森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

那須塩原ハイキングの旅 【沼ッ原湿原】

2016-06-13 11:47:33 | お出掛け日記

 

ちょっと奥様~ !

      ああ。

         ふぅ。

 

なにが「ああ」だとか「ふぅ」かと申しますと、ちょいと聞いてくださいますか。

ワタクシめの二本の足が

「おいコラ、思考と判断をする係、お前はこの旅行を申し込むときに、これがこんな風なものであるのかって、ちょっとは想像したのか。いや、きっと一分ほどもしていないな。湿原散策と三つの吊り橋と滝。少しの想像力があれば、もっと気合の入れ方が違かったと思う。きっとお前はバスが駐車場に着いたら、ちゃらちゃらと舗装された道をちょっと下っていき、つり橋ではしゃぎ、そしてその先をまたほんのちょっと歩いて滝を見るようなお気楽なものと考えていたんじゃないのか。おかげで歩く担当の俺様達は、パンパンに膨れ上がり、膝はがくがくいう始末じゃないか。」

などと申します。

旅行のパンフレットからは想像がしにくいような、そんな時もあるものですね。

後にバスの中で添乗員の方が、

「このパンフレットには『バイキング』の文字は入っていても『ハイキング』の文字が入っていないですね。これはいれた方が良いですよね。」

その語呂の良さにちょっと満足気の添乗員さん。

確かに

「ハイキング&バイキング」

いい感じです !

 

6月12日、往復新幹線、現地からバス移動と言う、パックツアーに出掛けてまいりました。

このツアー、自分の足に文句を言われるほどきつかったです。でも楽しかった~。

 

その「ハイキング&バイキング」の旅の最初は、まだまだまったく問題もなかった「沼ッ原湿原」です。

ここも湿原入り口までは、15分ほど山道を下っていくのです。

「これ帰りは登ってくるのよね。辛くなりそうね。」と確かに言いましたし、帰りはやっぱりふぅふぅ言いました。でも後からの事を考えると、この時にふぅふぅ言った事などすっかり忘れてしまったくらいです。

 

この湿原は昭和天皇のお気に入りで、最近では皇太子夫婦も訪れているそうです。

 

ちょっと時期的にはいろいろ外れているのか、湿原はいろいろな花が花盛りと言うわけにはいきませんでしたが、レンゲツツジが静かなやまあいを賑やかな色で染めていました。

あっ、嘘を言ってはいけません。

この湿原、ちっとも静かではありませんでした。

カッコウにホトトギス、そのほかの鳥たちや虫たちにカエルの鳴き声。

凄くにぎやかな湿原だったのです。

 

こういうのは湿原の朝の音楽会と言うのでしょうか。

だけれどそんな賑やかな所を歩いていても「静か」と感じるのは、森や山の風景に心が静かになっていくからかもしれません。

 

以下は似たような山と森の風景ですがよく見ると違います ^^

 

 

 

ボケている様に見えるのは、霧が出ているからです。

 上記の画像のツツジの部分だけ切り取りました。クリックすると大きくなります。

 

 

コメント (2)
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