森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ボイス4~112の奇跡~」

2022-07-14 02:02:48 | 海外ドラマ

《少々、追記しました。》

韓国ドラマの「ボイス」はシーズン2までは見て、シーズン3は途中まで見て挫折しました。

「ボイス」は、元々かなり残酷なシーンが多いドラマだと思っているのですが、シーズン3はそれに加えて、私的には無理だなと思う事があり挫折したのでした。

その理由を「『ボイス 2』の感想」の中に書いてありました。

ただイ・ジヌク演じる、出動チーム長のト・ガンウが最後にどうなったのだろうかという事は気になっていました。

そしたらですね、ちゃんと「ボイス4」の冒頭の方に、どうなったのかという事が、ヒロイン(イ・ハナ)の口から語られていました。

詳しい事は分からなくても「そうか。そうだったのか。」と納得できました。

(ネタバレなしで書いているので、「3」も「4」も見られていらっしゃらない方には、全く納得が出来ないと思いますが。)

かくしてト・ガンウは去り、デリック・チョ役のソン・スンホンがチームに参加します。

「あらすじ」は、この感想の下に、wowowさんからお借りしたものを貼っておきます。なぜ彼がチームに参加する事になったのかが、よく分かりますから。

 

キホン、「ボイス」はシリアルキラーの話なので、残酷であり刑事側も暴力的な人が多い・・・・。

でもソン・スンホンは上品な顔立ちな人なもんだから、暴力的な刑事という印象は薄らいだように感じました。ボカスカをやらないわけではありませんが。(「ボカスカ」ってなんだと言われても(^_^;))

それに口では、グォンジュ(イ・ハナ)を利用してやるみたいな事を言うけれど、実は仕事きっちりの人なので、見ていて安心できるものがありました。

今回の全編を通してのテーマは、児童虐待だったかもしれません。

このドラマが残酷だと思える理由は、ひとつにはその殺害方法にもありますが、またひとつには殺害される人が殺害されて欲しくなかったと願いたくなる人が多いからかも知れません。それまでの人生が惨めだった人や若い人、逃れようと一生懸命に努力した人にも容赦がありません。このドラマは「どうせ助かるんでしょ。」みたいに甘く見る事が出来ず、ドキドキするのです。

また今回敵だった「サーカスマン」にも、同情してしまう部分もあったように思います。

 

そして犯人も捕まり、メデタシメデタシかと思いきや、グォンジュが拉致されてしまいます。

どうなる~?!

という所で「ボイス5」に続きです。

 

あらすじ:

《112通報センター、ゴールデンタイムチームのグォンジュ(イ・ハナ)は優れた聴力を持ち、通話口から聞こえるわずかな音から犯人を追跡してきた。しかし、パートナーを事件で失い、悪夢にさいなまれる日々を送っていた。苦しむグォンジュに追い打ちをかけるように、サーカスマンと名乗る人物から彼女にしか聞こえない音でメッセージが届く。
そんな中、連続殺人事件が発生。被害者は「サーカスマンは普通の人には聞こえない音が聞こえる」と言い残し、亡くなる。犯人も自身と同じ優れた聴力を持つと知ったグォンジュは殺人鬼を捕まえるため捜査を開始。そのころ、ロサンゼルス市警のデリック・チョ(ソン・スンホン)の妹がサーカスマンの殺人現場を偶然目撃、殺害されてしまう。デリックは犯人とグォンジュが同じ能力を持つことを知り、犯人を捕まえるためにグォンジュと手を組む。》

 

(以下ある種のネタバレメモ)

常々思っていました。

多重人格のひとりがシリアルキラー、ひとりが善人の場合、罪はどうやって裁くのかと。

 

また今、リアルに新興宗教の事がテレビで論じられていますが、こういう時ちゃんとした宗教があおりを食らうのは間違えていますよね。

新興宗教で、トップの脳内メーカーが「金金金」になっていたら、それは宗教ではないですよ。客観的に見ればわかる事でも、マインドコントロールされた人々には、分からないのです。

凄く小さいコミュニティでも、そんな場所での捕物劇が、このドラマでも出てきますが大変だなと思いました。このドラマを見たのは、あの事件の前で、今のようにあの教団の事で騒がれている前です。それでもそう思いました。

本当は目の前で化けの皮がはがれても、マインドコントロールされた人々は、目の前の出来事が間違いなのだと、脳内習性をしてしまって話にならないのです。


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