― 殺人は起きてはならない悲劇。でもその悲劇が起きてしまっても、病死として処理され、犯罪であるとさえ認識されなければ、その無念さは計り知れないものがあると思う。
配られていた懸賞犯罪情報のチラシの、その女性の死は「事件」にもなっていなかった。
興味を抱いて捜査を始める、右京と薫。箪笥の裏のオレンジジュースのシミから青酸性ソーダが検出され、事件性を感じる二人だったが、既に遺体もなく病死として処理されているため、警察は動かなかった。―
毒物検出の報告に、ホッと父親が言うセリフ。
「良かった。これで警察はようやく動いてくれる。」
そして薫のセリフ。
「二人です。捜査するのは、我々二人だけです。でも、絶対に捕まえてみせます。」
「あなただったら良かった。順子が死んだ時に来てくれた警察の人が、あなただったら良かった。」
セリフは正確ではないのですが、薫の優しさ全開のいいシーンでしたよね。
さらにテーマは重く、その父は毒物を服用し、病死と診断させ、娘が病死ではなかった事を証明しようとしました。自分の命を使って、警察の誤りを正そうとしたわけですね。
犯人は逮捕されても、失ってしまった父の命は戻らないわけですから、
「こんなの間違っている・・」と薫、セリフのないまま終わる右京・・
終わらせ方も重い余韻がありました。
その中で角田課長といつも特命係を覗いている二人の部下が、特命係ですっかりくつろいでいる所が、面白かったですね。部下の人たち(ごめんなさい。名前も分からないの。)、珍しくセリフがありましたね。
最後に芹沢くんが
「結局手柄を貰う事になっちゃう。」みたいなことも言って笑わせてくれるのが良かったかも知れませんね。
来週は最終回。でも、私はいない。子供よ、ビデオをよろしく。「斉藤さん」も忘れずに撮っててね。「斉藤さん」、最終回は涙の予感あり。
配られていた懸賞犯罪情報のチラシの、その女性の死は「事件」にもなっていなかった。
興味を抱いて捜査を始める、右京と薫。箪笥の裏のオレンジジュースのシミから青酸性ソーダが検出され、事件性を感じる二人だったが、既に遺体もなく病死として処理されているため、警察は動かなかった。―
毒物検出の報告に、ホッと父親が言うセリフ。
「良かった。これで警察はようやく動いてくれる。」
そして薫のセリフ。
「二人です。捜査するのは、我々二人だけです。でも、絶対に捕まえてみせます。」
「あなただったら良かった。順子が死んだ時に来てくれた警察の人が、あなただったら良かった。」
セリフは正確ではないのですが、薫の優しさ全開のいいシーンでしたよね。
さらにテーマは重く、その父は毒物を服用し、病死と診断させ、娘が病死ではなかった事を証明しようとしました。自分の命を使って、警察の誤りを正そうとしたわけですね。
犯人は逮捕されても、失ってしまった父の命は戻らないわけですから、
「こんなの間違っている・・」と薫、セリフのないまま終わる右京・・
終わらせ方も重い余韻がありました。
その中で角田課長といつも特命係を覗いている二人の部下が、特命係ですっかりくつろいでいる所が、面白かったですね。部下の人たち(ごめんなさい。名前も分からないの。)、珍しくセリフがありましたね。
最後に芹沢くんが
「結局手柄を貰う事になっちゃう。」みたいなことも言って笑わせてくれるのが良かったかも知れませんね。
来週は最終回。でも、私はいない。子供よ、ビデオをよろしく。「斉藤さん」も忘れずに撮っててね。「斉藤さん」、最終回は涙の予感あり。