人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

未来にばかり望みをかけている人

2012年03月28日 | お気に入りの言葉

  眠られぬ夜のために ヒルティ著より
  世間には、あまりにも頑固に、あまりにも一途に未来にばかり望みをかけている人がいる――
決してやって来もしない未来に。」(レッキー)
これは全くその通りである。われわれは将来の心配や計画の苦心をすっかりやめてもよろしい。
もっともつねにその前提として、われわれが正しい、真直ぐな道にあって、
いまさらそれを探す必要もなく、ただそれを進めばよいという状態でなくてはならない。
創世記一七の一*1にいわれていることも、これである。
*1:「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、まったきものであれ。」

  われわれは現在についてほとんど考えない。
たまに考えることがあっても、それはただ未来を処理するために、
そこから光を得ようとするに過ぎない。現在は決してわれわれの目的ではない。
過去と現在はわれわれの手段であり、未来のみが目的である。パスカル