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イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

家族への態度

2013年04月30日 | お気に入りの言葉

自分の家族を煩わせるものは風を相続し、
愚か者は心に知恵ある者のしもべとなる。(箴言一一29)
家庭がうまくいかないということは、私たちのまわりを見わたすと、
それこそどこにもあるようです。
家庭の中心となるべきものは愛です。
愛によって、家庭はやすらぎの場となります。
ここでやすらぎを得てこそ、外で活躍する力が私たちに与えられましょう。
家庭が平和でないと、外での対人関係もスムーズにいきません。
家の中がいびつなら、外に出てもいびつでする
「自分の家庭を煩わせる者」=家庭にひずみを与える者です。
家庭にひずみを与える子がいると、その家庭はどんなに苦しく、また暗いことでしょう。
また、父親が家庭を顧みず、家庭に仕える愛の責任を果たさない時、どんなにその家庭は、冷たく寂しくうつろなことでしょう。
家庭の一人1人の心に与える傷は深く、家庭をダメにしてしまうのです。
「風を相続する」=人生をうつろにしてしまうことです。
心の一番奥底に、後ろめたさ・寂しさがつきまといます。
その結果、対人関係も自信がなくなり、うまくいかなくなります。
他人なら逃げだすことができても、家庭は互いに逃げ出せません。
苦しめたり苦しんだりするのです。そして、もし逃げ出せばおしまいです。
そんな状況の原因となる人は、それ以外のことでもうまくいかないでしよう。
人の実力とは、単なる能力だけではありません。
頭が切れること・仕事ができること・人が使えること・先が読めること・計画がよく立てられることでもありません。
まわりの人を愛し受け入れていけることではないでしようか。
現代ほど愛の歌をうたう時代はありません。しかし愛はどこにあるのでしょう。
「ここに愛がある」(Ⅰヨハネ四10)と聖書は言います。神に、キリストに、その十字架に、現代の奇跡があります。
 箴言の恵み 今日の知恵 明日の知恵 羽鳥明著より