まれてしまっていたのでした。

この漫画が凄い人気を誇っているのが分かります。

 

ところで私は気の弱い人間なのでございます。極端にハラハラドキドキさせられるものは苦手です。実際にはやりませんが、心の中ではドキドキしすぎて手もみをしてしまう、立ったり座ったりしてしまう、そんな漫画なんですよね。

我が家はコミック派で新作が出ると買ってくるのですが、私、初めてラッタ君に頼みました。

「『カイジ』は何とか話が落ち着くまで買わないで、なるようになったところで大人買いしてくれない?心臓に悪いから。」って。

だけど漫画の人気がある限り、主人公のカイジは大変な目に遭いながらも、懲りない男でい続けなければならないんですよね。ちょっと気の毒ですが、そうやって本当の敵に近づいて行くのかもしれません。実は我が家では、私の発言がいけなかったのか、パチンコ編までしか知りません。どうも彼らは(子供達)立ち読み派に転じてしまったみたいで、その先は知りません。
ですが、カイジワールドに取り込まれた私には、カイジの周りにいる者もみんなろくでなしとは、もう言えません。

支えあい、庇いあい、涙し、笑いあう、いつしかそんな者達が、彼の周りにはいたからです。

女性の皆様、食わず嫌いなしでたまにはこういう本も結構面白いものですよ。そういえば天海祐希さんが、この映画に関して「男が分かる作品」と言っていたとか。
それ、言えているかもデス。

 

本の感想は終わりですが、蛇足です。
映画の「カイジ」はランキング1位になったそうで、藤原君は頑張った甲斐もあるってもんですね。
この映画のキャスティングが決まった時、原作ファンの男性達は、あごの部分で難色を示していた方も多かったような気もします。

でもですね、いきなり書くとこける方もいるかもしれませんが、我が家のラッタ君今は程遠い顔をしていますが、イメージとして藤原竜也君にかぶるものが、親ばかの私にはかつてはあったのですよ。 ところでこのカイジにも、実は、こんな顔はしていませんが、ラッタ君と何かが被る、そんな気がして読んでいました。
と言うことは、カイジ=藤原竜也。
そのキャスティングはいいと思うとずっと前に書きましたが、そんな理由からだったのですよ。

エッ、なあに?
ああ、くだらないって?
だから蛇足って言いましたよね、私 

 

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10月16日、金曜日

2009-10-16 08:49:51 | 梢は歌う(日記)
皆様、おはようございます。

もう9時ですが、今日はまだまだ始まったばかり。
今の気持ち一つで、今日の夜
「ああ、今日は頑張ったな」とか「今日はいろいろな事が出来たな」と言えるのか、または
「今日も何もしないで一日が過ぎてしまったな」と思うのかが分かれるのですよね。

昨日のテレビの話などしたい心を抑えて、今日は一日お仕事Dayです。
頑張ります。



今日の頑張りが明日の自分を作る。
今日のグータラが、明日の脂肪を作る。



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十月桜

2009-10-15 16:36:50 | お散歩&写真日記

いつも思うんだけど、夕方見るから十月桜は寂しげに見えるのか、

 

  

それとも本当に寂しい花なのか。

  

―そんなの知らない、それはあなたの問題なのよ。
そんな風に十月桜は言ったかな。

  

 

つるべ落としの秋の日に、私はふと思う。
過ぎ行く季節に、ふと思う。

あなたはとっても大切な人なんです。
あなたの今日は幸せでしたか。
あなたの今日に良いことはありましたか。
あなたは、今寂しくないですか。

  

夕方の十月桜は、人混みの中、家路に向う人たちのように寂しげに見える花ですね。

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相棒8-1「カナリアの娘」

2009-10-15 00:36:58 | ドラマ(相棒)

いよいよ始まりましたね。

新相棒の神戸尊と右京さんとの、その相棒ぶりは如何に?

神戸は薫ちゃんと何一つキャラがかぶらない所が良いんですよね。今までとはちょっと違う右京さんのキャラを引きずり出して、単なる交代劇にならなかったところを評価したいと思いました。
だけどHPのキャストのページを開くと、薫ちゃんと美和子の名前はしっかり「海外」と言う欄に残っていて、いつの日かゲスト出演なんて、嬉しいサプライズなんかあったら良いですね。

ところで初回と言う事もあってか、ゲストも豪華な感じがしました。
内山理名、古谷一行。でも、HPのあらすじのページに鈴木一真の名前も書き込んでおいて欲しかったです。彼は優しい顔の普通の人っぽい雰囲気なのに、壊れキャラの天下一品の人じゃないですか。その割りにそういう場面があまりなくて残念でした。彼の本領が発揮できたのは、逮捕された後からでしたね。ちょっともったいない感じがしました。(本音を言えば、違うお話のメインゲストで対決して欲しかったです。)

今回は中心になる物語も面白かったのですが、なんと言っても尊と右京の掛け合いが面白くて二時間たっぷり楽しんだ感じです。

たまきに興味を示す尊に、過剰に反応する右京さんとか、
「今何処ですか。」と聞く尊に
「教えたくありません。」と即答する右京さんとか、
「なんチャラかんチャラ」とか言っている右京さんとか・・・
面白かった~。

捜一トリオの神戸との距離の置き方も笑えましたね。

神戸の弱点は死体が苦手な事。それが分かると
「よし、あいつを連れて来い。」なんて言っていたイタミン。

なにげに犯人逮捕時に連係プレーなんて遣ってしまう捜一トリオ。呼吸もぴったり。

お互いの距離感が変わってきていますよね。無理に前と同じにしていない所が良いですよね。
二時間そんな感じでしたので、拾い切れないし書ききれません。また「面白い」と言う言葉連発で芸もないので、「次週も楽しみです」でもう終わりにしましょう。

でも後もう少しだけ。

右京さんはまたロンドンに行っていたんですね。羨ましい生活です。でも帰国そうそう事件に遭遇。白バイの「警視庁」なんて文字は、右京さんでなくては見落としてしまうでしょうね。帰国そうそう死体を掘り起こしてしまうなんて右京さんならではですね。

アルバムの謎、カナリアの娘の動機のどんでん返し。良かったです。

最後の尊と大河内の会話も、ちょっと怖い感じがして良かったです。
あれっ、今度は「良かったの」のワンパターン・・・・(汗)

次週も楽しみです~。

 

 

 

コメント (4)
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