人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

両親や保護者の義務。

2015年02月07日 | お気に入りの言葉

   両親やその他の保護者が、子供たちや自分に託された者らに向って、
自分の当然の義務の事柄、たとえば扶養や病気のときの看護や教育や、
ささやかな楽しみなどを与えたのに対して、感謝するよう求めるならば、
それはかえって彼らの目的を全く失ってしまう。
子供らがそのような要求に気づいたら、心のなかでひどく不快にされよう。
まして、それがたびたび露骨な言葉で口に出されるならば、なおさら気を悪くする。
そのため子供らは恩知らずの性格になりがちであって、保護者たちはあとになってそれを嘆くが、
彼ら自身が子供らをそのような性格に育てあげたことには気づかないのである。
眠られぬ夜のために ヒルティ著より