8月10日、妹の名都さんとIMAXレーザー3Dで観て参りました。
この作品の前に「アバター」の予告編が入ったのですが、水が3Dだと腕を伸ばしたところにあるように見えて、やっぱりすごいなと思ったのですが、「ジュラシック・ワールド」は、字幕の文字が浮かんで見えましたが、あまり3Dを意識することなく見ていました。
映画とは関係のない事ですが、途中でトイレに行きたくなって、そっと立ち上がったものの
「えっ、階段が真っ暗で見えなーい・・・・・・あっ、眼鏡外してなかった !!」となったわけです(^_^;)
それだけなんか自然に見えていたようです。
(名都さんは、私が立ち上がって歩き始めた時、お姉ちゃんは何時眼鏡をはずすんだろうと思っていたみたいです。)
というようなどうでも良い事はさておいて、映画の感想ですが、凄く楽しい作品に出来上がっていました。
いわゆるオールキャストなのも良かったですね。
オールキャストと行ったら、恐竜の方もかな。Tレックスもあの最後の見せ方も、やはりずっとこのシリーズの恐怖部分を支えてきた彼(彼女?)の見せ場を作ったように感じました。
ネタバレなしで書いているので、少々意味不明かも知れませんが、とにかく彼の見せ場も良かったです。
何を書いてもネタバレにはなってしまうと思うのですが、少々はお許しください。
恐竜たちが世に放たれて、ある種の共存状態になってしまっている現在・・・・。
襲って来る恐竜たちから逃れて走り回るのが、街中。
まるでスパイもののカーアクションみたいな展開になりました。
このシリーズで、そんなシーンを見る日が来ようとは、まったく思ってもみませんでした。
あらゆる可能性と言うものが、想像の世界にはあるってもんですね。
可愛らしい恐竜たちは本当に可愛らしい・・・・
この「可愛らしい」と思わせるのに、猫や子犬の走る後ろ姿などを参考にして作ったのではないかと思ってしまいました。
プリプリプリと、小さく左右に揺れて走っていくブルーの子どもの子恐竜。
走る様が本当に可愛らしい。
だけど面白い、可愛らしいと言って、小さなお子さんを連れて見に行くような映画かどうかは、ちょっとどうかしら。ちょっと残酷なシーンがあります。ダイレクトには見せないから、映倫の何かはついては居ませんが、感性の鋭い、よく気がつくお子様にはかなりインパクトは強いと思います。
ともあれ、私的には満足でかなり楽しい時間を持つことが出来ました。ずっと見せ場がいっぱいでハラハラし通しだったし、飽きるという事がなかったからです。
ブルーはなんだかんだと言っても、結局オーウェンの近くに住み、時々はじっっと見守っていたりなどして泣けちゃうなと思いました。
遠回りした愛も実ったようだし、ちゃんと成るようになってお話が終わっていったのも良かったです。
ただ私、同じ事を言っていらっしゃる方がツイッターにいらっしゃって、「ああ、やっぱり」と思ったのですが、恐竜さんたちの動きにまるで怪獣映画につけるような効果音が不自然に感じたんです。そんなに喉は鳴らないんじゃないのとか。
でもこのシリーズは終わりなので、どうでもいいやと言う所ですね。
あまり静かで鳴かない恐竜さんたちだと、IMAXに来た意味がなくなるから、それもやはりありなんでしょうね、きっと(笑)
どんなに強く恐ろしい生き物であっても、住み分けが出来れば人間との恐竜の共存は可能だなと思いました。
そうですね、住み分けは大事。双方にとって。
それが出来たならば、やっぱり過去に滅んでしまった恐竜にはロマンがありますよね。
私はこの住み分けで、街中に迷い込んでパニックになって走り回っているクマさんを見ると、凄く悲しい気持ちになってしまう事を思い出しました。熊と遭遇してしまった人は、凄く怖いと思いますが、熊だってそうとう怖いだろうな、なんとかならないのかなと願ってしまいます。