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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

洞窟ホテルの夜と朝 その2

2019-07-25 02:40:02 | トルコ旅行記

2連泊したら2連泊しただけの想い出も出来ると言うものです。

もしもこの記事の副タイトルをつけるとしたら

「旅に『後で』はない !」と言う所かしら。

※           ※

この日のお昼だったか、ツアーのお仲間のどなたかが言ったのですが、その人たちの部屋は坂の上の方にあって、部屋の中も雰囲気満天で素晴らしく、思わず

「まあ、こんな所に二日も泊まれるなんて ♡♡」と言ったのだそうです。

私たちのかび臭くて

「まあ、こんな所に二日も泊まるだなんて 」とえらい違いだと思いました。

ところがある一人旅の男性が言うには、あなたはこちらですと有無を言わさず案内されたのは、眺望最高のベランダ付き・・・・は良かったのですが、普通のお部屋だったのですって。壁などレンガなどで出来て居たかもですが、いわば洞窟を模して雰囲気だけを作った普通の四角い部屋だったのですね。その時の私は、むしろそっちの方が良いナぐらいの事を思っていたのですが、今になって思うと、あのかび臭さも込みで洞窟ホテルなんだナぐらいに思えて来て、むしろその男性の方が気の毒に感じるくらいです。

 

ここでは洞窟ホテルに泊まったこと自体が、ひとつの観光だったと思うのです。

またそのホテル周辺の散歩自体も本当に楽しかったです。11日、その日の観光を終えてホテルの送迎の小型バスで降ろされた場所は、ホテルのフロントよりもかなり離れた所でした。なんと1日目と2日目の間に、その地域の何か決まりが変わったとかでバスが入れる場所も変わったのです。

なんとなく微妙な可笑しさを、私は感じました。

バスから降りた時に見えた風景が、一日目と二日目で違うって意外と新鮮な感じでした。

そして私と星子さんは一番遠い部屋までテクテクと坂を下って行くのですが、真っすぐには帰らないのが私たちなのですよね。

二股に分かれた坂道をテクテクと上って行きました。

 

 

猫さんとじゃれる子猫に惹かれて、お店なんかも覗いたりして。

お店の中にも子猫が一匹いたのですよ。

 

   

 

 そして私がちょっぴり後悔しているのは、さらに上に行かなかった事なんです。

11日は結局は16500歩歩いたのですが、この時既に13000歩以上は歩いた後だったと思います。

坂に階段・・・・・。

ちょっと一旦休憩したいような気持ちになっていました。

休憩したら再チャレンジをしようとか、または日没も遅いので、夕食を食べたらまた後で来ようと私は思っていたのかも知れません。

それともまた明日の朝、早くに行ってみようとか思っていたのでしょうか。

とにかく、私は「後で」と思ってしまったのでした。

だけど夕食までの時間があまりなくなってしまったり、天気がまた悪くなってしまったり、翌朝はいろいろやることがあってまったく余裕などなかったりで、「後で」はなかったのでした。

 

結局、そこから見た風景は星子さんだけのものになってしまいました。(お互いに手を振りあう私たち)

 

  H

それに私もついて一緒に上っていれば、きっと二人でもっと上まで行ったのではないかなと思うのです。

ガイドさんが「日本語の『せっかくだから』と言う言葉好き。」と言っていたのですが、何気なく使っているその言葉、本当に良い言葉だなと思いました。

旅を倍楽しむポイントは『せっかくだから』を忘れない事なのかも知れませんね。

 

部屋に戻っていろいろやっていたら夕食までの時間が無くなってしまって、いそいそとレストランに向かって坂を上って行く私たち。でもせっかくなので、違った道を探索しながら行きました。

ポチポチと雨が。。。。。

 

下の画像は、その前日、絵葉書を買ったお店です。このお店でレースと石を合わせた可愛いネックレスが売られていました。

2000円だったか、もう少し高かったかそのぐらいだったかな。

それでも私は悩んでしまったのです。凄く悩んだわけではないのですが、なんだか決断が付かないと言うか・・・・。

「また後で来ます。」と私は言いました。

もう一回来たら、私は買ったと思います。だけどホテルのフロント、レストラン横のこのお店に二回訪れる事はなかったのでした。

時間が無かったり、閉まっていたり・・・・・。

H

 

カナダに行った時のスーパーでも、インドの時の雑貨屋でも同じような事がありました。後で同じようなお店があったなら、その時には買おうと思っても、同じようなお店にはなかなか行けないものなのですよね。

だから「旅に『後で』は無い !」と心に刻み付けたいと思いました。

(そう思っても、すぐに忘れてしまう・・・・(^_^;)

上の画像・・・・要らない部分を切って編集したのですが、自分をちょっとだけ残しました。不自然に見える手が私^^

 

夕食。

  

 

そして朝。

 

H

 

お散歩をしながら、またレストランに向かいます。

そしてもうお部屋には戻ることはありません。

ホテル前で。

H

朝食。

ホテルのレストランから映した画像です。遠くに見えるのはエルジェス火山で、富士山に似ていますね。

 

そうして私たちは、カッパドキアを後にしたのですが、カッパドキアでの記事はあと一つだけ書かせてくださいね。

コメント (2)
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