なんか、いろいろ負けたな・・・・・
それって、己にかって?
いや、違う。
己に負けるなんて、しょっちゅうだから今更こんな所では嘆かない。
えっ
「こんな所とはなんだ」って
そりゃそうだ。さんざんお世話になっておきながら「こんな所」はなかったな
じゃあ、なんだよって言えば、負けたのは夫殿にである。
いや、考えてみれば「いろいろ」は負けていない。
何に負けたのかと言ったら「夏休みの過ごし方」または「夏休みの充実度」である。
睡蓮鉢でめだかを飼い始めたことは、前にもブログに書きました。
私の
「ベランダに睡蓮鉢が欲しいな。でもボウフラ湧いちゃうよね。本で読んだのだけど(小学生の教科書)、めだかって環境に強いらしいよ。結構いけそうだから、飼いたいなー。」という私のお気楽な考えから始まった、我が家とめだかのお付き合いです。
でも意外とめだかを飼うのは難しいものがあったのです。
とか言いながら、実は私はほとんどがノータッチ。
セッセコラと夫殿があれやこれやとやりました。私と猫のもも吉はベランダの窓辺で
「どう?」
ちなみにもも吉は「にゃー」
二個の睡蓮鉢で始めたのですがあれやこれやとあって、(死んだり生まれたり)、いつの間にやらバケツ2個も使うはめに。
なんでも捨てない私ですが、こんなにバケツばっかりあってどうするのじゃと思っていたのに、みんなちゃんと役に立ってます。
でもこの夏休みに、夫殿の夢が広がったようです。なんたって検索に検索を重ね、いつの間にやらめだか小博士です。
「あれはこうだって。それはこうしたほうが。ちなみにめだかは・・・。」
ええと、何だったかなあ、夫殿の話は・・・。
私が
「ふーん。へえ。はあ。」と返事をしていたら
「何だ、その気のない返事は。聞いていないみたいだ。」と夫殿。
―しまった、バレたか。
「全てあなたの為にやってるんでしょ。睡蓮とめだかが欲しいって言ったから。」
―そうでした。めだかのお世話は鉢の手入れもあるので、面倒のように感じたので夫殿に一任したのでした。別の言い方では「押し付けた」とも言います。
「それで、やっぱりもっと大きな場所にめだかを移してあげたいんだ。水草も買いたいんだ。日が当たりすぎるから・・・・」
「ああ、ああ、もうなんでも好きにしたほうがイイよ。」と私。
始まりは私でも、既に彼の趣味。
しかも夏休み中活き活きと。
という訳で、我が家のめだかの住処の一つは(一つという所が、すごいよね)上記の画像というわけなのです。
ああ、やっぱり負けたな。
私も一応同じ様にお休みだったのに。
息子たちと一緒に映画に言ったり実家に行ったりもしたけれど、紙ゴミを捨てて、後はなんとなくゲームをしていたりだらだらと家事をやっていたり、夫殿と買い物に行ったり(だから、めだか関連の)していたんだけど、やっぱり心のイキイキ度が違かったような気がする。
で、これじゃアカンと思って、気になっていた洗面所の掃除をせっせとしたりして‥・・って、これじゃアカンって頑張ったのが、何でお掃除なんだ。悲しすぎるだろ。
と言って、心がときめくような、「何か」が、この夏休みにはなかったのが残念。
ちょっと悔しいので、夫殿に敬意を込めてニックネームをつけてさし上げた。
「めだかオヤジィ、なんか充実してたね、今回の夏休みは。」
と、そこに通りすがりのルート君。
「えっ、『めだか親父』ですか・・・」
「ふーん・・・」
「おい、めだかぁ」←もちろん、目玉おやじのモノマネで。