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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ある日・・その2

2009-10-30 12:47:32 | 家族スナップ

ある日・・」の続き

その2は私とラッタさんとのいつものアホな会話です。

≪何を持って駄作と思うのか≫

ラッタ君が10歳ぐらいに戻ってしまった夢を見た私は、彼にコナンみたいだと伝えました。すると彼は、毎回殺人事件に遭遇するようなのはゴメンですと答えました。

「って言うかさあ、殺人事件の第一発見者ってそうそう成れるもんじゃないよね。もちろん絶対になりたくないけどさ。だから毎回その発見者になってしまうシリーズものは、なんか不自然さを感じても不思議はないのだけど、コナンみたいなのだと、そこから物語が始まるわけだから、そこは百歩もニ百歩も譲ってしまうのよね。
でも、同じ枠内に主役がさ~、二回以上第一発見者になるドラマって、『お気楽もの』か駄作だよね~!」

「・・・・・・・・

「えっ、何か?」

「今、さりげなく一言でサクッと凄い数の作品を『駄作』と切り捨てたよね。」

オヤッと思ったが、確かにそうかも。でも別に訂正する気も必要もないかな。ただし、古城に招待されて云々かんぬんと言う招待客が全員、常に発見者と言うものは別です。

その時、テレビで「小公女セイラ」のCMが・・・・

「駄作って言えばさあ・・・・」 

 

最近、長文の記事が多いので、原点に戻って細切れでいきます。
と言うわけで、また続く。

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ある日・・・

2009-10-30 01:46:34 | 家族スナップ

≪子供には言えない夢の話≫

ある日、夢の中で、既に大人になっているラッタさんが立ち上がったら、私の胸の辺りまでになっていました。

「どうしたの。これじゃあ、まるであなたは10歳の子供じゃない。」

それに続く物語もラッタさんのセリフも覚えてはいません。覚えているのは自分のセリフのみ。

「大丈夫よ。私が守ってあげるから。大丈夫よ。私が側にいるからね。」

  ◇    ◇    ◇     ◇

目が覚めて、私は悲しい気持ちになりました。
私は時を戻して、たぶん10歳の彼に会いたかったのです。そして言葉のとおり彼の側にいて、もっと母として彼を守ってあげたかったのです。その夢は子育てをそこからやり直したいという願望の現われなのだと思います。

過ぎてきた日々には、山のような「悔いる」と言う想いがあります。子育てと言う項目にも山のよう。私がまだその真っ最中なら、今日の後悔を明日に生かせばいいのですが、子供達は大人になってしまい、私の子育ては終了し、「悔い」は懺悔の海に放り込むばかりです。

私はひとしきり泣いて、その涙が乾いた頃、お仕事縮小中のラッタさんが起きてきました。
夢の話の真意は、子供には言えない話。でも私は笑いながら上澄みをすくって言います。

「昨日、君が10歳の少年になってしまった夢を見たよ。コナンみたいね。」
「止めてくださいよ。あんなに毎日のように殺人事件にめぐり合うような生活はゴメンですよ。」

 

             続きはまた気の向いた時間に・・・

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