森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

非日常に憧れながら、日常を慈しむ その2

2019-06-18 15:35:34 | トルコ旅行記

しばらくお休みさせていただいていましたが、また再開させていただきます。

トップ画像は深夜2時くらいの銀座です。この大都会も、完全にではありませんが、夜はちゃんと眠るのですね。

下の画像は、羽田で深夜バスを待っている間に撮ったものです。

昨日はストロベリームーンだったわけですが、その1日前の月です。輝きが二つありますが、下のものはライトの反映で上のものが月。

 

 

バスの中から見た深夜の街並み。

しばらくトルコに行ってきました。日本に帰って来ても、ちょっと昔の冒険少女の気持ちをくすぐるような光景で、心がワクワクしました。

そしてこの後・…と言うのは、また違う時にお話しましょう。

 

羽田には16日に着きましたが、家に帰ってきたのは17日。

そして私は、体調的にはあまり芳しくなくて・・・・・。

 

ところで私、今回は比較が悲しいものなのですが、病気で入院した時と同じ長さの留守で、入院でも家の者たちは大変だなと思っていましたが、それが遊びだと、ちょっと申し訳ないような気持ちになっていました。本当は、普段はそんな事は思いません。

我が家は基本別行動で、自分の子守りは自分でするのが原則です。だけど長さはやはり気になる所です。

 

昼間に帰って来て、手荷物の片づけや洗濯などしていましたが、少し疲れて休むと、猫のもも吉やあんずがべったりと寄って来て、私の傍らで幸せそうに眠りました。

午後4時になったので、サークルの花壇の水まきに参加してきました。そこで会いたくない自治会のおっさんに会ってしまいグタグタ言うのを聞いていました。今、一番大嫌いな男ですが、そのグタグタの内容を聞いていたら、こ奴は、なかなかのアイデアマンだなと感じました。だけどやはりできる限り近づかない事にしようと思いました。声を聞いているだけで、イライラさせる才能って、それはそれで凄いね・・・・・・。

家の戻ると、たまたま友達から電話がかかって来て

「6月居ない日があるって言っていたけれど、それはいつからだっけ。」と言うので、

「今日、帰ってきたんだ。」と伝え、けっこう重い内容の近況報告をしあいました。

 

夕方、夫殿が帰ってきました。

「君たちを置いて行った罰が当たったのか、二日前からお腹が痛くてずっと××だ。」と言ったら、夫殿は嬉しそうに笑って、

「そうだ、罰があたったのさ。だけどちゃんとやってあっただろう。台所も洗濯も、ちゃんとやっておいたよ。」

確かにそう。聞くのを忘れましたが、お掃除もやってあったし、もしかしたら猫も洗ったのではないかしら。モフモフしていたのだけれど・・・・。張り切ってやってくれたみたいです。

だけど夫殿は言いました。

「実は、俺も嫌な事があってさ・・・・・。」

私はドキリとしました。

居ない間に、夫殿の定期的な病院検査が入っていたからです。

「踏切で・・・・・・・・・・。で、これが。」

「罰金か !!!!!」

実は心の中では、「あー、良かった。」と思っていました。でもその気持ちが過ぎると、むくむくと違う感情が湧き起ってきました。

「罰金ってさ、罰金ってさ、税金払うより虚しくない?」

「そう虚しいんだよ。だけどさ、10日間のバイト代と思えば良いのでは。」

「えっ!?」と私。私担当の家事をやったバイト代と言う事ですね。

「ああ、なるほど。じゃ、まっ、良いか。」

更に私。

「あれっ・・・。なんかさあ、さっきまで私、てんこ盛りで申し訳ないような感情があったのだけれど、それが風船のように萎んだわ。」

「あー、萎んでいいよ~。」

「あっそ♪」

 

と言うわけで、いつもの日常があっという間に戻ってきました。

 

夜、ルート君が帰宅。

「お母さんが帰って来て嬉しい ?」などと、馬鹿な事を聞く私。

「うん、嬉しいよ。」と彼。

まあ、なんて素直な。

猫たちも皆マッタリとしていて、私もなんだか幸せな気持ちになりました。

 

翌日(18日)の朝、荷物が届きました。なんと佐川のお姉さんが持ってきてくれました。これ23キロもあり凄く重かったのです。

お姉さんだったので、申し訳ないような気持ちになり深々とお礼を言ってしまいました。

重いので玄関で開きました。

まあ、お約束の構図です。

 

と言うわけで、またよろしくお願い致します。

 

コメント (4)
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