こころのビタミン フィル・ボスマンス 永野藤夫訳より
人よあなたは過去をすべて
もう肩にになっている
未来のすべてをになうつもりか?
それはひどすぎる
あなたの生活は二十四時間
いったいなぜ一気に?
あなたはそんなふうにできていない
そんなことをしたら死んでしまう
マタイによる福音書6:25-34
「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のこ
とで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではない
か。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなた
がたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。あな
たがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。
なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きも
せず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。 栄華を極めたソロモンでさえ、 この花の一つほ
どにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神
はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄
い者たちよ。だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い
悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのもの
がみなあなたがたに必要なことをご存じである。何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。だから、明日のことまで思い悩むな。明
日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
一日づつ生きることが大切です。